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これだけは押さえたい
基本のレザーシューズ
レザーシューズは装いを完成させる上で欠かせないもの。なかでもビジネスにおいてはそのルールが定められています。トゥ(つま先)の形やアッパーのデザイン、さらにソールの厚さで表情が細かく変化します。実用とファッション性が合致したシューズは、ビジネスはもちろんプライベートでも活躍してくれるでしょう。
POINT1
アッパーはクラシカルなものを
ビジネスで使える代表的な種類はストレートチップ、プレーントゥをはじめとしたクラシカルなデザインが主流。トゥの形も先端がとがったスクエアトゥよりも、ナチュラルな形がより馴染みます。基本の黒、そして茶色を揃えておきましょう。
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ストレートチップ
(キャップトゥ)トゥに走る一本のラインが特徴。あらゆるシーンに対応する万能型です。
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ウイングチップ
トゥにW型の飾りをあしらったもの。カジュアル向きのデザインです。
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Uチップ
甲周りがU字の蓋上に縫い付けられているもの。外羽式が原則です。
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プレーントゥ
一枚の革で作られた飾りのないベーシックなデザインです。主に礼装向け。
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モンクストラップ
ベルトとバックルで固定するタイプ。キリスト教の修道士の靴が起源になります。
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ローファー
紐やストラップで締め付ける必要がなくラフに履けるため、カジュアルな装いに合わせます。
POINT2
枚数で表情が変わるソール
革を張り合わせたレザーソールは、その枚数によって足元の表情を大きく変えます。もっともエレガントなのはシングルソール。ただ、ボリューミーなスーツにはダブルソールもしっくりとはまります。それぞれの違いでスーツスタイルの完成度をさらに高めましょう。
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シングルソール
トゥに走る一本のラインが特徴。あらゆるシーンに対応する万能型です。
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ダブルソール
アウトソールの上にミッドソールを敷き、靴底が二枚で構成されています。
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トリプルソール
ミッドソールを二枚重ねにしたもの。厚みのある重厚なフォルムは、どっしりとしたアメリカンスタイルによく合います。
POINT3
靴を製法で選ぶ
レザーシューズは高級靴であればあるほど、伝統的な製法によって作られており、長い間愛用できる堅牢さを持ちます。中でも代表的な2つをご紹介します。どちらも著名なシューズブランドなら必ずと言ってよいほど取り入れている手法です。
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グッドイヤーウェルテッド
インソールの中物にコルクなどをはさみ、ウェルトとアウトソールを縫い合わせる製法。クッション性のある履き心地と、ソールの交換修理が比較的容易にできるのが特徴です。伝統的なイギリスの製法ですが、見るからに堅牢な面持ちは、ゆったりとしたアメリカンスタイルにもマッチします。
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マッケイ
アッパーとソールを直接縫いつける製法で、履き心地がやわらかく軽く仕上がるのが特徴です。ヴァンプと呼ばれるアッパー部分が内側に入るため、外観は角張らないエレガントな印象。軽快なイタリアンクラシコスタイルとの相性が抜群です。