面接

就活面接を攻略!頻出質問や対策のコツ、マナーを総解説【新卒】

就活が始まっていよいよ面接となったときに、面接のイメージが湧いていないと「対策方法がわからない」「今している対策で十分か」などの不安を感じるかもしれません。

一言に「面接」といっても、形式やフェーズによって流れや気をつけたいポイントなどが異なりますそのため、形式やフェーズに合わせた対策を行うことが重要です。

この記事では、就活面接の形式やフェーズごとの特徴、よく聞かれる質問や回答のポイントなどを紹介します。就活面接を成功させるための大切な心構えや心得、面接前にやっておきたい事前準備も紹介するので、対策に漏れがないか確認したい方もぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • 一次面接〜最終面接の各フェーズで面接時間や通過率、重視されるポイントなどが異なる
  • 企業は面接での質疑応答を通じて、自社への入社意欲や熱意を確かめている
  • 面接対策は想定される質問の回答の用意に加えて、服装や持ち物の準備も行うことが重要

監修者からのコメント

監修者
遠藤 美穂子さん

書類選考や適性検査を通過すると、いよいよ面接です。面接は学生がふるい落とされる場ではなく、企業と学生がお互いを理解し合う場です。
緊張しすぎず、自信を持って臨めるよう、身だしなみも、話す内容もしっかり準備していきましょう。

就活面接の形式はおもに4種類

面接は、就活において重要な選考過程のひとつです。企業によって採用フローは異なりますが、就活の選考では、ES(エントリーシート)などの書類選考を行い、Webテストや適性検査などの筆記試験を通過した後、複数回の面接を受ける流れが多い傾向です。

企業は面接によって、学生の能力や人柄、入社意欲や熱意などから総合的に見て「自社とマッチする人材かどうか」を知ろうとしていると考えられます。

面接の形式はおもに以下の4種類があり、形式ごとに人数や面接の流れ、重視されるポイントなどが異なります

面接のおもな形式

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

集団面接:複数の応募者と同時に行う面接

集団面接(グループ面接)は、複数の応募者が同時に面接を受ける選考方法です。一次面接などの応募者が多い段階では、集団面接の形を取ることがあります

集団面接に参加する人数は、2〜6人の学生に対して、面接官が1〜3人など、企業によって異なります。面接官は、人事担当者や将来の上司になり得る若手社員が担当することが多いです。

集団面接では、おもにコミュニケーション能力や協調性を発揮することが大切です。限られた時間のなかでアピールする必要があるため、ほかの学生への配慮といった協調性を持ちながらも積極的な自己PRや、意見の主張を心がけましょう。

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集団面接はほかの学生も参加しており、いつもより緊張感が高まるかもしれません。自分とほかの学生を比較してしまう方もいますが、過度に気にすることなく質問に答えていきましょう。不安感を軽減するための事前対策も紹介しています。

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集団面接の流れ

集団面接はおもに以下の流れで行われます。

  1. 受付
  2. 待機
  3. 入室
  4. 質疑応答
  5. 退室

集団面接の入室から着席までの流れも確認しておきましょう。複数人で行動するため、入室の順番によって対応が異なります。

集団面接の入室の流れ

集団面接での入室時は、先頭の人のみがドアをノックします。面接官から「どうぞ」との合図を受けた後、一人ずつ「失礼いたします」と一礼して入室します。

面接室に入った後は面接官からの着席指示を待ち、「どうぞお座りください」と言われたら着席しましょう。入退室時のドアの開け閉めは、入室する最初の人と最後の人が担当します。

人事

ドアノブをしっかり握り、ゆっくりと静かに閉めるようにしましょう。

グループディスカッション:複数人のグループで議論を行う選考

グループディスカッションは、複数人のグループが特定のテーマについて議論し、制限時間内に結論を出していく選考方法です。複数人で行われる点は集団面接と同じですが、以下のような違いがあります。

集団面接とグループディスカッションの違い

  • 集団面接:面接官と学生のやりとりに焦点を当てた選考
  • グループディスカッション:学生同士のやりとりに焦点を当てた選考

グループディスカッションは、「各参加者がどんな役割を果たし、議論にどれだけ貢献しているか」など、一般的な質疑応答の面接や書類選考では把握しにくい側面を知るために行われます。

人事

グループディスカッションでは、問題解決能力や論理的思考能力、リーダーシップが重要です。

グループディスカッションの流れ

グループディスカッションはおもに以下の流れで行われます。

  1. 担当者から説明を受ける
  2. グループ内で簡単に自己紹介をし、役割分担を行う
  3. ディスカッションをする
  4. グループ内で意見をまとめ、発表の準備をする
  5. グループで話し合った結論を担当者に発表する

れらのステップを30〜40分のなかで行うことが多いです。グループディスカッションの種類や役割、練習方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。

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個人面接:応募者一人と面接官で行う面接

個人面接は、応募者一人ひとりに焦点を当てた面接形式です。応募者と面接官が一対一の場合もあれば、一人の応募者に対して面接官が複数人の場合もあります。

個人面接では、応募者の人柄や能力、入社意欲や熱意を深く知ることを目的としています。質問内容や、「志望動機」や「自己PR」などの頻出質問に加えて、応募者の経歴やこれまで回答した内容により調整されることもあります

個人面接は、応募者の個性や適性をより深く知るために、二次面接や最終面接で行われる傾向があります。

個人面接の流れ

個人面接はおもに以下の流れで行われます。

  1. 訪問・受付
  2. 待機
  3. 入室
  4. 面接中
  5. 退室

個人面接では複数人で行われる選考に比べて個人の行動や発言がより目立つので、訪問・入室から退室まで気を緩めることのないよう、しっかりと対策を行いましょう。

個人面接の入室の流れ、ポイントは以下のとおりです。

個人面接の入室の流れ

入室の際は、ドアを軽く3回ノックし、「どうぞ」といわれたら「失礼いたします」と一礼してから入室します。面接室に入ったら、ドアノブをしっかり持ち、静かにドアを閉めましょう。

指定された席の横に立ち、面接官に明るく挨拶をして、お辞儀も忘れずに行います。面接官から「どうぞお座りください」などの指示があってから着席し、面接中は礼儀正しく対応しましょう。

退室時には、「本日はありがとうございました」などの感謝の気持ちを伝え、ドアを静かに閉めます。

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Web面接:パソコンやスマートフォンを使ってオンラインで行う面接

昨今では、パソコンやスマートフォンのビデオ通話機能を活用した「Web面接(オンライン面接)」を行う企業も増えています。Web面接は、自宅や任意の場所から面接に参加でき、直接会場に足を運ぶ必要がないことがメリットです。

質問内容は対面での面接と大きな違いはありませんが、Web面接ではオンラインならではの対策が必要です。具体的には、パソコンやマイクといった機器の準備から、画面に映る背景の調整、音声や通信環境のチェックなど、入念な準備を行っておきましょう。

Web面接の対策や準備については、こちらの記事で詳しく解説しています。

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Web面接の流れ

Web面接はおもに以下の流れで行われます。

  1. 開始5分前には入室し、待機する
  2. 企業担当者が入室したら、面接を開始する
  3. 面接が終了したら退室する

通信の不具合などトラブルが起きる可能性もあるため、遅くとも面接開始予定時刻の10分前にはパソコンを起動し、5分前には共有されたURLにアクセスして入室しておきましょう。

Web面接では、対面の面接と異なり「ドアをノックして入室し、座る」といった物理的な動作は不要です。URLにアクセスし相手と接続された瞬間から面接が始まると考え、面接官がいつ入ってきてもいいように備えておきましょう。

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フェーズ別 就活面接の特徴【一次・二次・最終】

就活面接の回数は企業によって異なりますが、一次面接・二次面接・最終面接の3段階が用意されることが一般的です。各フェーズでは、面接時間や通過率、面接官が重視するポイントなどが異なります。そのため、各段階に応じた準備が必要となることを理解しておきましょう。

一次面接

一次面接の特徴と傾向

書類選考である程度絞り込まれていても、一次面接を受ける学生の人数は比較的多く、さらに絞り込む必要があるため面接通過率は低めの傾向です。

一次面接は参加する学生の人数が多いため、「集団面接(グループ面接)」の形式で行われることもあります。集団面接の場合、面接全体の時間が長くても、一人に対して与えられる時間が短いことが特徴です。

また、多数の応募者に対応する手段として、学生が直接会場に来る必要がない「Web面接」を選択する企業も増えています。

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二次面接

二次面接の特徴と傾向

二次面接では、学生をより深く知るために、一次面接よりもさらに踏み込んだ質問が行われます。応募者が企業でどんな役割を果たすかを具体的にイメージするため、そして学生自身に将来の職場での自分の活躍をイメージしてもらう目的があります。

二次面接は個人面接や少人数での集団面接で行われることが多く、一次面接に比べて学生一人に割り当てられる時間は長くなる傾向です。

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最終面接

一次面接や二次面接では、人事や現場の社員が面接官を務めることが一般的ですが、最終面接では社長や役員が面接をすることが多いです。

最終面接にかかる時間は企業によって大きく異なります。おもな目的が意思確認や顔合わせであれば、短時間で終わることもありますが、一次面接や二次面接に比べてより慎重に対応を行う企業もあるようです。

内定者を決める最終面接では、応募者の入社に対する意志や熱意が特に重視されます。したがって、面接官に対して、入社への思いを具体的に伝えることが重要です。

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就活面接で企業が知りたいポイント

企業によって面接で注目している点はさまざまですが、一般的に面接官は以下のポイントを見ていると考えられます。

  • 入社意欲・志望度
  • 自社との相性
  • 人柄
  • マナー
  • マインド面:責任感や向上心など
  • スキル面:コミュニケーション能力や論理的思考

企業は自社への志望度が高く、入社に対する強い意欲を持つ応募者を採用したいと考えています。そのため、質疑応答を通じて、入社への意欲や熱意を確かめています。具体性のある志望動機や自己PRを回答することで、熱意とともに「なぜこの業界か、なぜこの企業か」が伝わりやすくなります。

また、学生とのミスマッチを避けることも重要な目的であり、さまざまな質問を通して学生との相性を確かめています。ミスマッチになると早期離職につながる可能性が高いため、企業だけでなく学生にとっても大切なポイントになるでしょう

ビジネスパーソンとして最低限のマナーが備わっていることも重要です。面接では、身だしなみや服装、挨拶、立ち振る舞いなども気を配りましょう。

監修

企業は面接を通じて、学生一人ひとりの人柄や意欲、能力、入社後のイメージを知りたいと考えています。
Webサイトで見た言い回しや、他の人が使いそうな抽象的な言葉だけではなく、学生自身の経験や自分なりの考えを表す言葉で説明できると好印象です。

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就活面接を成功させるための大切な心構え

ここでは、就活面接の対策を始める前に知っておきたい心構えを紹介します。面接を成功させるために、しっかりと押さえておきましょう。

就活面接は「自分がどんな人か」を伝える場

就活面接は「自分がどんな人かを」伝える場であると同時に、企業との相互理解を深め、入社への意思を確認する場でもあります。

面接は、自己PRや志望動機を通して、自分の強みや価値観、熱意を直接伝えることができる機会です。ただし、ときには想定外の質問をされることもあります。どんな質問でも、企業は学生の志向や考え方などの内面を知ろうとしているので、その点を踏まえた受け答えを心がけましょう。

 選ばれる立場であると同時に選ぶ立場である

面接前は、「どうすれば内定をもらえるか」「どうすれば企業に選ばれるか」ばかりを考えがちになるかもしれません。しかし実際は、「どうやって選ばれるか」だけでなく、「自分がどんな企業をどう選ぶか」という視点も重要です。

企業が求めていることを押さえつつも、面接では自分らしさを打ち出していくことが大切です。自分のよさを伝えたうえで、その価値を理解してくれる企業から内定を得られると、ミスマッチを防ぐことができるでしょう。

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就活面接に向けてやっておきたい準備

面接前には、企業研究や自己分析、想定される質問の回答準備などの対策に加えて、服装や持ち物の準備も行っておきましょう。

企業研究:志望企業の事業内容・経営理念・社風などを理解する

企業のWebサイトには、事業内容や経営理念、社風、ビジョン、ミッションなどが詳細に記載されています。これらを事前に把握しておくことで、面接での自己アピールや質問に臨機応変に対応しやすくなります

企業のWebサイトに社員インタビューが掲載されている場合、それらを見ておくことも有効です。社員の声や仕事内容、キャリアパスに関する情報は、企業の内部文化や雰囲気を理解するための重要な手段となります。

さらに、企業説明会やOB・OG訪問への積極的な参加を通じて、直接的な情報を得ることも重要です。企業に対して主体的な情報収集を行う姿勢をアピールする機会にもなるでしょう。

企業研究の詳しい内容はこちらの記事で紹介しています。

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企業との適合度を明確に示せるように、自分が大切にしている価値観や譲れないものを整理しておきましょう。

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想定質問と回答:想定される質問と回答を準備する

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履歴書やESと同じ質問をされる場合もあるので、記入した内容を面接前に再度振り返り、一貫性のある回答をすることも大切です。

【対策必須】就活面接でよく聞かれる質問10選」では、面接で頻出の質問を紹介しています。ここで紹介している質問の回答も準備しておきましょう。

服装:清潔感のある服・身だしなみを意識する

面接では、清潔感を意識した服装や身だしなみを意識することも重要です。

スーツを指定された場合は落ち着いた印象のあるシンプルなデザインのものを選び、適切なサイズと着こなしを心がけましょう。

スーツの着こなし例

服装自由や私服指定の場合は、ビジネスカジュアルがおすすめです。ビジネスカジュアルとは、ビジネスの場に適した、スーツより少しカジュアルな服装を指します。

服装だけでなく、清潔感のある髪型やメイクを意識したり、汚れや傷のないバッグやシューズを用意したりなどの準備も行っておきましょう

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必要な持ち物を揃える

面接で必要な持ち物は、企業からのメールや企業の公式サイトに記載されていることがあります。まずは、企業から届く面接の案内を見て、必須の持ち物を確認しましょう。

持ち物に関する案内がない場合の参考として、「面接で必須の持ち物」と「面接であると便利な持ち物」を紹介します。

面接で必須の持ち物

  • A4サイズの書類が入るバッグ
  • 携帯電話
  • 指定された提出書類
  • 筆記用具、メモ帳
  • クリアファイル
  • 腕時計
  • 現金、交通系ICカード
  • ハンカチ、ティッシュ
  • その他、指定されたもの

面接であると便利な持ち物

  • モバイルバッテリー
  • 折りたたみ傘
  • 学生証
  • 企業研究や自己分析の内容をまとめた資料
  • 手鏡、ブラシ(くし)
  • 歯ブラシセット
  • メイク道具
  • 消臭スプレー
  • メガネ・予備のコンタクトレンズ
  • 常備薬
  • 予備のストッキング

持ち物の詳細や、面接に向けた詳しい準備についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

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【対策必須】就活面接でよく聞かれる質問10選

就活面接でよく聞かれる質問は以下のとおりです。

ここでは、これらの質問に対する受け答えのポイントや回答例文を紹介します。

1.「自己紹介をしてください」

個人面接、集団面接問わず、面接は自己紹介から始まることが多いです。自己紹介で伝える基本的な項目と回答例を紹介します。

自己紹介で伝えること

  • 学校名・学部名・学科
  • 氏名(フルネーム)
  • 学生時代に取り組んだこと
  • 趣味・特技など
  • 挨拶

自己紹介は30秒〜1分で簡潔に伝えましょう。「〇分程度で自己紹介をお願いします」などと指示があればそれに従います。

回答例文

◯◯大学△△学部××学科4年、(氏名)と申します。

大学ではダンスサークルに所属して、約10名のチームメンバーと、多くの人の前でパフォーマンスを披露していました。

イベントを通じて地域の方々との交流を深めたり、イベントの企画・運営をサポートしたりと、ダンステクニックの習熟以外のことも経験しました。

本日は、どうぞよろしくお願いいたします。

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面接での自己紹介のコツと例文|目的を知って就活を進めよう!

面接で自己紹介をする目的には、人柄を掴む、緊張をほぐすなど採用担当者によりさまざまです。自己紹介の際に、アピールしたい気持ちや焦りから「自己PR」をしてしまう方がいます。自己紹介では、学校名と氏名、短くまとめてガクチカを使えるなど、簡潔に伝えましょう。

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2.「自己PRをお願いします」

自己PRは自分の強みや能力を伝え、入社に対する意欲をアピールするものです。企業は、応募者の能力やスキルが自社の仕事に適しているかを確かめるために質問されます。

企業が求める人材を把握したうえで、自分の強みやこれまでの経験をアピールし、企業に貢献できる趣旨を伝えることが大切です。

回答例文

私の強みは集団行動においてリーダーシップを発揮し、周りを巻き込んで結果を残せる能力があるところです。

大学ではサークル長としてダンスサークルの運営に携わっていました。運営に携わる前は、メンバー同士で意見が対立したり、モチベーションに差があったりすることで、サークルとしてまとまりのない状況でした。サークル長になってからは、積極的に声かけをして、それぞれが楽しんで練習できる環境を作ることを心がけました。

徐々にメンバーの仲も深まり、一丸となって練習に励んだことで、これまで入賞したことがなかったコンクールで優勝することができました。

自己PRは、アピールするポイントを1つに絞ることが大切です。思いつくままにすべて伝えようとすると、話が長くなる原因にもなるので注意しましょう。

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3.「志望動機を教えてください」

志望動機は、その企業に入社したいと思ったきっかけや、入社後にどんな仕事をして何を成し遂げたいのかを知る目的で聞かれる質問です。

業界研究や企業研究を振り返り、その企業の理念や取り組みにマッチする志望動機を考えると、具体性や信憑性が上がります。

事前に提出したESの志望動機よりも、さらに踏み込んだ内容が答えられるように意識して考えることがポイントです。

回答例文

私はITを通じて人々の生活を豊かにし、多くの人の生活を便利にしたいと考えています。

私は高校生まで高知県で育ち、大学入学と同時に上京しました。都会では生活の身近なところにIT技術が活用されていることもあり、都会の利便性の高さITを改めて体感しました。特に驚いたのが「スマートフォンひとつで傘を借りられる」という御社のサービスです。

東京で当たり前のように使われているそれらの技術を私の田舎でも使えないかと思いました。私はこれまでの生活で感じた不便さを活かして、多くの人の共感を得て、人々の生活をより豊かにしていきたいと考えています。

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面接で志望動機を答えるときは、簡潔に伝えること、具体的なエピソードを盛り込むことが大切です。エントリーシートと同じエピソードでもよいですが、面接では深掘りして志望した理由を伝えましょう。この記事では、面接での志望動機の答え方の例文を交えて、伝え方のコツを紹介します。

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4.「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)を教えてください」

ガクチカに関する質問では、ゼミやサークルを含めた学校生活をはじめ、アルバイトやボランティアで得たことや困難を乗り越えた経験などを答えます。現時点から近いエピソードのほうが、人となりが伝わりやすいのでおすすめです。

「どのように力を入れたのか」「どう工夫・努力をしたか」を具体的に伝えると、アピールにつながりやすくなります。

まずは、概要を簡潔に述べ、深掘りされたら詳しく話していくことを心がけましょう。

回答例文

私は、大学1年生から続けているカフェのアルバイトで、売上や集客アップに力を入れてきました。

働いている店舗の周辺に別のカフェチェーン店がオープンしたことで、売上が伸び悩む時期がありました。しかし、挽きたてのコーヒーのおいしさや、料理の味、店内の雰囲気は、チェーン店には負けない強みだと感じていました。

そこで、ほかのスタッフや店長と協力をしながら、SNSをスタートしました。SNSを見て来店した方にサービスデザートを提供するアイデアを提案し、採用していただいたこともあります。SNSでの投稿を開始して以降、少しずつフォロワーが増え話題になることもあり、前年の平均から1.2倍もの売上を達成しました。

このように、同じ店舗で働く仲間と協力をして売上を上げるためのさまざまな施策を考え、結果が出たことは大きな喜びです。

この経験を通じて、目標を達成するための施策を考え提案する大切さを学べました。

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5.「自分の長所・短所を教えてください」

長所や短所の質問は、自己分析ができているか、企業に適性があるかを判断する目的で聞かれます。長所、短所は1つずつ、簡潔に伝えるよう準備しておきましょう。

回答例文

私の長所は協調性があるところです。

私は大学2年のときに3カ月間フィリピンの国際ボランティアに参加しました。言葉の壁や価値観の違いはありましたが、持ち前の協調性を活かして、一体感を持って活動できる空気作りを心がけました。

短所は、周りに気を遣いすぎるあまりに、自分の意見を言わない傾向があることです。今後は、きちんと自分の意見を主張することを意識したいと思っています。

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6.「就職後の理想の働き方を教えてください」

就職後の理想の働き方は、どう成長していきたいか、どんなキャリアプランを描いているかを知るための質問です。

企業側は、理想の働き方を聞くことで「企業を理解しているか」「本人の理想の働き方が自社で叶えられるか」を判断しています。

回答例文

私の理想の働き方は、スキルを身につけてリモートワークで対応できる、場所を問わない働き方です。ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方ができると、より長く働き続けられると考えているためです。

リモートワークを取り入れている企業は増えていますが、そのなかには、コミュニケーションの取り方や業務の進め方など、さまざまな課題が見受けられます。しかし御社では、社員の方々がそれぞれ別の場所にいながらも、◯◯という素晴らしいシステムを作りあげていることを知り、感銘を受けました。

御社の社員の方々のように、リモートであってもしっかりと成果を出せる人材を目指したいと思います。

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7.「趣味や特技を教えてください」

趣味や特技は、応募者の人柄を知ることや、堅い雰囲気の場を和ませることを目的として質問する場合があります。言葉遣いや話し方を意識したうえで「結論(趣味・特技)」「いつからやっているのか」「どの程度熱中しているのか」を伝えましょう。

自己紹介で趣味や特技について伝えていた場合は、その内容に対してさらに深掘りした質問をされることもあります

回答例文

私の趣味は野球です。小学校入学と同時に少年野球を始めて、大学に入ってからも続けています。

毎日練習をしていても飽きることなく、練習が休みの日も素振りやキャッチボールをすることがあります。

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8.「最近の気になるニュースを教えてください」

最近のニュースに関する質問は、日頃から情報収集をしているのか、理解力や自分なりの考えをもっているかを判断するために聞かれることのある質問です。面接官によっては、社会に関する問題意識や考え方を知るために質問する場合もあります。

日頃からニュースや新聞を見て、話題に対する自分なりの考えを発する練習をしておくと、スムーズに答えやすくなります。

回答例文

私が最近気になっているニュースは、御社の海外事業進出に関してです。海外にまで事業を拡大するには、人材確保をはじめとするさまざまな企業努力があったのではと考えています。

私は大学2年のときに3カ月留学したことをきっかけに、海外事業に関する業務にも携わりたいと思うようになりました。帰国後からビジネス英語を学ぶことに励んでいます。

ただニュースの内容だけを伝えるだけでなく、回答例文のように自分の考えや感じたことも伝えることがポイントです。注意点として、政治や宗教に関する話題は就活には関係のない個人の信念や思想が強く反映されやすいため、避けるようにしましょう。

9.「他社の選考状況を教えてください」

他社の選考状況に関する質問は、自社の志望度を知るために聞かれることがあります。嘘をつく必要はありませんが、企業に対する入社意思・熱意を伝えるのがポイントです。

就活の軸を伝えたうえで、実際に選考を進めている企業について説明すると、目標と選考状況がわかりやすく伝わります。

回答例文

私は現在、ITベンチャー企業を中心に就職活動を進めています。成長産業を中心に、御社を含め4社の選考を受けている状況です。1社が最終面接まで進んでおり、2社が二次選考を控えています。選考を受けている理由は、私の就活の軸である「常に最新の技術に触れて学習し続けられる環境」と一致しているからです。

なかでも、御社は若手が多く活躍しており、刺激的で学び多い環境があると感じています。御社から内定をいただけた際には入社したいと考えております。

人事

「なぜその企業を選んだのか」を伝えるときは、志望動機の内容と一貫性を持たせるようにしましょう。

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10.【逆質問】「何か質問はありますか」

面接の最後に「何か質問はありますか」と面接官から質問されることがあります。このような逆質問は、「志望度」や「自分の魅力」をその面接内でアピールできる最後のチャンスになるでしょう。

逆質問の例と避けたほうがよい例を紹介します。

逆質問の例

  • 入社後に役立つ資格があれば教えてください
  • 御社で働くうえで覚悟しておくべきことはなんですか
  • ○○事業は海外展開を進める動きがあるというニュースを拝見しました。御社も今後は海外展開を予定されていますか
  • ○○様が御社に入社しようと思った決め手はなんですか

避けたほうがいい質問

  • Webサイトなどを見ればわかる質問
  • 福利厚生や待遇に関する質問
  • 後ろ向きな内容の質問
  • 面接官の業務範囲外の質問
  • 「ありません」と答える

逆質問では、自ら学ぶ姿勢をアピールできる質問や、企業研究をしたことが伝わる質問がおすすめです。企業のWebサイトなどでわかる内容を質問することは、企業研究が十分ではないと捉えられるかもしれません。

どの企業でも通用する質問だけでなく、面接を受ける企業に合わせた質問を加えると、入社意思がより伝わるでしょう。

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面接で逆質問をされたときは、積極的に質問をしましょう。事前に逆質問されたことを想定し、何を聞きたいか考えておくことでスムーズに質問できます。思い浮かばないときは、企業研究を振り返る、自分が働いたときのことをイメージしてみましょう。新卒向けの面接で使える逆質問の例を紹介します。

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就活面接で回答するときのポイント

面接の回答は、以下の点に気をつけて答えましょう。

結論ファーストで簡潔に話す

最初に結論を話すことで、これから何を伝えようとしているのかを明確にできます。詳しくアピールしようとしてまとまりがなく長く話してしまうと、アピールポイントがかえってわからなくなりがちです。

伝えるべき内容をできるだけ簡潔にまとめて、まずは結論を話すことを心がけましょう。

簡潔にまとめるポイント

  • 一文が長くなりすぎないようにする
  • 複数の事柄を述べる場合は最初に「◯つあります」と示す
  • 接続詞や修飾語を入れすぎない

「〜なので」「〜ですが」などの接続詞でつなぎすぎるのも話がわかりにくくなりがちです。一文が長くなる場合は、「です」「ます」などで区切ることを意識してみましょう。

ES(エントリーシート)や履歴書の内容と相違がないようにする

面接官は、ESや履歴書は事前に確認し、面接の回答と整合性があるかもチェックしています。そのため、ESや履歴書の内容と大きく異なる回答をすると、信頼性が下がるかもしれません。

面接に向けてESの内容を見返したうえで、一貫性のある回答をすることが重要です。ESや履歴書の内容と同じ質問をされ、内容をもっと深く掘り下げられることもあるので、その点も認識しておきましょう。

具体的なエピソードを伝える

面接では、自分の強みやスキルを具体的なエピソードで裏付けられるようにすることが大切です。例えば長所を答えた際に、「その長所をどんな場面で活かせましたか?」などと聞かれることもあります。

具体的なエピソードを話すことで、自分の個性や人柄をより深くアピールすることができます。抽象的な言葉だけでなく、具体例を交えて話せるように準備しておきましょう。

話す内容だけでなく「話し方」も重視する

面接対策では、話す内容ばかりを重視がちになりますが、話し方を意識することも重要です。

面接官は、学生の目線の動きや立ち振る舞い、話し方などにも注目しています。そのため、受け答えの際は以下のような話し方のポイントも押さえておきましょう。

話し方のポイント

  • 話の内容に適した声のトーン・表情を意識する
  • 面接官の目を見て話す
  • ゆっくり大きな声で話す
  • 背筋を伸ばして座る

話し方まで工夫することで、熱意や意欲がより伝わりやすくなります。話し方を意識した面接練習のポイントは、こちらの記事で詳しく解説しています。

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よくある質問

就活面接でよく聞かれることは何ですか?

就活でよく聞かれる質問は以下のとおりです。

  • 「自己紹介をしてください」
  • 「自己PRをお願いします」
  • 「志望動機を教えてください」
  • 「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)を教えてください」
  • 「自分の長所・短所を教えてください」
  • 「趣味や特技を教えてください」
  • 「最近の気になるニュースを教えてください」
  • 「他社の選考状況を教えてください」
  • 【逆質問】「何か質問はありますか」

これらの質問に対する回答のポイントや例文は「【対策必須】就活面接でよく聞かれる質問10選」で解説しています。


就活面接にはどんな形式・種類がありますか?

就活の面接は、おもに以下4つの形式で行われます。

  • 集団面接
  • グループディスカッション
  • 個人面接
  • Web面接

選考の過程でこれら全ての形式を行う場合もあれば、個人面接と集団面接のみの場合もあるなど、企業によって異なります。

それぞれの面接の流れや特徴は「就活面接の形式はおもに4種類」で詳しく解説しています。


当日面接を欠席するときはどう対応すればよいですか?

何らかの理由で当日に欠席する場合は、少しでも早く電話で連絡することが重要です。当日の欠席は、メールでは担当者が面接時間前に確認できない可能性があるため、電話での連絡を心がけましょう。電話での連絡時には、面接に参加できないことを謝罪し、その理由を説明します。

企業への連絡は就業時間内に行う必要があるため、深夜や早朝に欠席を決定した場合でも、メールに加えて就業時間内に連絡します。就業時間は企業によって異なりますが、企業の採用情報などで確認したうえで、できるだけ早く連絡しましょう。

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面接の日程変更メールの送り方!お礼や返信のポイントを例文付きで紹介

面接の日程変更に関する連絡は、メールで行っても構いません。メールでは、変更に関する謝罪、リスケの候補日時を伝えましょう。面接の前日や当日に行けなくなったときは、まず電話で「行けなくなった」と担当者に伝えましょう。

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就活面接の対策をしないとどうなりますか?

面接対策をしないと、想定される質問に対してうまく答えられなかったり、面接当日に緊張して本来の力を発揮できなかったりする可能性があります。

また、自己分析ができていない状態では、自分がどんな企業で働きたいのか、どんな仕事がしたいかが不明確になるため、入社できたとしても企業とのミスマッチになるかもしれません。


当日面接を欠席するときはどう対応すればよいですか?

面接後のお礼メールは必須ではありませんが、面接担当者への感謝の気持ち、志望度の高さを伝えるのに有効です。送る場合、当日中あるいは翌日までであれば、面接担当者の印象に残りやすいでしょう。お礼メールの詳しい書き方についてはこちらの記事で詳しく説明しています。

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【就活】メールの基本マナーとすぐ書ける例文集【新卒】

面接や会社説明会のお礼や辞退、質問など、就活において企業にメールを送るタイミングは多数あります。メールはただ送ればよいわけではなく、誤字脱字がないこと、簡潔な内容にすることなどコツが必要です。

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監修者情報

監修者

監修者:遠藤 美穂子さん

新卒で東京三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)入行、営業店・本部にて法人営業に携わるほか、新人研修講師、採用面接官も経験。
現在はキャリアコンサルタントとして大学での就活支援、キャリア系講義、社会人向けのビジネスマナーやキャリア開発研修などを行っている。

資格:国家資格キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士

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