インターン

【27卒】サマーインターンの募集はいつから?プログラムの探し方・対策・選考の流れを解説

サマーインターン アイキャッチ

サマーインターンは夏季に実施されるプログラムで、募集は冬から春にかけて実施されます。そのため、卒業前々年の冬頃から自己分析などの就活準備を始める方もいるでしょう。

昨今は、就活が早期化している傾向があります。気になる企業のインターンに参加するためには、積極的に情報収集をしていきましょう。

この記事でわかること

  • 2月~3月と早い時期にサマーインターンの募集を行う企業もある
  • 企業公式のSNSや、就活情報サイトを活用してインターンを探すのが重要
  • インターンのプログラムによっては、参加者を本選考・採用を優先することがある

監修者からのコメント

監修者
遠藤 美穂子さん

就活準備の一つにインターンシップへの参加があります。どのようなタイプのインターンシップがあるのか、選び方や選考対策など、気になることがたくさんあるでしょう。インターンシップについてしっかり調べ、目的をもって参加することが本選考につながりますので、順を追って確認していきましょう。

サマーインターンとは夏季に実施するインターンのこと

インターンシップ(インターン)とは、企業の実務を実際に体験することで自らの実力を確かめ、実践力を向上できる場のことです。なかでも、夏休み期間である7月から9月頃に実施されるインターンシップが「サマーインターン」と呼ばれています。

2022年6月に改正された、文部科学省・厚生労働省・経済産業省の合意による「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」(三省合意)によると、これら4つのタイプのうち、タイプ3・タイプ4が「インターンシップ」と定義されています。

タイプ概要
【タイプ1】
オープン・カンパニー
企業・就職情報会社が主催する
説明会やイベント
実施期間:1日
【タイプ2】
キャリア教育
教育を目的とした
キャリア形成支援プログラム
実施期間:1~3日間、長期
【タイプ3】
汎用型能力・専門活用型インターンシップ
企業独自もしくは
大学が地域と連携して
実施する就業体験
実施期間:5日以上
【タイプ4】
高度専門型インターンシップ
大学院の修士・博士課程を
対象とした就業体験
実施期間:2カ月以上

参考:インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方|経済産業省

人事

経済産業省の定義ではタイプ3・4のみを「インターンシップ」と呼んでいますが、タイプ1に該当するイベントもインターンとして募集している企業もあります。

サマーインターンは、企業や業界への理解を深めることに加えて、職業体験を通じて自分がもっている知識や技術を現場で試したりさらに磨けたりする貴重な場です。参加は必須ではありませんが、これからの就活をスムーズかつ有利に進めるために、参加も検討してみましょう。

サマーインターンは、大学3年生など卒業前年度の学生を対象としていることが多いですが、プログラムによっては大学1、2年生から参加できるものもあります。

サマーインターンのプログラム内容

サマーインターンのプログラムは企業により異なりますが、おもに次のことが行われます。

サマーインターンのプログラム例

  • 企業の新規事業を考え、社員や役員にプレゼンテーション
  • 企業の商品企画をグループワークで擬似体験
  • 企業が主催する実際のイベントへの参加
  • 営業戦略の立案や同行体験
  • アプリの開発・改良 など

プログラムは職場などで対面実施するものもあれば、ビデオ通話ツールを用いてオンライン形式で実施されるものもあります。

ウィンターインターンとの違い

サマーインターンとウィンターインターンは開催時期以外に違いはなく、似た内容のプログラムで実施されることが多いといわれています。企業によっては、プログラムの内容や開催する目的が異なることもあるでしょう。

プログラムの内容は、募集内容に記載されています。興味のあるプログラムであるか、自分のスキルアップにつながるかを確認してみてください。

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インターンシップとは?プログラムの探し方・募集開催期間・参加するメリットを解説

インターンシップとは職業体験を通じて、実力を確かめる・発揮する場所です。今あるスキルを確かめながら伸ばせる機会になるため、時間を確保できる方は積極的に参加しましょう。選考が実施されるインターンシップでは、書類作成や面接の練習も必要です。

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サマーインターンの募集はいつから?

企業によっては2~3月頃からサマーインターンに関する情報を発信し、参加者を募集しています。

積極的に就活をしていきたい方は、卒業前々年度の2~3月、春休みから情報を収集し、気になる企業がサマーインターンの募集をしていないかチェックしてみましょう。

サマーインターンに関する情報は、就活情報サイトのほかにリアルタイムで情報を確認しやすいSNSがおすすめです。気になる企業の公式アカウントや広報担当のアカウントをフォローしておきましょう。

人事

就活は早期化の傾向があります。これにより、インターンの募集も早期に行われることがあるので、情報収集を早い時期からスタートすることが大切です。

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インターンはいつから始めるのがベスト?募集開始と参加の時期とは

インターンの開催時期は企業によりさまざまで、1年中開催する企業もあれば、夏・冬と期間を限定したプログラムもあります。インターンの参加を検討しているのであれば、開催時期から逆算をして準備を始めましょう。

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サマーインターンに行かないとどうなる?

サマーインターンは、必ずしも参加しなければならないものではありません。人によっては、講義や実習、アルバイトなどの都合で参加できないこともあるでしょう。

サマーインターンは企業についての理解を深め、自分のスキルや能力を確認することができる貴重な場です。そのため、可能であればスケジュールを調整するなどして参加を検討してみましょう。

気になる企業・業界がない場合も、自分の興味やスキルに合うプログラムに参加すれば、サマーインターンをきっかけに就活のモチベーションが上がるかもしれません。

人事

もしサマーインターンに参加できなくても、ウィンターインターンも開催する企業もあります。スケジュール的に参加が難しい方はウィンターインターンの参加を検討してみてください。

サマーインターンの参加は選考に影響する?

サマーインターンへの参加は、必ずしも選考に有利になるわけではありません。

ただし、汎用型能力・専門活用型インターンシップ、高度専門型インターンシップでは、インターンで取得した学生情報を採用活動へ活用することを可能としているため、採用につながることがあるかもしれません。

ほかにも、興味がある企業、今後選考を受けたい企業のプログラムに参加することで、企業に対する熱意が高まったり理解が深まったりする可能性は十分にあります。サマーインターンの経験が志望動機になったり、スキルアップにつながったりすれば、就活によい影響を与えてくれるでしょう

人事

汎用型能力・専門活用型インターンシップ、高度専門型インターンシップ以外でも、参加者や成績優秀者はES(エントリーシート)の提出、一次面接が免除されるなど、本選考で優遇されるプログラムもあります。

サマーインターンは何社に参加する?

エン・ジャパン株式会社が運営するサービス「iroots」が2026年に卒業予定の大学生・大学院生181名に調査した結果では、「サマーインターンに6社以上参加した」という人は半数以上という結果になりました。

サマーインターンの参加者数

参考:『iroots』を利用する26卒学生に聞いた「就職活動の状況」に関する調査レポート
※調査期間:2024年9月10日~9月15日
※有効回答数:2026年に卒業予定の大学生/大学院生 181名

あくまでこれは調査結果であり、複数のプログラムに参加しなければならないということではありません。大切なのは、インターンに参加した数・企業数よりも、得た経験や知識、今後の就活につながるきっかけといったものです。

サマーインターンの申し込みから参加までのスケジュール

サマーインターンの申し込みから参加まで、一般的には次のようなスケジュールで行われます。

サマーインターンのスケジュール

※26卒の就職・採用活動では、タイプ4「高度専門型インターンシップ」を通じて専門性を判断された学生に限り、卒業年度の3月より採用選考活動をスタートしてもよいという変更が行われています

  1. 【~5月】情報収集
  2. 【5月~6月】エントリー
  3. 【6月~7月】選考
  4. 【7月~9月】プログラムへの参加

画像の時期はあくまでも目安です。実際のサマーインターンでは、募集や開催の時期が早く実施されることがあるため、気になる企業の情報は早めに収集を開始しましょう。

【~5月】情報収集

サマーインターンの情報は、冬〜春頃から発信されています。一般的には3~5月頃ですが、早い企業は2月頃から募集をしているため、可能であれば春を迎える前に情報収集をスタートするのがおすすめです。

サマーインターンに関する情報、募集については、企業の公式WebサイトSNS、就活情報サイトなどを活用して探してみてください。情報収集の方法は「サマーインターンの探し方」で紹介しています。

プログラムのなかには、先着順で募集しているもの、募集締め切りまでの日数が短いものもあります。また、ESなど書類の提出、面接などの選考を実施する企業もあるため、募集用以降とともに選考方法も確認しておきましょう。

【5月~6月】エントリー

参加したいサマーインターンが決まったら、エントリー開始日にあわせて申し込みをしましょう。

人事

エントリー開始時期をスマートフォンのアプリでスケジュールに入れる、リマインドを設定するなど、忘れないようにしておくといいですね。

【6月~7月】選考

企業によっては、サマーインターンの選考で、書類選考、適性検査、筆記試験、面接、グループディスカッションなどを実施することがあります。

募集要項に選考方法が記載されているため、事前に確認し対策をしておきましょう。

【7月~9月】プログラムへの参加

選考を終えてサマーインターンへの参加が決まったら、夏休み期間にインターンへ参加します。「サマーインターン」ではありますが、夏休み前に開催する企業もあります。

複数のサマーインターンに参加する方は、ほかの企業のプログラムや、学校の講義などと重複しないようスケジュールの調整を行うことが大切です。

参加後は、レポートの提出などの課題があるプログラムもあります。課題は決められた期限内に提出しましょう。

プログラム参加後にフィードバックや懇親会を行う企業もある

企業によってはインターン後に、プログラムを振り返った個別フィードバックや懇親会を実施することがあります。

フィードバックは、自分の強みを伸ばしたり足りないものに気付いたりすることにつながり、本選考へ向けての対策としても有効です。懇親会は、インターンをともにした仲間や先輩社員とさらに交流を深める機会になるため、参加をおすすめします。

サマーインターンの探し方

サマーインターンは、次のような方法で探すことができます。

サマーインターンの探し方

気になる企業の公式Webサイト・就活情報サイトを確認する

サマーインターンに参加したい企業が決まっている方は、企業の公式Webサイトや就活情報サイトの企業ページを定期的にチェックしてみましょう。

就活情報サイトであれば、特定の企業だけではなくさまざまな業界・企業・エリアの情報を探せるため便利です。また、インターン以外にもオープン・カンパニー(1Day仕事体験)、キャリア教育(短期プログラム)などの情報も検索できます。

人事

「◯◯(企業名) インターン」で検索すると、その企業のインターン募集ページを見つけやすくなります。

X(旧:Twitter)などのSNSで情報収集する

XなどのSNSにある企業の公式アカウントや広報担当アカウント、就活に関連する情報を発信するアカウントをフォローすることで、サマーインターンの情報を得やすくなります。

ほかにも、自分と同じように就活する学生をフォローすれば、どの企業のサマーインターンの募集がはじまったのかなどリアルタイムで情報を得やすいでしょう。

人事

SNSアカウントは、プライベート用と就活用で分けるのがおすすめです。就活専用アカウントを作成して就活関連のアカウントだけをフォローしておけば、重要な情報が流れず見落としにくくなります!

インターンに特化したWebサイトから探す

インターンに特化したWebサイトでは、全国の企業のインターン情報を掲載しています。掲載は数カ月以上のインターンの募集を募っている企業が多い傾向です。

なかには海外企業のインターンに関する情報も掲載されています。夏に限らず長期でインターンを経験したい方は、インターン情報サイトをチェックしてみましょう。

学校のキャリア支援センターで探す

学校内にあるキャリア支援センターでは、企業が学校を対象に募集しているインターン情報を見つけられる可能性があります。学校がある地域・都道府県内にある企業の情報を得たい場合は、キャリア支援センターでの情報収集がおすすめです。

キャリア支援センターはサマーインターンに関する情報だけではなく、面接や応募書類などの選考に関する相談も可能です。就活がスタートしてからは、積極的に利用してみましょう。

友人・先輩から情報を得る

すでに就職した先輩や卒業年度の先輩、インターン参加予定の友人などにも話を聞き、「いつ頃から情報を集めたのか」「どこでインターンを探したのか」などを直接聞いて見るのもおすすめです。

直接話を聞くことができれば、インターネットで得る情報よりも詳しく知ることもできます。先輩であれば、働いている企業のインターンの紹介をしてもらえることがあるかもしれません。

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【2025年版】インターンの探し方ガイド!おすすめサイトや選び方を紹介

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サマーインターンの選び方

インターンに参加してみたいけど、いろいろな企業が募集しているから、どのプログラムに応募するか悩む……。

学生
人事

スケジュールの都合上、希望するプログラムにすべて参加するのは難しいですよね。どの企業にするか、どう絞るかを考えるときは、次のポイントを参考にしてみてください。

サマーインターンの選び方

業界・企業で選ぶ

興味のある業界、働きたい企業がすでに決まっている方は、自分の希望から選んでみましょう。同じ業界で異なる企業のサマーインターンに参加すれば、企業同士の特徴や魅力を比較できます。

志望する業界、企業が決まっていない方でも、業界研究や企業研究をすることで少しずつ絞れるでしょう。

プログラムの実施期間で選ぶ

サマーインターンの実施期間は、1日~数日程度のものから、1カ月以上実施されるものまでさまざまです。スケジュールを見ながら、無理のない範囲で参加できるプログラムを選んでみましょう。

プログラムの日程から選ぶ

卒業前年度までの時期は、受けなければならない講義・実習がまだ多い方もいるでしょう。

学生として講義や実習を優先する必要があるため、サマーインターンがいつ開催されるかも事前に確認しておくことが大切です。

仕事内容・プログラム内容で選ぶ

サマーインターンで経験したいことや、目的にあわせてプログラムを選ぶのもおすすめです。

「商品開発を体験したい」「職場体験をしたい」「グループワークをしたい」といった具体的な希望があるなら、希望に合うプログラムを選んでみてください。希望がまだ定まっていない場合は、自己分析などをすれば、自分が興味を抱いていることがわかることもあります。

サマーインターンに参加するメリット

サマーインターンに参加するメリットは次のとおりです。

人事

将来就職を希望する企業・業界が決まっている方だけではなく、就活に対してイメージが湧いていない方にも、サマーインターンの参加はメリットに感じられるでしょう。

早めに就活準備を進められる

サマーインターンは、就活のスタートダッシュのような役割があります。参加するにあたって、自己分析・業界研究・企業研究などの準備が必要になるため、サマーインターン参加前から準備しておくことで、その後の就活がスムーズに進められます

プログラム参加後は、「業界や企業に対する興味の有無がはっきりした」「具体的な業務のイメージができた」などのメリットも感じられるでしょう。

選考に慣れることができる

サマーインターンの参加にあたり、ESなどの書類や適性検査、グループディスカッション、面接などの選考が実施されることがあります。

卒業年度の本選考を前に、サマーインターンで本格的な選考を体験しておくと、ESの作成や面接での対応に慣れ、心に余裕をもちやすくなるでしょう。

選考・採用に直結する可能性がある

インターンのなかには、早期選考や採用に直結するプログラムも存在します。

サマーインターンに参加した学生から早期に内定を出す可能性もあるため、気になる企業が明確であれば、参加を検討してみましょう。

企業によっては、インターン参加者は本選考の一次面接が免除されることがあるようです。

ほかの学生との交流で就活のモチベーションが高められる

サマーインターンに参加すると、同じ企業を志望する学生たちとグループワークなどで交流する機会があります。ほかの学生とコミュニケーションをとると、高い意欲、スキル、パフォーマンスを目の当たりにすることもあり、就活のモチベーションによい刺激が得られます

卒業前年度までの時期は、就活に対するモチベーションがまだ上がっていない方もいるかもしれません。そのような方も、サマーインターンを機に将来自分が働くイメージがしやすくなるはずです。

参加前の選考、準備に時間が取られることもありますが、就活に対する気持ちを高められるのもメリットです。

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サマーインターンの参加がおすすめの人

基本的にはどんな人にもおすすめですが、サマーインターンへの参加が特におすすめの人は、次のとおりです。

  • 気になる(本選考でエントリーしたい)企業がある
  • 業界や企業に対する理解を深めたい

学業などの予定も考慮しつつ可能な限り参加することで、本選考時の対策もできるため、積極的に参加してみましょう。

サマーインターンの参加をよく考えたい人

サマーインターンに参加することでさまざまなメリットがありますが、学業を優先しなければならない場合は、参加すべきかを十分に考えて見ましょう。

例えば、インターンに参加することで必修科目や実習に影響が出るなどという場合、無理に参加する必要はありません。

「絶対に参加したい」と思うプログラムに1社だけ応募するなど、スケジュールや参加数を調整することも検討してみてください。

人事

ウィンターインターンを実施する企業もあるので、インターンの情報は常にチェックしておくのがおすすめです!

サマーインターンの選考の通過率

サマーインターンの選考の通過率は、30%から40%といわれることがあります。なかには、1%を切る難関・人気のインターンもあります。なお、これは参考の数値であり、応募人数や倍率は企業により異なります

有名企業や人気企業のサマーインターンは、より倍率が高くなることもあるでしょう。応募したプログラムに必ずしも参加できるとは限らないため、複数社に応募してみるのがおすすめです。

人事

企業側が「難易度が高い」と公表している場合や、大企業・人気企業の場合、通過率はかなり低くなることが予想されます。

サマーインターンの選考に向けた準備

サマーインターンの選考を受ける方は、まず次の準備をスタートしましょう。

自己分析をする

自己分析は、プログラムを探す段階からスタートしてみましょう。

自己分析をすることで自分が気になる企業、適性がありそうな業種・職種などを明確にでき、ES作成・面接の準備をしやすくなります

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業界・企業研究をする

業界・企業研究は、サマーインターンのエントリー、選考、プログラム参加の当日まで、どの段階でもやっておきたい事前準備です。十分に研究をすることで、働きたい業界、挑戦したい業種、本選考でエントリーしたい企業が明確になります

企業に対する理解が深まったうえでプログラムに参加すれば、インターンで得られることも増えていくはずです。

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就活用メールアドレスを作成する

インターンに応募する前に、就活用のメールアドレスを作成することも重要です。

プライベートで使っているメールアドレスや学校のメールアドレスもインターンなどの就活で活用できますが、メールの受信数が多くなるにつれ、就活の大切な情報が管理しづらくなる可能性があります。

可能であればサマーインターンの応募を機に、就活用メールアドレスを作成しておくと、企業からのメールを管理しやすくなります。ビジネスメールとしてふさわしいアカウント名にしましょう。

ビジネスマナーを身につける

話し方や立ち振る舞いなどのビジネスマナーは、インターンの選考のときから重視したいポイントのひとつです。正しい敬語、挨拶・お礼の仕方、会話中の態度、名刺の受け取り方などは、社会人として身につけておきたいことです。

ビジネスマナーは1日で身につけられるものではないため、日常生活で意識しながら過ごすようにしてみてください。

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選考で着用する服を準備する

Web面接やグループディスカッション、面接などの選考では、企業の採用担当者と顔をあわせる機会があります。指示にあわせて服を選びますが、初めての選考では、どんな服を選べばよいのか、どう着こなすのがよいのか悩むかもしれません。

服装の指示としては、スーツやビジネスカジュアルなど、場合によっては「自由な服装」「私服」と指示されることもあるでしょう。

「自由な服装」の場合はスーツ・ビジネスカジュアルのどちらでも問題ありません。「私服」と指示された場合は、ビジネスカジュアルを意識したスタイルがおすすめです。

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服装で重要なのは清潔感です。衣類の清潔感だけではなく、バッグやシューズなどの小物類、ヘアスタイルなど全身の清潔感を意識してみましょう!

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インターンの服装は何を着る?スーツ・服装自由・私服指定のポイントを解説

インターンに参加する服装は、企業の案内に従いましょう。指定がなければスーツを、服装自由であればスーツと私服どちらでも問題はありません。自分に合う服を着用して、自信を持ってインターンに参加しましょう。

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\企業で働く社員のリアルな服装を見るならこちら/

サマーインターンの選考対策【ES編】

インターンの選考では、ES(エントリーシート)の提出を求められることが多いでしょう。ESでは、志望動機や自己PRなどを記載します。これらを記載するためには、自己分析、業界研究、企業研究を十分に行う必要があります。

伝えたいことが思い浮かばないときは、じっくりと自己分析、業界研究、企業研究を行いましょう。特に初めての選考では、ESの作成に時間を要することもあるため、選考の準備は早めにスタートしましょう

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サマーインターンの選考対策【適性検査編】

インターンの選考において、適性検査を実施する企業もあります。形式としては、自宅などで受けられるWebテストや、テストセンターと呼ばれる会場へ行って受けるものなどです。

適性検査には、「SPI」や「玉手箱」などの、本選考でも実施されている適性検査を行うことがあります。

対策としては、適性検査の対策本でひと通り問題を解いたり、出題の傾向を把握したりすることが有効です。

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サマーインターンの選考対策【面接編】

インターンの選考の面接は、1~2回実施されます。

面接では、自己紹介からはじまり、応募した動機や自己PR、長所、短所などが質問されます。スムーズに回答できるよう、面接の練習も進めておきましょう。

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サマーインターンの選考対策【グループディスカッション編】

選考にグループディスカッションを取り入れる企業もあります。グループディスカッションとは、複数人のグループで一つのテーマについて議論を行い、制限時間内に結論を出していくものです。

グループディスカッションでは、役割決めがあったり限られた時間のなかで結論を出したりと、一連の流れを把握し実践できるようにしておく必要があります。

可能であれば就活仲間と練習をしたり、本や記事で対策方法を読んだり、動画を見たりして対策をしておきましょう。

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グループディスカッション徹底対策!役割のコツ・スムーズな進め方を知って自信をつけよう

グループディスカッションが苦手な場合でも、積極的に参加できるコツや、トラブル例と対処法を把握しておくことで、本番で緊張しづらくなります。一人または複数人で練習を繰り返し、グループディスカッションをスムーズに進めましょう。

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サマーインターンの選考に全落ち!どうすべき?

人気があったり、難易度が高かったりするインターンの場合、選考に通過できないことは少なくありません。

もしサマーインターンの選考に全落ちしたとしても、夏前までは募集している企業もあるため、改めてほかのプログラムの募集があるかを確認してみましょう。夏に参加できなかったとしても、企業がウインターインターンを開催する可能性もあります

サマーインターンを探すと同時に、ESや面接、必要に応じてグループディスカッション対策なども同時に進めておきましょう。

監修

サマーインターンは実施する企業も参加できる人数も限られているので、参加できなかったとしても気にしすぎなくて大丈夫です。秋冬のインターンに再度応募することもできますし、企業説明会に参加したりOBOG訪問をしたりして企業研究を進めれば、本選考にはエントリー可能です。

サマーインターン当日までにしておきたい準備

サマーインターンへの参加が決定し、当日までにやっておきたい準備は次のとおりです。

参加目的を明確にする

サマーインターンに参加する前に、今一度、何を目的に・何を学びに参加するのかを考えてみましょう。

目的を明確にして臨むことで、より有意義な経験ができ深い学びにつながります。

必要なスキルを身につける

実務を経験するインターンであれば、ある程度スキル・知識を必要とすることも少なくないでしょう。

学校の講義などですでにスキルや知識を得ている方も、サマーインターンでどんなスキルが必要かを整理して、可能な範囲でスキルアップを目指してみるといいかもしれません。

スキルを身につけることはインターンだけではなく、今後の講義や実習、ほかの企業のインターンでも活用できるでしょう。

サマーインターンで使うものを揃える

持ち物は企業からの案内を確認し、忘れ物がないようにしておきましょう。当日参加する服装においても、スーツやビジネスカジュアル、私服などの服装指定があるか確認してみてください。

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インターンの持ち物は企業からのメールや公式サイトで確認できることが多いです。当記事ではインターンに持参したい持ち物をリストでまとめています。持ち物がわからないときの対処法も紹介しているのでぜひチェックしてみてください。

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よくある質問

サマーインターンはいつから始まりますか?

サマーインターンは7月から9月の夏休み期間に行われることが一般的です。企業によっては、夏休み前に実施することもあります。

エントリーは2月から5月にかけて行われるため、早めに情報収集を始めておきましょう。

サマーインターンは何社くらい参加すればいいですか?

サマーインターンは、参加する数よりもプログラムのなかで得た経験が重要です。そのため、「◯社以上参加したほうがいい」という明確な数字はないといえます。

エン・ジャパン株式会社」の調査によると、2026年に卒業予定の大学生・大学院生181名を対象とした調査では「サマーインターンに6社以上参加した」という人が半数以上という結果になりました。

もし調査結果や友人よりも参加する数が少ない場合でも、自分が参加したプログラムのなかで得たものがあるなら、気にしすぎる必要はありません。

サマーインターンに参加しないと就活で不利になりますか?

サマーインターンに参加していないだけで就活が不利になることはないでしょう。ただし、インターンのなかには、参加者や成績優秀者を対象に、選考・採用を優先的に行うことがあります。

講義などの都合で参加できない方もいるかもしれませんが、貴重な経験ができる場でもあるため、スケジュールを調整できる方、時間に余裕がありそうな方は参加してみましょう。

サマーインターンの探し方を教えてください

サマーインターンは、次の方法で探すことができます。

・気になる企業の公式Webサイト・就活情報サイトを確認する
・X(旧:Twitter)などのSNSで情報収集する
・インターンに特化したWebサイトから探す
・学校のキャリア支援センターで探す
・友人・先輩から情報を得る

サマーインターンは大学1年生・2年生でも参加できますか?

大学3年生など、卒業前年度の学年で参加できるプログラムが多いですが、そのほかの学年で参加できるものもあります。

募集要項を確認したうえで申し込んでみましょう。

監修者情報

監修者

監修者:遠藤 美穂子さん

新卒で東京三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)入行、営業店・本部にて法人営業に携わるほか、新人研修講師、採用面接官も経験。
現在はキャリアコンサルタントとして大学での就活支援、キャリア系講義、社会人向けのビジネスマナーやキャリア開発研修などを行っている。

資格:国家資格キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士

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