礼服の種類
女性篇
華やかかつ慎ましやかな女性のフォーマルウェア
女性の礼服は、昼と夜で格式別に分類されます。ビュッフェスタイルの結婚パーティーにはどんな礼服を着ていくのが正解?弔事用のスーツ選びのポイントは?ここでは、慶事・弔事に出席する際に役に立つ“礼服のトーン&マナー”を紹介しましょう。
ブラックフォーマル
Black Formal
ブラックフォーマルでは
“たしなみ程度”が重要
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POINT1
コーディネイト弔事の際のフォーマルドレスは、ブラックが最適です。スカートは膝丈からくるぶしまでの長さを選びましょう。
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POINT2
アクセサリー弔事の場合、ネックレスとイヤリングは白や黒の真珠、黒曜石、黒べっ甲を身につけるのが一般的。指輪は結婚指輪だけにしましょう。
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POINT3
ストッキング正喪服の場合、黒色のストッキングを選ぶのがルールです。準喪服であれば黒または肌色、略喪服を着用する際には肌色でもOKです。
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POINT4
シューズ足もとには、黒のパンプスを合わせるのが一般的です。爬虫類柄や目立つ金具がついたものは避けてください。
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POINT5
メイク、マニキュア弔事に出席する際、たしなみ程度のメイクは必要ですが、マニキュアはしない方が無難。必要な際は目障りにならないナチュラルな色を選びましょう。
セレモニー
Celemony
セレモニーでは
抑制しつつも美しく
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POINT1
コーディネイト慶事の席では、ローブ・モンタント(襟ぐりの開いていないアフタヌーンドレス)を原形としたワンピースを着用しましょう。肌の露出が少ない長袖もしくは7〜8分丈のものが基本です
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POINT2
バッグクラッチ型または手さげ型を選び、ハンカチが入る程度の大きさにしましょう。素材は光沢を抑えた布製やカーフ(子牛革)がベストです。
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POINT3
アクセサリーアクセサリー類は真珠を身につけるのが最適です。光を抑えたネックレス、白い手袋をアクセントにしても良いでしょう。
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POINT4
シューズ足もとは、ドレスと共生地のものか、スムース革のプレーンハイヒール、中ヒールパンプスを合わせるのが一般的です。
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POINT5
コサージュ胸もとにひとつ付けるだけで、コーディネイトがぐっと華やかになります。奇をてらわずに、優しい色味のものを選んでください。
パーティー
Party
パーティーではきらびやかな
装飾で、華やかさを強調
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POINT1
コーディネイトイブニングドレスは、ローブ・デコルテを原形とした胸や背の開いた、袖なしのものがおすすめです。素材はラメ地やサテンにしましょう。
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POINT3
バッグ小型で光沢のあるものがベターとされるパーティーバッグ。メタルレースやラインストーン、ビーズがあしらわれたものでも良いでしょう。
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POINT2
アクセサリーアクセントとして身につけるアクセサリーは、宝石やダイヤ、ルビーなどがオススメ。極端に大きなものや全体のバランスを崩してしまうものでなければヘアオーナメントもOKです。
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POINT4
シューズ足もとは、ヒールパンプスやオープントゥを合わせるのが代表的です。カジュアルな靴の中でもミュールやサンダルはNGです。
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POINT5
その他パーティー会場内の冷房がきつい時は、さりげなく肌をショールやケープレット、ボレロなどで覆っていても問題ありません。