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大学で学んだことの例文14選!伝えるコツ・見つからないときの対処法も解説

大学で学んだこと アイキャッチ

「大学で学んだこと」は、書類選考や面接で聞かれることがある質問です。どんな学びエピソードにするか迷う方もいるかもしれません。

「大学で学んだこと」を考える際は、人として成長した「学び」ではなく、これまで取り組んできた「学問」についての質問であることを前提に、内容を考えてみましょう。

この記事でわかること

  • 「大学で学んだこと」で伝えられるものには、講義、ゼミ、実習などがある
  • 成功体験だけではなく、失敗や挫折経験もアピールとして伝えられる
  • 数字を用いるなど、エピソードを具体的にすることで効果的なアピールができる

採用担当者が「大学で学んだこと」を聞く理由

採用担当者が、なぜ「大学で学んだこと」を聞くのか理由を知ることで、伝え方を理解しやすくなります。質問をされる理由として、おもに4つのことが考えられます。

能力・スキルを知りたい

その人がこれまでの勉強を通して、どんな能力、スキルを身につけたのかを知る目的で質問している場合が多いでしょう。

例えば、外国語を学んだことをアピールしたいときは、どの程度話せるのか、ビジネスシーンで活かすことは可能なのかを具体的に伝えてみましょう。

人事

検定試験のスコア、メールや資料作成のスキル、翻訳・通訳の可否、接客経験などを伝えると、学んだことを活かせるシーンがイメージしてもらいやすくなります。

就職後に活躍するイメージをしたい

大学で学んだ結果、何ができるようになったのか、就職後どんなことを活かせるのかを伝えれば、働く自分をイメージしてもらいやすくなります。

「大学で学んだこと」以外でも同様ですが、採用担当者は、学生が将来どんな活躍をしてくれるのか、どんなポジションになりそうか、どの部署が適切かなどもイメージしているはずです。

人間性・人となりを知りたい

「大学で学んだこと」を通じて、どんな人かを知ろうとする目的もあるでしょう。

学んだことに対して、どんな思いをもっているか、どんな姿勢で取り組んだのかを把握することも可能です。

将来働くにあたり、専攻する学部や学科で学んで得た知識も重要ですが、人間性や人となりも採用担当者としては知りたい要素といえるでしょう。

自社とマッチするかを知りたい

人となり、能力を総合的に判断し、結果的にその学生が自社とマッチする人材であるかを確かめる目的も考えられます。

学生と企業のマッチ度が高いほど、長く働きやすいことに加え、成長の機会に恵まれやすい環境だといえるでしょう。同時に、人材が長く働き活躍してくれることは、企業にとって大きなメリットになります。

「大学で学んだこと」のテーマにできること

「大学で学んだこと」を考えるときは、4つのテーマから考えてみるのがおすすめです。

人事

大学内で学んだ機会があることなら、こちら以外のテーマでも問題ありません!

講義

大学で学ぶ機会の頻度、ボリュームともに、日々の講義をテーマに選ぶ方は多いでしょう。

学生にとって講義で学ぶのは当たり前ではありますが、高校生までとは異なり、専門的で難易度が高い分野を学んでいます。

日々勉強をするなかで多くの知識を身につけ、価値観が変わったり、将来働くうえで必要なことを学んだりしているはずです。

ゼミ

ゼミでは、教授などのもとで学生同士がコミュニケーションを取り合いながら、特定の分野について学びます。研究、グループワーク、資料作成、発表など幅広いことを、個人または複数人で進行します。

学ぶテーマはゼミにより異なりますが、研究や発表を行うなかで、成功や挫折、努力、協力といった経験をしているでしょう。

実習

大学によっては、単位を修得するために実習が必須な場合があります。

座学がメインとなる講義とは異なり、学外へ行く機会もあるかもしれません。なかには、実際に働いている人がいる施設などへ行き、実務経験を積んだ方もいるでしょう。

大学内でのイベント

講義や実習といった直接勉強に関わること以外にも、学内で実施されたグループワークやグループディスカッション、交流イベントなどもテーマにできるでしょう。

専攻する学科や学部、学年の垣根を越え、大学内のさまざまな人と交流する機会にも、学べることはたくさんあったはずです。

「大学で学んだこと」で避けたほうがよいテーマはある?

サークル活動や部活、アルバイト、学園祭にまつわる経験、役割など、勉強とは直接関わりがないことは「大学で学んだこと」としては不向きです。「大学で学んだこと」を質問される意図は、学問について知りたいという目的があります。

これらがアピールポイントにならないわけではありませんが、テーマとしては講義など勉強に関わりがあるほうが、内容として適しています。

勉強以外のことをアピールしたい方は、ガクチカ、自己PR、長所・短所でアピールをしてみましょう。

「大学で学んだこと」を見つける方法

「大学で学んだこと」を考えるときは、次の4つのことから考えてみましょう。

これまで学んだことを振り返れば、特に学びが深かったことや、自分が変わるきっかけになったことを思い出せるはずです。

これまで履修した科目を可視化する

1年生から履修してきた科目を書き出すなどして、可視化をしてみましょう。学部独自の専門的な分野もあれば、語学やビジネス、一般教養などさまざまなことがあるはずです。

志望する企業・業界と、自分が専攻する分野に関連性がある場合、何を学んだかが伝えやすいでしょう。

苦労した分野・得意だった分野を振り返る

苦労した分野は、挫折や努力から得たことを伝えやすいでしょう。得意だった分野は、その分野について知識やスキルがあるとアピールしやすくなります。

挫折や失敗はネガティブに聞こえるかもしれませんが、乗り越えた方法などを具体的に伝えれば、学びとしてアピールできます。

複数人で取り組んだことから考える

長所や自己PRでコミュニケーション能力や協調性などをアピールする場合、「大学で学んだこと」の内容を、グループワークなど複数人で取り組んだことをテーマにすると、関連性を高めやすくなります。

大学にまつわるもので複数人で実施するものといえば、講義や研究、ゼミでのグループワーク、実技、実習などがあります。

大学で新たな価値観が生まれた瞬間を思い出す

大学で専門的な分野を学んでいると、講義の内容によっては価値観が変わるきっかけになったできごともあるでしょう。

新たな価値観が生まれた講義の内容、何を知りこれまでとどう変わったかを考えてみるのがおすすめです。

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「大学で学んだこと」が見つからないときの対処法

「大学で学んだこと」を見つける方法でも学んだことが見つけられないときは、細かなことよりもざっくりとしたことから考えることで、ヒントが得られるかもしれません。

難しく考えすぎず、次の4つのポイントを参考に、自分にとって取り掛かりやすいものから考えてみましょう。

成績がよかった講義を振り返る

成績がよかった講義は、自分の得意分野であるといえます。

まずは、得意分野でどんな知識やスキルがついたのかを振り返ってみましょう。

大学の取り組みのなかで印象が強かったものを振り返る

成績に関係なく、印象が強かった講義やゼミなどでは、価値観が変わった、これまで経験していないことを学んでいた可能性があります。特に、専門的な分野の場合、新たな学びもあったはずです。

印象として強く残っていることは思い出しやすく、「大学で学んだこと」を具体的なエピソードにしやすいでしょう。

大学入学前後の価値観の違いを考える

大学入学の前後で、価値観が変わった人もいるでしょう。

数年間でさまざまなことを学び経験して、価値観がどう変化したかも考えてみてください。価値観に変化が生まれているのであれば、大学で学んだことがきっかけとなった可能性があります。

大学・学部を選んだきっかけ・理由を思い出す

大学に入学するにあたり、なぜこの大学を選んだのか、学部を専攻したのかといったことも思い出してみましょう。「◯◯を学べるから」「この大学の◯◯に興味があった」などのきっかけを思い出せるかもしれません。

きっかけになったことは大学で学べたのか、学んだ結果自分にどんな変化をもたらしたのかを考えてみてください。

「大学で学んだこと」と志望する企業・業界に関連性がないときはどうする?

専攻している分野と、志望する企業・業界が関連性がない場合もあるでしょう。例えば、外国語を学ぶ学部に所属している方が、福祉に関連する企業・業界への進路を検討しているときなどです。

もちろん、異なる分野、系統の企業を志望することは問題ありません

「大学で学んだこと」を作成する際は、特定の専門分野に関すること以外を伝えるのもおすすめです。グループワークで学んだこと、挫折を乗り越えた経験のような主体性がアピールできることなどを伝えてみましょう。

人事

まったく異なる分野の場合、専門的のみを伝えると相手に自分の魅力が伝えにくくなるかもしれません。分野が違う場合は、わかりやすさを意識してみてください。

「大学で学んだこと」の構成4ステップ

「大学で学んだこと」を作成するための4ステップを紹介します。

人事

何を書くか迷っている方も、この順番で考えることで、まとまりがある文章を作成しやすくなります。

結論

「私が大学で学んだことは、◯◯です」「私は大学で◯◯を学びました」といったように、エピソードの最初に結論を伝えることで、大学で学んだことが何かがわかりやすくなります。

結論から伝える手法は「大学で学んだこと」以外でも活用できます。

取り組んだきっかけ

次に、なぜそれを学ぼうと思ったのか、深く学ぶことはできたのかを伝えます。

「◯◯に興味があり専攻しました」「英語を深く学ぶために◯◯をテーマにしたゼミを選びました」などのように、結論に取り組んだきっかけを伝えます。

取り組んだきっかけは、次に作成する「大学で学んだ具体的なエピソード」を話すための導入部分となり、話をつなげやすくなります。

大学で学んだ具体的なエピソード

「大学で学んだこと」のおもな部分となる、経験の内容を具体的に伝えます。例えば、次のようなことです。

  • 「研究を進めていくうちに◯◯がわかってきた」
  • 「ゼミメンバーと対立したこともあったが、◯◯をして乗り越えた」
  • 「講義で学んだ◯◯を実習で実践して✕✕の効果を得た」

エピソードは、特定の分野を学んでいない人でも理解できるよう、専門用語は控える、またはかみ砕いて説明するようにしましょう。

エピソードは成功した、成果を得たこと以外でも構いません。思うような結果が出なかったとしても、努力の過程や失敗を乗り越えたこともアピールにつなげることができます。

大学で学んだことを入社後に活かす方法

「大学で学んだこと」を、入社後にどう活かすのかを最後に伝えます。

「◯◯の知識を活かしながら、結果を出していきます」「学んだ基礎を用いながら、実践的なスキルを培っていきます」などと伝えることで、入社後の自分をイメージしてもらいやすくなるでしょう。

「大学で学んだこと」を効果的に伝えるポイント

「大学で学んだこと」をわかりやすく、深みを出すためには、次の3つを意識しながら作成してみましょう。 

特に注力した一つのエピソードに絞って伝える

学んだことは複数ある場合でも、「大学で学んだこと」として伝えるのは一つに絞りましょう。一つに絞るほうが、エピソードを重点的にわかりやすく伝えることができます

学んだことを複数アピールしたい場合、ほかのエピソードは自己PRやガクチカで伝えるのもおすすめです。ただし、学んだこと同士の関連性が薄い場合、「結局何を頑張ったのか」を伝えにくくなるため、エピソードは関連づいたものを選ぶようにしましょう。

聞き手がイメージしやすいテーマにする

専門的な分野の話では、狭く深いテーマになることもあるでしょう。

知識や経験をアピールするためには、専門的な分野の話をしなければならないこともありますが、読み手または聞き手によっては、理解やイメージしにくい可能性もあります。

そのため、どんな人が見ても理解できるエピソードにするほうが、自分の魅力を伝えやすくなるはずです。

数字などを使いエピソードを具体的にする

「◯点が△点までアップした」などのように、数字を使い変化を表すことで、エピソードをより具体的にすることができます。

テーマやエピソードによっては数字を用いることは難しいですが、「◯◯が✕✕になった」といったように変化を示せば具体性を高められるでしょう。

「大学で学んだこと」を考えるときの注意点

「大学で学んだこと」を作成するときは、2つのことに注意しましょう。

専門用語は控える

「大学で学んだこと」は学業に関することをテーマにするため、専門的な話になることが少なくありません。

学んだことの分野と、志望する企業・業界の分野が同じ場合でも、書類を読む人や面接を担当する人が、その分野に長けているとは限りません。そのため、専門用語を多く用いてエピソードを作成すると、内容は優れていても相手に伝わりにくくなる可能性があります。

可能な限り専門用語は控え、一般的に広く知られている言葉を使うのがおすすめです。

就職後に活かしづらいテーマは控える

「大学で学んだこと」は、学んだことや知識として得たものをただ伝えるだけではなく、自分をアピールし理解してもらうものです。

そのため、将来の自分をイメージしにくいもの、就職後に活かすことが難しいものは、エピソードとして不向きな可能性が高いでしょう。

最終的に、学んだことをどう活かすかを伝えれば、アピールをしやすくなります。

【学部別・理系】大学で学んだことの例文

ここでは、理系の学部別「大学で学んだこと」の例文を紹介します。

工学部

私は◯◯大学の工学部で、電気工学を専攻しものづくりが人の命を救うことを深く知りました。

私が電気工学のなかでも特に興味をもったのは、医療機器に関連するものです。私は高校1年生のとき、1週間ほど治療のために入院をした経験があります。その際に身につけた、医療機器がどのような仕組みで、患者の状態をモニタリングをしているのかに興味を抱いていました。

大学生になり、臨床工学の講義で自分が興味を抱いていた医療機器の電気工学、電磁気学を学ぶ機会がきっかけとなり、自分が得意な分野で働きたいと思い始めるようになりました。

御社が製造、販売している医療機器の開発に携わり、ものづくりから命を救う仕事に尽力をしていきたいです。

経済学部・商学部

私は経済学部で、データサイエンスを学びました。

私の父は「◯◯株式会社」で飲食店を経営しています。幼い頃から父が経営者として現場で働く姿を見ており、いつか父のように地元に貢献できる人間になりたいと考え、経営をサポートする方法を深く学ぶために◯◯大学の経済学部に入部しました。

大学のゼミでは、地元企業の協力を得て、消費者が商品を知った理由、購入する理由やタイミングなどをデータとして収集させてもらった経験があります。講義ではAIを用いたデータ収集、分析などを学びましたが、現実では予想できなかったデータをとることができ、講義ではわからないことが多数あることに驚きがありました。

御社で働く際は、データを通じてお客様をサポートし、理想とする経営に役立てるよう寄り添う心を大切にしながら働きたいと考えています。

理学部

私は理学部で、宇宙物理を学びました。

私は小学生のころから算数と理科が好きで、将来は理数系に進むと決めていました。特に興味をもったのが宇宙に関することで、宇宙に関する本を小・中・高と読んでおり、「◯◯」の著者である△△先生が教授を務める大学への進学を決意し、入学することができました。

大学では宇宙物理学に関する研究室に参加しました。講義よりもさらに深い宇宙について学んだりディスカッションをしたりし、修士論文「◯◯」を作成することができました。

大学・大学院で学んだ宇宙工学に関する知識を発揮し、まだ解明されていない宇宙のことを解明するために、御社で研究を行いたいです。

医学部

私は医学部で、人命に寄り添う心のあり方を学びました。

私が医学部に進学したのは、誰よりも深い知識、高い技術を身につけ人の命を多く救いたいと思ったからです。医学部の実習では、長時間をかけて膨大な量の知識を詰め込む必要がありました。なかでも私が特に深い学びを得たのは、人の死と向き合ったときでした。

技術や知識を身につけるのは当たり前ではありますが、患者とその家族をどうサポートできるのかを深く知るきっかけとなりました。

講義、実習で身につけた医療の知識、患者に寄り添う心を活かし、将来的には途上国・災害地で医療のサポートにも参加をしていきたいです。

薬学部

私は薬学部で、医薬品を通じてコミュニケーションの重要性を学びました。

中学、高校と化学が得意であり、将来は薬剤師になりたいという気持ちが芽生えていました。大学に入学するまでは、薬剤師とは「指示があった薬を患者に出す役割」といった認識でした。大学で化学や生物、薬学を学ぶにつれ、私が想像している以上に幅広く深く、生命を左右する要素が大きい分野だと感じました。

実習で医療現場に入り、患者とのコミュニケーションの取り方だけではなく、医療従事者同士の情報共有などが重要であることを強く感じました。実習の際、医師の方に講義をしてもらい、講義では学べなかったことを知ることもできました。

実習で学んだ、医療従事者がチームとなることの大切さを胸に、御社で薬剤師として活躍していきたいです。

看護学部

私は看護学部で、医療現場の厳しさを学びました。

私の母は長年看護師として働き、その姿を見て尊敬をしており、将来は母と同じ看護師を目指すことを決めていました。

これまでの大学生活で特に深く印象に残っているのは、◯◯病院での看護実習です。実習のために、これまでの講義を振り返り知識をできるだけ身につけ挑んだつもりですが、現場では自分の力は及ばず、厳しい環境のなかで学ぶことばかりでした。

講義や実習で身につけた看護・医学の知識を、御院で活かし、より高い技術を身につけ貢献をしていきたいです。

スポーツ学部・体育学部

私はスポーツ学部で、スポーツトレーナーになるための技術、知識を学びました。

中高生、現在も陸上部に所属し、長距離走を行っています。高いパフォーマンスを出すための、日々の食生活、メンタルの持ち方、体のケア方法を大学の講義で学びましたが、中高生のときは、正しく質の高い情報を知ることができていませんでした。大学で学んだ知識を、中高生のころに知っていればと思うこともありました。

将来自分がトレーナーになり、小・中・高生がより高いパフォーマンスを出し、記録を更新していくことの楽しさを学んでほしいという願いがあります。

御社でトレーナーとして働く際は、記録を伸ばす楽しさを通じて、運動の楽しさ、努力を継続することの喜びを子どもたちに伝えていきたいです。

【学部別・文系】大学で学んだことの例文

次は、文系の学部別「大学で学んだこと」の例文を紹介します。

教育学部

私は教育学部で、子どもの「苦手を好きにする大切さ」を学びました。

私は小学生のとき恩師である担任と出会いました。そのことをきっかけに、小学校の先生になると決めており、◯◯大学の教育学部へ進学しました。子どもと関わる機会を増やし、自分も成長をしていくことを経験するために、◯◯塾で講師のアルバイトをした経験もあります。

教育実習では、小学2年生クラスに1週間教育実習へ行きました。子どもたちの前で授業をしましたが、練習やイメージトレーニングどおりには進まず、担任の先生のように子どもたちに寄り添いスムーズな授業ができなかったことは、今でも心残りです。

しかし、子どもの視点に立ってともに成長をしていきたい気持ちは誰にも負けません。御社に入社し塾講師として働き、一人でも多くの子どもに勉強を好きになってもらえるよう、努力を継続していきます。

農学部

私は大学で畜産科を専攻し、第一次産業を未来につなげる必要性を学びました。

畜産に興味を抱いたきっかけは、農業や畜産をテーマにした作品で、将来自分の仕事にしたいと思うようになりました。

畜産家での講義、実習はこれまでに経験したことのないものばかりで、私の価値観を大きく変えるものでした。今まで当たり前に行ってきた食ですが、牛の分娩に立ち会うこと、肉を加工、ミルクを絞り製品にすることを目の当たりにすると、自分自身がより深く理解するだけではなく、これからの未来を担う子どもにも知ってもらいたい、と思うようになりました。

日本では、農業全体の担い手が少なくなっているのが現状です。日本の食を支える農業をより魅力的なものだと発信をしながら、担い手不足をカバーできる高い技術を開発するために、御社で尽力していきたいです。

法学部

私は大学で、生まれ育ったまちに対する情熱を学びました。

政治の歴史を学ぶ講義のなかで、グループを組み「地方のまちづくり」についてディスカッションを行った経験があります。ディスカッションで、私が思う理想のまちについて意見を出したところ、友人からもたくさんのアイデアが出て、話は盛り上がりました。

私は地方出身で東京で働きたい夢もありましたが、講義をきっかけに地元のまちを活性化することに、自分のやりがいを感じられるのではないかと気づきました。現実的には困難な問題に直面することは多々あると思いますが、地元を愛する気持ちは強くもっています。

大学で学んできた政治、まちづくりの知識を活かしながら、◯◯市を活性化させるために貢献をしていきたいと考えています。

社会福祉学部・保健福祉学部

私は大学で社会福祉を専攻し、障害者福祉を学びました。

私が興味を抱いたのは障害者福祉で、障害者が今より活躍できる社会を目指せる社会を考えています。大学ではおもに障害者福祉を専攻し、大学3年生のときに療育施設に実習へ行き、苦労のなかでさまざまなことを学んだことが、大きな経験となっています。

療育施設を訪れたのは実習のときが初めてで、子どもたちとどう接すればよいのか迷うことが多くありました。子どもたち一人ひとりで特性が異なり、接し方や好きなこと・苦手なことを覚えるなど、講義だけではわからないことがほとんどでした。そういったなかでも、子どもたちがよりよい未来で将来活躍していける社会を考え、その役割を果たしていくことが自分のやりがいになると信じています。

御社の施設では、実習で得た経験を活かして働きたいと考えています。

外国語学部

私は大学で英語を専攻し、ハイレベルなコミュニケーション能力、ビジネススキルを学びました。

私はおもに英語を専攻していますが、小さなころから将来は海外で働くことが夢でした。英語に興味をもったのが、父がアメリカへ単身赴任をしていたことがあり、そのときの話をよく聞いておりアメリカに興味を抱いたからです。

語学力を高めるために、1年間姉妹校に留学しました。そのほかにも、学内で日常的に英語を話す留学生と交流を積極的にするなど、自分の語学力を高め、確かめる環境に身を置くことを意識していました。日常の英会話をスムーズにできることに加え、ビジネス文書・資料の作成をスムーズにできるようになりました。

将来は、御社の海外支社である◯◯で働きたいと考えています。大学で学んだ語学力を活かしながら、御社でビジネススキルを高め、グローバルに活躍したいです。

芸術学部

私は大学で、デザインの基礎と価値観について学びました。

専攻をしているのはデザイン学科で、広告に欠かせないグラフィックデザイナーを目指し、日々勉強しています。

私は小さなころから独学で絵を学び、自己満足で書き続けてきました。SNSに作品を投稿していたこともあり、現在でも行っています。好きな絵を描き続けていましたが、大学で基礎・理論を学んだとき、自分はまだ基礎が足りていないのだと気づくことができました。オリジナルを表現することにも必ず基礎は必要なものであると知り、自分の価値観が大きく変化しました。

御社の業務で多くの人を引きつけるデザインを作成し、注目を集め利益につながるような作品で貢献していきたいと考えています。

生活科学部

私は大学で、調理学・食文化などを学びました。

座学では食の文化、安全、教育などをおもに学び、実習では和洋中さまざまなジャンルの調理も行っています。私は細かな作業が得意で、学部全体で開催された「スイーツコンテスト」では、優秀賞をもらうことができ、学内外で身につけた技術を評価してもらうことができました。

幼い頃から親しんだ御社の製品の開発・企画に携わり、100年先も愛される製品を生み出していきたいです。

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よくある質問

「大学で学んだこと」では何を書けばいいですか?

「大学で学んだこと」には、講義やゼミ、実習、大学内で実施されたイベントなどを書くのがおすすめです。

テーマは「学んだこと」と直接関係する、学業に関することを選択しましょう。

大学で学んだことがない場合、どうすればいいですか?

「大学で学んだこと」が見つからなくても、これまでの講義などを振り返ることで、テーマのきっかけが見えてくることがあります。次のことから、ヒントを探してみましょう。

・成績がよかった講義を振り返る
・印象が強かった講義を振り返る
・大学入学前後の価値観の違いを考える
・大学・学部を選んだきっかけ・理由を思い出す

それぞれの方法は、「「大学で学んだこと」が見つからないときの対処法」で詳しく紹介しています。

大学で学んだことを活かす方法には、どんなことを書けばいいですか?

学んだことを活かす方法には、「入社後自分がどんな活躍をするか」「将来どういう人物になっていたいか」をアピールするのがおすすめです。

例えば、「売上に貢献していく」「リーダーシップを発揮する」「将来は海外の支店で働きたい」といったものです。

「大学で学んだこと」の理系の例文を教えてください

ここでは、教育学部における「大学で学んだこと」を紹介します。

私は経済学部で、データサイエンスを学びました。

私の父は「◯◯株式会社」で飲食店を経営しています。幼い頃から父が経営者として現場で働く姿を見ており、いつか父のように地元に貢献できる人間になりたいと考え、経営をサポートする方法を深く学ぶために◯◯大学の経済学部に入部しました。

大学のゼミでは、地元企業の協力を得て、消費者が商品を知った理由、購入する理由やタイミングなどをデータとして収集させてもらった経験があります。講義では、AIを用いたデータ収集、分析などを学びましたが、現実では予想できなかったデータをとることができ、講義ではわからないことが多数あることに驚きがありました。

御社で働く際は、データを通じてお客様をサポートし、理想とする経営に役立てるよう寄り添う心を大切にしながら働きたいと考えています。


そのほかの例文は「【学部別・理系】大学で学んだことの例文」で紹介しています。

「大学で学んだこと」の文系の例文を教えてください

ここでは、教育学部における「大学で学んだこと」を紹介します。

私は教育学部で、子どもの「苦手を好きにする大切さ」を学びました。

私は小学生のとき恩師である担任と出会いました。そのことをきっかけに、小学校の先生になると決めており、◯◯大学の教育学部へ進学しました。子どもと関わる機会を増やし、自分も成長をしていくことを経験するために、◯◯塾で講師のアルバイトをした経験もあります。

教育実習では、小学2年生クラスに1週間教育実習へ行きました。子どもたちの前で授業をしましたが、練習やイメージトレーニングどおりには進まず、担任の先生のように子どもたちに寄り添いスムーズな授業ができなかったことは、今でも心残りです

しかし、子どもの視点に立ってともに成長をしていきたい気持ちは誰にも負けません。御社に入社し塾講師として働き、一人でも多くの子どもに勉強を好きになってもらえるよう、努力を継続していきます。


そのほかの例文は「【学部別・文系】大学で学んだことの例文」で紹介しています。

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