インターンに参加する際に、どのような髪型がよいか、自分の髪型がインターンに適しているのかを悩む学生は多いです。髪型が原因で浮いてしまったり、企業にマイナスな影響を与えてしまったりすることは避けたいですよね。
インターンにふさわしい髪型は、業界や企業風土、当日の服装によっても変わります。企業の雰囲気に合わせたうえで、服装とのバランスや清潔感を意識した髪型を心がけることが大切です。
この記事では、インターンの髪型で意識する基本ポイントや、スーツ・ビジネスカジュアルにマッチする髪型などを解説しています。
この記事でわかること
- インターンの髪型で意識する3つのポイント
- 清潔感に欠ける髪型の例
- スーツ・ビジネスカジュアルにマッチする髪型
インターンの髪型の基本ポイント
インターンに参加する際は「企業の一員」として見られることを意識して、服装だけでなく髪型にも気を配りましょう。ふさわしい髪型は業界や企業風土によって異なりますが、基本ポイントを押さえおくと、どのような髪型がよいか考えやすくなります。
具体的には、以下3つの基本ポイントを認識しておきましょう。
「清潔感」を重視する
インターンに参加する際の服装はスーツやビジネスカジュアル、私服など、企業によってさまざまです。どのような服装であっても「清潔感のある髪型」を意識することが重要になります。
身だしなみを整えることはビジネスマナーのひとつです。清潔感のない髪型はだらしない印象を持たれやすく、相手に不快感を与えてしまうかもしれません。
清潔感のない髪型ってどんなもの?
清潔感に欠ける髪型の例
- 寝癖がついている
- ワックスをつけすぎている
- ふけがついている
- 髪色にムラがある(染髪をしている場合)
上記に気をつけたうえで、顔まわりに髪がかからず、インターン中に動いても崩れにくい髪型であれば、清潔感のある印象になるでしょう。
業界や企業にマッチした髪型にする
業界や企業風土、インターンシップの内容によっても、髪型で注意するポイントは変わります。
例えば、金融業や不動産業、公務員などでは、顧客や取引先からの信用を厳しく見られるため、ビジネスマナーを重視することが多く、髪型に厳しい傾向があります。
一方、美容業界やアパレル業界など、個性やセンスを生かすことを求められる企業では、比較的自由な髪型が許容される場合も多いです。顧客対応が少なく内勤が多いIT業界や、自由な風土を大切にするベンチャー企業でも、自由な髪型で問題ないケースがあります。
インターンに参加する企業のWebサイトなどで企業文化や職場の雰囲気などを調べたうえで、その職場に馴染む髪型がおすすめです。
ただし、先輩社員のなかに明るい髪色の方や奇抜な髪型の方がいても、配属先や職務内容によって許容されている場合があります。職場の身だしなみのルールが把握しきれない場合は、極端に派手な髪型や奇抜な髪型は避けたほうがよいでしょう。
身だしなみのトータルバランスを意識する
身だしなみは、髪型だけに重点をおいて考えるのではなく、服装を含めたトータルバランスを意識することが大切です。
例えば、インターンにスーツで参加する場合は、きっちりとした髪型が自然です。動きやすい服装や私服指定の場合に、髪型だけきっちりしていると、逆に不自然に見えてしまうかもしれません。
インターン当日の服装を踏まえたうえで、髪型だけが浮いていないかを確認してみましょう。
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インターンの服装で「私服」を指定されている業界の場合、髪型は比較的自由にできるケースが多く見られます。
こちらの項目では、「スーツ」や「ビジネスカジュアル」が指定されている場合にどのような髪型がマッチするのかを紹介します。
髪が顔にかからないヘアセット
ミディアムヘアであれば、髪の毛はおろしても問題ない場合があります。ただし、顔まわりに髪の毛がかかってしまうと、表情が見えにくく、マイナスな印象を与えてしまうかもしれません。おでこや耳が隠れない髪型を心がけると、清潔感や活発な雰囲気を出しやすくなります。
おでこを出した髪型は顔の印象が明るく爽やかになります!
顔に髪がかかるウルフヘアや、ひとつにまとめたときにおくれ毛を出すスタイルは避けて、ワックスなどで整えておくのがおすすめです。
肩よりも長いセミロング〜ロングヘアの場合は、インターンの内容によっては、作業などのときに邪魔になったりするかもしれません。
そのような場合はヘアゴムやヘアピンでまとめるようにしてみてください。
職場の雰囲気に合わせて「ポニーテール」や「シニヨン」「ハーフアップ」などのアレンジをしてみるのもいいですね!
自然な髪色
スーツやビジネスカジュアルの場合、基本的にはブラックやダークブラウンなど自然な髪色が適しています。もし、先輩社員に髪色が明るい方がいたとしても、インターン中は明るい髪色は避けたほうが無難です。
地毛が明るい茶色の場合は、黒染めをすると違和感が出てしまう可能性があります。ヘアカラーで過度に明るい髪色になっている場合でなければ、無理に黒染めをする必要はないでしょう。
パーマは企業の雰囲気に合うかで判断
企業の雰囲気にあっているのであれば、パーマをかけていても問題ない場合もあります。レディーススタイルの場合は、毛先をコテなどでカールさせる程度のスタイルであれば、清潔感を与えられます。ただし、過度な巻き髪は派手に見えてしまう可能性があるので、避けたほうが無難です。
天然パーマでクセがある場合は、あえてストレートパーマをかける必要はありません。気になるようであれば、ヘアゴムやヘアピンでまとめて、すっきり見えるようにアレンジしてみましょう。
ヘアアクセサリーはシンプルなもの
ヘアピンやヘアゴムなどのヘアアクセサリーは、装飾の少ないシンプルなものがおすすめです。カラーはブラックやブラウン、ネイビーなどであれば、髪色や服装と馴染みやすく、コーディネートもしやすいでしょう。
インターンで浮いてしまう派手な色や、華美な装飾のついたヘアアクセサリーは避けたほうが無難です。
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オンラインでのインターンの髪型はどうする?
インターンがオンラインで行われる場合も、基本的には対面と同じく、清潔感を意識した企業に合う髪型を選びましょう。画面上では、対面よりも表情が見えにくくなるため、顔にかからないすっきりした髪型がおすすめです。
オンラインの開催であっても、気を緩めることなく、ビジネスマナーを意識したきちん感のある身だしなみで臨みましょう。
まとめ
インターンは能力や個性を発揮できる場ですが、身だしなみの印象も今後の選考に関わる可能性があります。
身だしなみを整えることはビジネスマナーでもあり、印象を左右する重要なポイントです。服装とのトータルバランスも踏まえたうえで、業界や企業の雰囲気に合う清潔感のある髪型を心がけましょう。
服装がスーツやビジネスカジュアルであれば、今回ご紹介した「インターンにふさわしい髪型【スーツ・ビジネスカジュアル】」をぜひ参考にしてみてください。
身だしなみを整えて、自信を持ってインターンに参加していきましょう!