二次面接は、受ける人数、担当者の人数や役職、質問内容が一次面接と変わることがあります。企業によっては二次面接を最終面接とする場合もあり、さらに緊張する方は多いはずです。
二次面接の特徴・傾向や頻出する質問を事前に把握し、対策をしておきましょう。
この記事でわかること
- 二次面接は、一次面接より質問に対する回答を深掘りされやすい
- 一次面接を振り返り、よかった点や改善点を見つけ二次面接で活かすことが大切
- 自己分析などは再度行い、回答をよりスムーズに言語化できるようにする
二次面接では応募者の人柄や能力をよりじっくりと見られる
二次面接は、学生の内面をより深く知ることが目的であるため、一次面接よりも踏み込んだ質問をされる傾向があります。面接官の質問に答えたあと、その内容に対してさらに質問される機会も増えるでしょう。
二次面接が最終面接となる企業もあれば、三次面接以上を実施する企業もあります!
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二次面接の特徴と傾向
二次面接には次のような特徴・傾向があります。違いを把握しながら、面接の対策を進めましょう。
【目的】採用する学生の見極め
二次面接の目的は、採用する学生を見極めるためだと考えられます。
一次面接は多数の応募者を絞り込むために実施されます。一方、二次面接では企業が学生を採用したときの具体的なイメージをもつためや、学生自身に自分が働くイメージをもってもらうための質問が行われることもあるでしょう。
面接のなかで、学生の人柄や価値観、能力を把握し、自社が求めている人物像であるかを確かめます。学生を深く知れば、ミスマッチを防いだり学生にとって有効な情報を与えたりすることにもつながるでしょう。
【形式】個人面接や少人数の集団面接
二次面接は学生一人ひとりを見極める目的から、個人面接または少人数の集団面接で実施されることが多いでしょう。大企業や有名企業といった応募人数が多い企業の場合、集団面接を実施すると考えられます。
個人面接は集団面接と比較して、1人に対する質問の時間が増えます。集団面接のように自分の順番が回ってくるまでの時間は短いため、スムーズに回答できるよう対策することが重要です。
【面接官】社員や現場責任者など
面接を担当する人数・役職は企業により異なります。採用担当者以外にも、採用後ともに働く社員や責任者が面接官となるケースもあります。
二次面接が最終面接の場合は、管理職や役員、社長が面接官になる可能性もあります。
【面接時間】30~60分程度
二次面接の時間は、30~60分程度と一次面接と大きな違いはありません。
ただし、個人面接や少人数の集団面接になることから、1人の学生に充てられる時間は増えると考えられます。面接時間が60分で3人の学生がいる面接であれば、1人あたり20分程度になります。
二次面接が最終面接であればより面接の時間が長く、学生と面接官のやりとりが増えるでしょう。
自分に充てられた時間が短いからといって「選考に落ちる」と決まるわけではありません。質問や回答の内容次第で時間は前後します。
【通過率】50%前後(一次面接より高い)
二次面接の通過率は50%前後(※)といわれており、割合で見ると一次面接より高い傾向があります。これは、書類選考と一次面接により人数が絞られているため、面接を受けた学生の割合から見て通過率が高まっているからだと考えられます。
ただし、二次面接は一次面接を通過した志望度が高い学生や優秀な学生が集まっていることから、これまでの選考過程より難易度は高いでしょう。通過率の高さだけを見て油断せず、これまでどおり面接対策をすることが大切です。
※企業や時期によって異なる場合があります。
一次面接と二次面接の違い
一次面接と二次面接には、次のような違いがあります。
一次面接と二次面接の大きな違いは「目的」です。面接をする目的によって、面接官や質問される内容にも違いが現れるため、一次面接と二次面接でそれぞれ異なる対策をしておきましょう。
二次面接では、学生の人柄や価値観、能力といった書類だけではわからない部分をコミュニケーションのなかで深掘りしていきます。一次面接と同じ内容の質問であっても、そこからさらに具体的な質問をされることも増えていくでしょう。このことから、面接で1人あたりの時間が長くなります。
自分について話す質問では、深掘りされそうな内容と回答を数パターン想定しておくと、さらに質問をされたときもスムーズに答えられるはずです。
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二次面接で企業が知りたいポイント
二次面接で企業が知りたいおもなポイントは、次のとおりです。
本人の人柄や価値観が企業に合うか
二次面接では、学生の人柄や価値観といった内面の部分を確認する傾向があります。内面の部分は、社風や社員との相性が合うかなどを確かめるポイントです。
一次面接では、「社会人として必要なスキルがあるか」「自社が求める人材の基準を満たしているか」といった部分を重視します。一方、二次面接では「入社後どのように活躍するか」のように、将来に関する点がより重要になります。
入社意欲は高いか
一次面接より内定に近い二次面接では、入社意欲も重視されます。入社後、「学生が自社で活躍してくれるか」といったことに加え、内定後に辞退しないか、入社後にすぐ退職しないかも確認していると考えられます。
企業の担当者は、自社への理解や興味、入社後のキャリアプランといった質問に対する回答の熱量を通して、学生の入社意欲の高さを入念に確かめているのです。
求める能力を持っているか
業務をこなしていけるか、環境に対応できるかなど企業が求める能力があるかも知ろうとしていることが考えられます。
例えば、ロジカル(論理的)な人材を求めている企業であれば、明確な答えのない変わった質問をすることで、ロジカルシンキングの能力を知ろうとすることもあるでしょう。
少し変わった質問は、正解がないなかで学生がどう考え、どんな解決方法に導くのかを確かめていると考えられます。
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企業の特徴や事業を理解しているか
企業理念や事業内容といった、基本的な情報を理解しているかも面接官が確認するポイントです。
面接の際に、企業の現状や事業に対する意見を求められたり、企業研究していないとわからない具体的な業務内容を聞かれたりすることがあります。これらの質問に答えられない場合、入社に対する意欲の高さが伝わらないかもしれません。
面接の練習だけではなく、今一度企業への理解を深めることも忘れないようにしましょう。
二次面接で落ちる理由と突破するための対処法
二次面接で落ちる理由を把握すれば、事前に対策できます。失敗例をネガティブに捉えるのではなく、自分の成功につなげていきましょう。
- 書類や一次面接と一貫性のない回答をした
- 業界研究・企業研究が不十分だった
- 自分の強みを十分アピールできなかった
- 企業が求める人物像・スキルを把握しきれていなかった
- 将来の自分をイメージしきれていなかった
- 質問を深掘りされたときに回答できなかった
書類や一次面接と一貫性のない回答をした
対処法
- 面接前に、ES(エントリーシート)を確認し、一次面接終了後に振り返りもして、二次面接との一貫性をもたせる
- 内容が異なる回答をするときは、理由を添えて伝える
志望動機や長所・短所などは大きく変わらないため、一貫性をもって回答しましょう。
そのほかの部分でESや一次面接と変わる部分があれば、「以前は◯◯と回答しましたが、今は……」などと理由を添えるのがおすすめです。理由を伝えていないと、面接官は以前と今回の回答、どちらが本当なのか判断が難しくなります。
業界研究・企業研究が不十分だった
対処法
- 面接前に業界研究・企業研究を振り返る
- 事前に行った業界研究・企業研究をアップデートする
企業にエントリーをし選考を受けているのであれば、業界研究・企業研究を行っているはずです。研究をしたときのノートやデータを振り返り、基本的な情報をできる限り頭に入れた状態で面接に臨みましょう。
また、一次面接で質問されたポイントや業界・企業に関する新しいニュースなども考慮し、情報をリサーチしなおすのもおすすめです。
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自分の強みを十分アピールできなかった
対処法
- 自己分析の結果を振り返り、強み・長所を再確認する
長所、強み、ガクチカは自分をアピールできる質問です。面接前に自己分析を振り返り、自分のいいところ、他人から褒められたことを確認しておけば、しっかりとアピールできるでしょう。
ただし、自分の強み、長所を把握できていても、言語化しわかりやすく伝えるためには練習が必要です。言葉で伝えるときはどういう順番で話すのかもイメージしておきましょう。
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企業が求める人物像・スキルを把握しきれていなかった
対処法
- 面接前に企業の採用情報や就活情報サイトを確認する
企業が求める人物像と自分自身の特徴がマッチしているかという点は、長く活躍する人材であるかを判断する材料になります。
マッチしていることをアピールできれば、入社後長期的に活躍する姿をイメージしてもらえるというメリットがあります。面接前に再度情報を確認し、アピールにつなげましょう。
将来の自分をイメージしきれていなかった
対処法
- どの職種・部署で働きたいかを考える
- 5年後、10年後の自分をイメージする
自分の将来をイメージするときは、できるだけ具体的に考えてみましょう。もし叶わなかったとしてもあくまでもイメージであるため、問題はありません。
想像することが具体的であればあるほど、面接官にも内容が伝わりやすくなります。
質問を深掘りされたときに回答できなかった
対処法
- 定番の質問は深掘りされること前提に練習をする
- 回答できないときは「申し訳ございません。勉強不足なので調べておきます」などという
- 少し考えて回答できそうなら「30秒ほどお時間いただけますでしょうか」などという
志望動機、長所・短所、入社後にやりたいことなどは、深掘りされる確率が高い質問です。「もしかしたらこんな質問をされるかもしれない」ということを考え、どう回答するかをイメージしておきましょう。
自分のエピソードを交えて話すときは、面接官から深掘りされる可能性があります。
質問の内容によっては、回答ができないものがあるかもしれません。あせって誤った言葉遣いをしないためには、答えられないとき、回答を待ってもらうときの伝え方も把握しておきましょう。
模擬面接をする際に、深掘りした質問をされる想定で練習をしてみるのもおすすめです。
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二次面接でよく聞かれることと回答例文
二次面接では、次のような質問が行われます。一次面接と大きく変わりませんが、あらためて把握しておきましょう。
志望動機
志望動機は、二次面接以外でもよく聞かれる質問のひとつです。
二次面接では、一次面接では詳しく聞かれなかったことをさらに質問されると想定したうえで、志望動機を伝えてみましょう。具体的なエピソードを交えながら、その企業でなければならない明確な理由、入社後のキャリアプランや挑戦したいことを盛り込むと、面接官の関心を高められます。
志望動機を聞かれたときの回答
質問「なぜ弊社を志望したのですか?」
回答「他社ではなく御社を志望した理由は、御社の風通しのよさを感じられたからです。
インターンに参加したとき、実際に働いている方々の商品開発会議を拝見しました。若手社員の方からベテラン社員の方へ意見やアイデアを積極的に発言している姿を見て、年齢に関係なく意見を受け入れてくれる雰囲気に感銘を受けました。
職場環境から技術力が向上、成長している理由を肌で感じられ、私もその一員となって仕事をしたいと思い、御社を志望しました。」
自己PR
自己PRも、面接でよく聞かれる質問です。
自分の強みや長所、それらを発揮した経験が企業でどう活かせるのかを回答できれば、入社後の具体的なイメージをもってもらいやすいでしょう。自己PRで伝える内容は、企業が求める人物像と関連していることが大切です。
志望動機を聞かれたときの回答例
質問「あなたの長所は、業務のなかでどのように役立つと思いますか?」
回答「私の長所である『気配りができる性格』は、場の空気や人の表情を読めることにつながると思います。
円満な職場であっても、業務の進捗状況などによっては、ピリピリとした空気が流れることもあると思います。私はそういった状況をいち早く察知して、緊張感をほぐし状況を改善する役目を担うのが得意です。
リーダーシップのように表立った役回りはできなくても、仲間をサポートする立場になり、業務や人間関係を円滑にしていけると思います。」
長所・短所
長所は、自己PRやガクチカと関連させていることもあるため、矛盾しないよう回答するのがポイントです。短所は自分の悪いことだけを伝えるのではなく、長所に言い換えることもできます。長所と短所を関連づけて考えてみましょう。
長所・短所を聞かれたときの例
質問「あなたの長所と短所を教えてください」
回答「私の長所は「気配りができること」です。場の空気や人の表情を読み、それに応じた行動をとることが得意です。
短所は「周りの目を気にしてしまうこと」です。人の表情から感情を読むのが得意な一方で、考えすぎて萎縮してしまうことがあります。短所を改善するために、謙虚さを意識しながらも、自分の意見を率直に言えるよう心がけています。」
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ガクチカ
ガクチカは、実際のエピソードを交えて伝えることがおすすめです。今一度どんなことを頑張ったのか振り返り、スムーズに回答できるように練習しておきましょう。
ガクチカを聞かれたときの回答例
質問「学生生活ではどのようなことに力を入れましたか?」
回答「私は大学3年生の夏季休暇を利用してインターンに参加し、フィールドセールスについて学びました。
将来は営業職に従事したいと考えており、大学在学中にスキルや経験を積むことを目的にインターンに参加しました。3カ月間のインターンで5件の新規契約を獲得することが目標でした。自社製品に対する知識、お客様に寄り添うことなどを意識し日々研修で学び、先輩の営業に同行するなどして少しずつスキルを身につけていきました。
2カ月が経過したとき、一人で営業を行ったことがあります。そのとき、お客様から商品に対する知識の浅さについて指摘を受けました。製品に対する知識は理解したつもりでいましたが、新規顧客の獲得だけに集中していました。
製品の質問をされたときに相手が求めている以上の回答ができるよう、お客様に提案する資料を再度作成したり、再度先輩の営業に同行したりしました。
最終的には3カ月のインターンで4件の新規契約を獲得しました。5件という目標には到達しませんでしたが、自分本位ではなくお客様を優先した営業に必要なスキルを身につけるきっかけになりました。入社後はインターンでの営業経験を活かし、御社の顧客満足度向上に貢献したいです。」
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ガクチカの例文15選|書き方4ステップや他学生との差がつくポイントを紹介
ガクチカはSTAR法を使って考えると、まとまりがあり、採用担当者に伝えやすくなります。ガクチカの作り方を4つのステップに分けて解説します。例文を参考に、他学生との差がつく、オリジナリティのあるガクチカを作成してみましょう。
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入社後にやりたいこと
入社後にやりたいことは、キャリアアップした姿をイメージしたり、長期的活躍ができるかを判断したりするために質問されます。
入社後にやりたいことを、具体的かつ熱量をもって伝えることで、入社意欲をアピールできます。キャリアプランを伝えるときは、企業がイメージするものと大きくかけ離れていない内容であることが大切です。3年後、5年後の「いつ・どうなっていたいか」のように時系列で順序立てて話してみてください。
入社後にやりたいことの回答例
質問「3年後に◯◯の主任を務めたいとのことですが、どんな能力やプロセスが必要だと考えますか?」
回答「主任は、希望すれば誰でも3年後になれる役職ではありません。
主任になるためには、まずは副主任になる、または現主任の補助ができるようになる必要があると感じました。配属された部署で、主任や先輩社員と積極的にコミュニケーションをとり、仕事をしながら主任になるための知識や人間力を学びたいです。そのなかで、ほかの部署の社員とも関わりを増やしていきたいと考えています。」
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他社の選考状況
企業によっては、他社の選考状況を質問することがあります。選考状況に関する質問をされたときは、面接を受けている企業に対する熱意を意識して答えましょう。
選考状況を質問されたときは、「現在、3社の選考を受けています」など、正直に答えます。「1社は最終選考の結果待ちで、2社はこれから面接です」など状況の詳細を説明します。このとき、面接官から「どの企業を受けたのか」と質問されない限り、企業の名称を出す必要はありません。
選考状況の回答例
質問「弊社以外に、何社エントリーをしていますか?」
回答「現在、御社以外に2社エントリーをしています。そのうち1社が最終選考の結果待ち、もう1社は来週一次面接を受けます。幅広い業務に関わるチャンスのある御社が第一志望です。」
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企業や事業について
学生の企業に対する理解度を確かめるために、企業理念や事業内容を質問されることもあります。質問や回答の内容は企業によって異なる部分であるため、面接の前に復習しておきましょう。このとき、企業研究をしたときのノートなどが役に立つので振り返ってみてください。
企業・事業に関する質問の例
- 弊社の強みである「◯◯」について、どのように考えていますか?
- 弊社の新規事業「◯◯」の印象を教えてください
二次面接で聞きたい逆質問の例
面接の最後に、面接官から「質問はありますか?」などと逆質問を求められることがあります。逆質問は、面接の最後に入社意欲をさらにアピールできる時間ともいえます。例えば、次のようなことを質問してみましょう。
逆質問の例
- 入社後に役立つ資格があれば教えてください
- 御社で働くにあたり、覚悟しておくことはなんですか?
- 先輩から御社は◯◯が強みだと伺いました。実際にそう感じられた経験はおありですか?
- ◯◯様(面接官)が入社しようと思った決め手はなんですか?
- ◯◯の事業について、どのような課題があるとお考えでしょうか?
- 入社後、◯◯部の新入社員はどのような業務からスタートしますか?
- チーム構成やチームメンバーの経歴について教えていただけますか?
質問がない場合は、「疑問は本面接で解消できました。ありがとうございました」と回答するのがおすすめです。「特にありません」だけで終わらないようにしましょう。
避けたほうがいい逆質問の例
「質問をしなければならない」と思いとっさに考えると、ビジネスシーンでは避けたほうがよいことを質問してしまう可能性があります。失礼な質問をしてしまわないためには、避けたほうがよい逆質問も把握しておきましょう。
避けたほういい逆質問の例
- 企業のWebサイトで見るとわかる内容
- 面接のなかで話した内容
- 自信がない印象を与える質問(例:ノルマ未達成時のペナルティはありますか?)
- 給与や休日の待遇や福利厚生に関する質問(例:休日出勤の頻度はどれくらいですか?)
- 企業のネガティブなできごとに関する質問(例:先日◯◯について報道されていましたが、事実でしょうか?)
- 面接官の業務範囲外の質問(例:他部署にしかわからない質問など)
- 面接官を困らせる質問(例:プライベートに関する質問、社外秘の質問など)
質問していいか判断が難しい場合は、「差し支えなければ」「お答えいただける範囲で構わないのですが」などクッション言葉を入れて質問するのがおすすめです!
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面接で聞きたい逆質問47個!面白い質問や思いつかないときの対処法も解説
面接で逆質問をされたときは、積極的に質問をしましょう。事前に逆質問されたことを想定し、何を聞きたいか考えておくことでスムーズに質問できます。思い浮かばないときは、企業研究を振り返る、自分が働いたときのことをイメージしてみましょう。新卒向けの面接で使える逆質問の例を紹介します。
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二次面接で一次面接と同じ質問をされたときの回答方法
同じ質問をされたときの回答方法
- 同じ内容を回答する
- 一次面接より深掘りした内容で回答する
二次面接で一次面接と同じ質問をされたとき、同じ内容で回答しても問題はありません。可能であれば、一次面接より深掘りした回答ができるよう準備しておきましょう。
例えば志望動機の場合、入社後に活躍する具体的なイメージや、一次面接を通過したことで入社の意欲が増した気持ちを添えるのがおすすめです。
同じ質問で異なる回答をしても構いません。ただしその場合は、「回答に一貫性がない」「一次面接の回答と矛盾している」と捉えられないよう、内容の軸は変えないようにしましょう。
話す内容を変えるときは「一次面接では◯◯がしたいと回答していましたが、面接でお話を伺ってから△△を担当したいと考えるようになりました」といったように、変わった理由や経緯を伝えると、誤解を与える可能性が低くなります。
二次面接で想定外の質問をされたときの回答方法
想定外の質問に答えるポイント
- 慌てず一呼吸置いて回答する
- 迷ったときは「1分ほどお時間をいただいてもよろしいでしょうか」と伝える
内定の最終段階にさしかかっている二次面接では、より個人に向けた質問や、想定外の質問をされることも少なくありません。
想定外の質問をされても、慌てずに回答することが大切です。慌てて答えると面接官の意図から外れた回答をする可能性が高くなります。
すぐに回答できない質問をされたときは、ごまかそうとせず今の段階でわかる範囲の内容を伝えます。質問に関する知識に自信がないときや、考えても答えが出ないときは、「大変恥ずかしながら、勉強不足で現在は回答できません。今後、答えられるようにいたします」と正直に伝えることが大切です。
二次面接後にやっておきたいこと
二次面接が終了したあとは、次のことをやっておきましょう。
二次面接以降も選考が続くとき、他社の面接を控えているときは、振り返りが特に重要です。
面接の振り返り
面接の振り返りは、今回の反省点を見つけ次回よりよい受け答えをするために必要です。
うまく回答できた部分、改善できそうな部分を振り返り、次回の面接で同じような質問をされたときに活かせるようにしましょう。
自己分析、業界研究、企業研究なども振り返ることで、長所・短所、ガクチカといった面接での頻出質問を回答しやすくなります。
お礼のメールを送る
必須ではありませんが、お礼の気持ちを伝えたい方は二次面接の当日または翌日にメールを送信しましょう。
メールを送る際は、ビジネスマナーを意識することが大切です。
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【就活】メールの基本マナーとすぐ書ける例文集【新卒】
面接や会社説明会のお礼や辞退、質問など、就活において企業にメールを送るタイミングは多数あります。メールはただ送ればよいわけではなく、誤字脱字がないこと、簡潔な内容にすることなどコツが必要です。
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二次面接の合否結果の連絡がこないときの対処法
採用担当者から「1週間(以内)後に連絡します」や「◯月✕日までに連絡します」と伝えられたのにもかかわらず連絡がないときは、自分から連絡をするのがおすすめです。
連絡をする前に、次のことを確認しましょう。
- 連絡をするといわれた日を過ぎているか
- 土日や祝日、企業の休業日ではないか
- 「選考に通過した人だけに連絡をする」といっていなかったか
「1週間後に連絡をする」といわれたとき、1週間後にあたる日が土日や祝日であれば、休み明けに連絡が来る可能性もあります。もしその日に連絡がこなければ、企業へ確認をしてみてください。
企業への連絡は、メールではなく電話で行うのがおすすめです。
電話の問い合わせ例
いつもお世話になっております。御社で新卒採用の選考を受けさせていただいております、◯◯大学◯◯学部の◯◯と申します。恐れ入りますが、採用担当の◯◯様はいらっしゃいますか。
はい、◯◯です。
お世話になっております。◯月✕日に面接をしていただいた件で連絡をさせていただきましたが、今お時間よろしいでしょうか。
はい。
面接の際に、◯月△日ごろに合否の通知をいただけるとのことでしたが、連絡をいただけておりませんでした。行き違いになっていたら大変恐縮なのですが、いつごろご連絡いただけますでしょうか?
失礼しました。◯月□日までに電話でお知らせします。
承知しました。お忙しいところご対応ありがとうございました。
数回電話をしても出ないときは、ほかの電話番号があればそちらに連絡をする、それでも対応がないときは、メールを送信してみましょう。
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面接結果が来ないときどうする?目安の時期や問い合わせ方法を解説
面接結果の連絡が来ず「いつ来るのか」と不安なときは、企業に問い合わせをすることも可能です。その前に、期日は過ぎているか、迷惑メールフォルダに通知が来ていないか、留守番電話にメッセージがないかを確認しましょう。
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二次面接を辞退したいときの連絡方法
二次面接を辞退するときの方法は、次のとおりです。
選考を辞退するときの連絡は、採用担当者に直接電話で伝えるのがおすすめです。メールでは相手が内容を確認するまで時間がかかる可能性があります。
採用担当者が休暇、離席などで電話対応できないときは、連絡できる日時を聞いて再度電話をする、もしくは相手の都合がよいタイミングに折り返してもらいます。
担当者が電話数日間に出られないときは、別の人事担当者に辞退することを電話で伝えます。その後、普段やりとりをしている担当者にメールで連絡をする方法がおすすめです。
電話での辞退方法
電話で辞退する際のやりとりは、次のような流れをイメージしてみてください。
電話の問い合わせ例
いつもお世話になっております。御社で新卒採用の選考を受けさせていただいております、◯◯大学◯◯学部の◯◯と申します。恐れ入りますが、採用担当の◯◯様はいらっしゃいますか。
◯◯です。
お世話になっております。◯◯大学◯◯学部の◯◯でございます。ただいまお時間よろしいでしょうか。
大丈夫ですよ。
先日は一次面接の結果のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。大変光栄なお話しで申し上げにくいのですが、一身上の都合で辞退させていただきたいと思い、ご連絡いたしました。
残念ですが、承知しました。これからも頑張ってください!
はい。この度はお忙しいなか貴重なお時間を割いて選考していただき、誠にありがとうございました。それでは、失礼いたします。
メールでの辞退方法
電話の連絡がつかない場合は、メールで連絡をしてみましょう。例文は次のとおりです。
【件名】(※返信のときはメールの件名を変更しない)
◯◯株式会社 人事部 ◯◯▢▢様
いつもお世話になっております。
◯◯大学 ✕✕学部 △△学科 青山です。
先日ご調整いただきました◯月✕日の二次面接について、
大変恐縮ではありますが、一身上の都合で辞退させていただきたくご連絡いたしました。
お忙しいなか日程調整をいただいたにもかかわらず、
このようなご連絡となり心よりお詫び申し上げます。
末筆ながら、貴社のご発展とご活躍をお祈り申し上げます。
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青山 太郎(あおやま たろう)
◯◯学校 ✕✕学部 △△学科
メールアドレス:aoyama_tarou@xxxx.com
電話番号:000-0000-0000
---------------------------------------
担当者と電話連絡がつながらず、別の人事担当者に辞退を伝えた場合は「人事部の✕✕様にはお電話にて連絡させていただきました」といった一文を入れましょう。
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面接のマナーが画像付きでわかる!入室・退室・服装の身だしなみをわかりやすく解説
面接のマナーで気をつけたいポイントとして、入室・退室の流れ、言葉遣いなどがあります。特に初めての面接では不安も多いですが、練習を重ねることで緊張感を和らげることが可能です。事前にどんなことに気をつければよいのかをチェックして、自信をもって面接に臨みましょう。
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二次面接突破後は最終面接のために振り返りを行おう
二次面接を通過したあとは、最終面接や次の面接に向けて対策をしましょう。
最終面接では、役員などより高い役職の社員が参加したり、これまでに質問されなかったことを聞かれたりする可能性があります。定番の質問だけではなく、少し変わった質問や、具体的な働き方に関すること、将来の自分などを言語化できるよう対策をして面接に臨みましょう。
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最終面接に備える5つの対策!頻出質問や意識したいポイントも解説
最終面接を控えている学生に向けて「最終面接でチェックされるポイント」や「最終面接に向けて備えておきたい対策」などを解説します。最終面接で聞かれることの多い「逆質問」の例も紹介しているので「逆質問で何を聞いたらいいかわからない」という方もぜひ参考にしてみてください。
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よくある質問
二次面接で聞かれることの例を教えてください
二次面接では、おもに次のようなことが質問されます。
・志望動機
・自己PR
・長所・短所
・ガクチカ
・入社後にやりたいこと
・選考状況
・企業や事業について
それぞれの回答例と詳細は「二次面接でよく聞かれることと回答例文」で紹介しています。
二次面接に受かるための対策を教えてください
二次面接の対策としては、次のポイントを意識してみましょう。
・書類や一次面接の内容と一貫性をもたせる
・業界研究、企業研究を再度行う
・自分の強みを振り返る
・企業が求める人物像、スキルを再度認識する
・将来の自分のイメージをスムーズに言語化できるようにする
一次面接で見つかった改善点は、二次面接で活かせるよう振り返りをしておきましょう。
二次面接での逆質問ではどんなことを聞けばいいですか?
逆質問では、次のようなことを質問してみましょう。
・入社後に役立つ資格があれば教えてください
・御社で働くにあたり、覚悟しておくことはなんですか?
・先輩から御社は◯◯が強みだと伺いました。実際にそう感じられた経験はおありですか?
・◯◯様(面接官)が入社しようと思った決め手はなんですか?
・◯◯の事業について、どのような課題があるとお考えでしょうか?
・入社後、◯◯部の新入社員はどのような業務からスタートしますか?
・チーム構成やチームメンバーの経歴について教えていただけますか?
ここで紹介した以外のことを質問してもかまいません。事前に準備しておくだけではなく、面接中に生まれた疑問を質問するのもおすすめです。
二次面接で落ちる理由は何ですか?
二次面接に落ちる理由としては、次のようなことが考えられます。
・書類や一次面接と一貫性のない回答をした
・業界研究・企業研究が不十分だった
・自分の強みを十分アピールできなかった
・企業が求める人物像・スキルを把握しきれていなかった
・将来の自分をイメージしきれていなかった
それぞれの理由と対策法は「二次面接で落ちる理由と突破するための対処法」で紹介しています。
二次面接に通過すればほぼ内定ですか?
二次面接に通過したからといって、内定になるとは限りません。
二次面接が最終面接であっても、その後に実施される役員との顔合わせなどが実質の最終面接となり、結果的に内定に至らないといった可能性も考えられます。
内定が出るまでは、気を引き締めて就活を継続しましょう。