インターンは、就活情報サイトやインターン特化サイト、企業の公式サイトなどで見つけることができます。複数の方法を活用することで選択肢が広がり、自分にあったインターンを見つけやすくなります。また、検索時にフィルターを設定すると、希望に近い条件のインターンを効率よく探せるでしょう。
この記事では、インターンの探し方や選び方、情報収集のポイントなどを詳しく解説します。大学1・2年生向けの探し方やおすすめのサイトも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- インターンに特化したWebサイトやアプリでは、実務型のインターンを探せる
- 企業によっては公式サイトで独自のプログラムの募集を行っている場合がある
- スタートアップ企業やベンチャー企業はSNSで応募可能な場合がある
参加前に知っておきたい!インターンの種類と内容
現在、「インターンシップ」と呼ばれるのは、「汎用的能力・専門活用型インターンシップ(タイプ3)」と「高度専門型インターンシップ(タイプ4)」のみとされており、短期インターンや1day仕事体験と呼ばれていたものは「オープンカンパニー」「キャリア教育」に分類されます。

企業によってはオープンカンパニーやキャリア教育もインターンとして募集している場合があります。
汎用的能力・専門活用型インターンシップは、実際の業務を体験しながら、自分のスキルや適性を知ることを目的としたプログラムで、おもな参加対象は、学部3・4年生や修士1・2年生です。汎用的能力活用型(短期:5日以上)と専門活用型(長期:2週間以上)があり、期間によって分類されます。
高度専門型インターンシップは、専門的な知識やスキルを活かすことを目的としたプログラムです。修士課程・博士課程の学生を対象としています。
こうした分類はあるものの、最近では学部1・2年生が参加できるインターンも増えてきました。短期・長期に関わらず、幅広い選択肢があるため、積極的に情報を集めることが大切です。
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インターンの探し方・情報収集の方法6選
インターンの探し方や情報収集の方法としては、おもに次の6つがあります。
1. 就活情報サイトで探す
「マイナビ2026」や「リクナビ2026」などの就活情報サイトには、大手企業から中小企業まで幅広いインターン情報が掲載されています。特に、短期のオープンカンパニーやキャリア教育や業界研究向けのプログラムが多く掲載されています。
就活情報サイトは、事前に作成したES(エントリーシート)で複数の企業に応募できるなど、エントリーの手続きが容易なことも特徴です。
就活情報サイトは掲載数が多いため、「業界」「エリア」「開催日」などのフィルターを活用したり、フリーワード検索に「インターン」と入れたりすると、探しやすくなります。気になるインターンがあれば、エントリー締切を確認し、早めの応募を検討してみましょう。
マイナビ2026
マイナビ2026は、新卒向けの就職情報サイトで、インターンの情報も掲載されています。業界や職種ごとに検索でき、企業の詳細や先輩社員の体験談を確認しながら、自分にあった企業を探せます。
エントリーや説明会予約もスムーズに進められるほか、自己分析に活用できる適性診断ツールや、選考対策に役立つWebセミナーなど、就活サポートも充実していることも特徴です。
特徴 | ・さまざまな項目で検索できるため絞り込みやすい ・自己分析やさまざまな診断をしてからプログラムを探せる ・掲載企業数は3万社以上 |
会員登録 | ・会員登録前に募集の詳細をチェックできる ・エントリーには会員登録が必要 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
リクナビ2026
リクナビ2026は、新卒向けの就職情報サイトです。リクナビの「Open ES」を活用すれば、インターンの検索やエントリーがスムーズに行えます。
業界や職種ごとに探せるほか、企業の特徴や求める人物像を詳しく確認できるため、自分にあったインターンを見つけやすいことも特徴です。就活スケジュール管理機能もあり、説明会やエントリーの進捗を効率的に管理できるでしょう。
特徴 | ・さまざまな項目で検索できるため絞り込みやすい ・掲載企業数が1万社以上 |
会員登録 | ・会員登録前に募集の詳細をチェックできる ・エントリーには会員登録が必要 |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
2. インターンに特化したサイト・アプリで探す
インターンに特化したWebサイトやアプリでは、就活情報サイトとは異なり、おもに企業で実際に業務を行う実務型のインターンが掲載されています。そのため、長期インターンや実践的なプログラムを探す際に役立ちます。
これらのWebサイトやアプリを利用してインターンに応募する場合は、プロフィール登録が必要です。自己PRを充実させることで、企業からスカウトを受ける可能性が高まります。
ここでは、おすすめのWebサイトやアプリを紹介します。
Infraインターン
Infraインターンは、長期インターンに特化した求人サイトです。特に、実務経験を積みながらスキルアップできる、有給インターンが掲載されています。
「週4日以上の求人」「フルリモート求人」など、特徴別の求人を集めたページが設けられているため、希望にあうインターンを探しやすいことが特徴です。企業の社風や業務内容が詳しく掲載されているため、エントリー前にしっかり比較できるでしょう。
特徴 | ・地方のインターン募集も充実 ・長期インターン採用で奨学金がもらえる |
会員登録 | ・会員登録前に募集の詳細をチェックできる ・エントリーと同時に会員登録ができる |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社Legaseed |
ゼロワンインターン
ゼロワンインターンは長期・有給インターンに特化した求人サイトです。会員登録をすると気になるインターンへの応募がスムーズにでき、最新のインターン情報やおすすめのインターン情報などのお知らせも受け取れます。
ゼロワンインターンで応募した企業で3カ月以上インターンに取り組むと、企業の社長が「推薦状」を書いてくれます。推薦状を見たほかの企業からスカウトが届く仕組みになっており、就活を有利に進めるために役立ちます。
特徴 | ・長期インターン募集に特化している ・社長からの推薦状で就活を有利に進められる |
会員登録 | ・会員登録前に募集の詳細をチェックできる ・エントリーと同時に会員登録ができる |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社そると |
インターンシップガイド
インターンシップガイドは、全国47都道府県を網羅し、インターン特化サイトとして日本最大級の掲載企業数・登録学生数を誇ります。
短期・長期の両方のインターンが掲載されており、どの学年の学生でも利用しやすいことが特徴です。地方でインターンを探している人や、短期・長期どちらも比較したい人にも適しています。
特徴 | ・1年生から大学院生まで参加できるインターン情報を掲載 ・「こだわり条件」で検索条件を細かく設定できる |
会員登録 | ・会員登録前に一部の募集や詳細をチェックできる ・エントリーと同時に会員登録ができる |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社futurelabo |
Wantedly Intern
Wantedly Internはインターンを探せるアプリです。募集要項から企業のビジョンを知ることができ、自分にあったインターンを探しやすいことが魅力です。
エントリーするか迷った場合も、企業への興味度を選択することで、エントリー前に話を聞くことが可能です。また、有料の月額プランでは、エントリー時に「Premium」のバッジがつき、スカウトを受ける機会が増えるというメリットがあります。
特徴 | ・アプリでインターンを探せる ・月額プランはスカウト受け取り数が平均10倍になる ・1度アプリを利用すれば毎回ログインする必要がない |
会員登録 | ・募集の確認に会員登録が必要 ・FacebookやAppleのアカウントで会員登録できる |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | ウォンテッドリー株式会社 |
キャリアバイト
キャリアバイトは、「1・2年生歓迎」のインターン募集が豊富なWebサイトです。会員登録をするとスキル診断が受けられるため、自己分析にも役立ちます。
各企業の詳細ページには、具体的な仕事内容や身につくスキルなどが詳しく記載されているため、インターンを通じてスキルアップを目指しやすいことも特徴です。
特徴 | ・スキル診断で自分にあうインターンを探せる ・どんな能力が身につくか把握してから応募できる |
会員登録 | ・会員登録前に募集の詳細をチェックできる ・FacebookやLINEのアカウントで会員登録ができる |
対応エリア | 東京がメイン |
運営会社 | エン・ジャパン株式会社 |
理系ナビ
理系ナビは、理系学生向けのキャリア情報サイトです。以前は理系学生向けのインターン情報に特化した「理系インターンナビ」でしたが、2025年4月以降は「理系ナビ」に統合されました。
理系ナビには、全学年を対象とした短期・長期のインターン情報が掲載されています。業界や職種、活かせる専攻などの条件で検索できるため、自分にあったインターンを見つけやすいことが特徴です。
特徴 | ・理系学生向けのインターン情報が掲載されている ・学部3年、修士1年が対象 |
会員登録 | ・募集の確認に会員登録が必要 ・会員登録するとセミナー参加やキャリアアドバイザーへの相談ができる |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ドリームキャリア |
3. 企業の公式サイトで探す
興味のある企業の採用ページを直接確認すると、就活情報サイトやインターン特化サイトには掲載されていないインターンの情報を見つけられることがあります。特に、大手企業は独自のインターンプログラムを実施していることが多く、公式サイト限定の募集もあります。
ただし、応募締切が早いケースもあるため、定期的にチェックすることが大切です。

「◯◯(企業名) インターン 2025」などのキーワードで検索してみるのもおすすめです。
4. 学校のキャリア支援センターで探す
多くの学校には、企業と連携し、インターンを紹介するキャリア支援センターがあります。キャリア支援センターでは、信頼性の高い企業のインターン情報を得られます。特定の学校を対象とした募集が見つかる可能性もあるので、積極的に活用してみましょう。
また、講義の合間に情報を得られるだけでなく、履歴書の添削や面接対策などのサポートを受けられるのもキャリア支援センターならではのメリットです。
5. SNSを活用する
企業のX、Instagram、LinkedInなどのSNSアカウントでは、インターン情報が発信されることがあります。特にスタートアップ企業やベンチャー企業では、SNS上でインターンを募集するケースもあるため、定期的にチェックしてみましょう。
活用方法の例
- X・Instagram「#インターン募集」「#長期インターン」などのハッシュタグで検索する
- LinkedIn:企業の採用担当者や社員とつながり、情報を得る

SNSを活用すると、一般公開されていないインターン情報を見つけられる可能性もあります。
6. 先輩や友人に紹介してもらう
すでに就職した先輩や、インターンに参加した知人から紹介を受ける方法もあります。実際にインターンや就活を経験した人から話を聞くことで、インターネットで調べるよりも詳しい企業情報を得られる場合があります。
また、先輩や友人とは普段からインターンの情報交換をしておくこともおすすめです。参加したい業種や希望するインターンの条件を伝えておけば、関連する企業の募集情報を教えてもらえるかもしれません。
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大学1年生~2年生が参加できるインターンの探し方
大学1・2年生でも参加できるインターンが増えており、業界研究やスキルアップ、社会人経験を積む貴重な機会となっています。就活前にインターンを経験することで、自分の適性を知り、将来のキャリア選択に役立てることができます。
大学1・2年生が参加できるインターンの探し方はおもに次の2つです。
インターン特化サイトで参加対象を1・2年生に絞って探す
インターン特化サイトのフィルター機能を活用すると、1・2年生でも参加できるインターンを効率よく探せます。
就活情報サイトは、就活を控えた学年向けのインターンが多い傾向がありますが、インターン特化サイトでは学年別に検索できる機能があり、低学年でも参加可能なインターンを簡単に見つけられます。
おすすめのインターン特化サイトは次のとおりです。
サイト名 | 特徴 |
---|---|
Infraインターン | ・長期、有給インターンのみ掲載 ・未経験OKの募集が豊富 |
ゼロワンインターン | ・長期、有給インターンのみ掲載 ・ベンチャー企業の募集が豊富 |
インターンシップガイド | ・短期・長期どちらも探せる ・就活サポートも充実 |
キャリアバイト | ・有給インターンのみ掲載 ・短期・長期どちらも探せる |
これらのWebサイトを活用し、次の手順で探してみましょう。
効率的な探し方
- インターン特化サイトで会員登録をする
- 検索機能で「1・2年生歓迎」のフィルターを設定する
- 業界、職種、地域などを絞り込んで検索する
- 気になるインターンの詳細を確認して応募する
「1・2年生歓迎」のフィルターがない場合は、フリーワード検索に「1年生」「2年生」と入れる方法もあります。

興味のある企業をフォローやお気に入り登録しておき、募集情報を定期的にチェックすることもおすすめです。
学校のキャリア支援センターで相談する
学校のキャリア支援センターでは、1・2年生向けのインターン情報を提供していることがあります。信頼できる企業のインターンを紹介してもらえる場合があるので、活用してみましょう。
特に、学校と提携している企業のインターンは、選考のハードルが比較的低く、未経験でも参加しやすい傾向があります。相談する際は、「1・2年生でも参加できるインターンを探している」と伝えましょう。希望する業界や職種を明確にしておくことも大切です。
また、キャリア支援センターでは、1・2年生向けのキャリア講座や企業説明会を開催していることもあるため、定期的に情報をチェックしてみましょう。
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自分にあったインターンの選び方
インターンを選ぶ際は、業界や職種、期間、内容、開催時期・場所など、さまざまな視点から検討することが重要です。ここでは、自分の目的やスケジュールにあったインターンを選ぶポイントを紹介します。
業界・職種で選ぶ
インターンを通じて興味のある業界や職種について理解を深めることができます。将来のキャリアを考えるうえで、どの分野で働きたいのかを意識して選ぶことが大切です。
インターンでは、職種ごとの業務を実際に体験できるため、キャリアの方向性を考えるのに役立ちます。例えば、営業・マーケティング・エンジニア・データアナリストなど、自分の興味や強みにあわせて選ぶのがおすすめです。
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期間(短期・長期)で選ぶ
短期と長期では、それぞれ特徴が異なります。
短期(1日~2週間未満)
【タイプ】
オープンカンパニー
キャリア教育
【目的】
業界、企業の理解を深める
【特徴】
座学・グループワーク・企業訪問が中心
【向いている人】
- 業界・職種の理解を深めたい人
- 複数の企業を比較したい人
長期(2週間以上)
【タイプ】
汎用的能力・専門活用型インターンシップ
高度専門型インターンシップ
【目的】
実務経験を積み、スキルを向上させる
【特徴】
実際の業務に携わり、実践的な経験を積める
【向いている人】
- スキルアップを目指す人
- 特定の企業での経験を重視する人
例えば、業界研究が目的なら短期、実務経験を積みたいなら長期を選ぶことがおすすめです。学業やアルバイトとのバランスを考え、無理なく参加できる期間を選びましょう。
仕事内容・プログラム内容で選ぶ
インターンには、グループワーク型や実務体験型など、さまざまな形式があります。だからこそ、自分が何を学びたいのかを明確にし、目的にあった内容のインターンを選ぶことが大切です。
例えば、グループワーク型のインターンは、チームで課題解決に取り組むことで、協調性や論理的思考力を養う機会になります。実務体験型は、企業の業務を実際に経験しながらスキルを身につけることができ、長期間のプログラムが中心です。
企業の知名度だけでなく、プログラムの内容を確認し、自分にあったインターンを選びましょう。
勤務時間・勤務場所で選ぶ
インターンを選ぶ際、勤務時間や勤務場所も重要なポイントです。これらの条件によって、参加のしやすさや学業との両立ができるかの判断が大きく左右されます。
例えば、長期インターンの場合、「週3勤務必須」「就業時間のうち4時間以上勤務」などの条件が設定されています。これらの条件を踏まえて、自分の生活スタイルにあうか、無理なく続けられるかを確認して選ぶことが大切です。
また、インターンには「対面型」「オンライン型」「ハイブリッド型」があります。それぞれの特徴を踏まえて、自分にあうものを選びましょう。
種類 | 特徴 |
---|---|
対面型 | ・企業の雰囲気がわかる ・現場の社員と直接交流できる |
オンライン型 | ・どこからでも参加可能 ・移動の必要がない |
ハイブリッド型 | ・一部オンライン+対面で行う ・フレキシブルに参加したい人に向いている |
インターンに応募・参加する際の注意点
インターンに応募・参加する際の注意点も確認しておきましょう。
参加目的を明確にしたうえで参加する
インターンを充実した経験にするためには、参加する目的を明確にすることが重要です。インターン参加前には、「業界や企業の理解を深めたい」「実務経験を積みたい」「自分の適性を知りたい」など、達成したいことを具体的に考えておきましょう。目的意識を持つことで、主体的に行動しやすくなり、より多くの学びや成長につながります。
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やみくもに応募・参加しない
インターンに参加することで選考に有利になる場合はありますが、数をこなせばよいというわけではありません。何となく参加しただけでは、期待した学びを得られない可能性があります。
興味のある企業や業界を深く知る機会としてインターンを活用するためにも、自己分析をしっかり行ったうえで、自分にあうインターンを選んで参加することが大切です。
学業や就活とうまく両立する
学生は、講義やアルバイト、サークル、実習などで忙しくなることがありますが、学業を優先することを忘れてはなりません。
特に、長期インターンの場合、学業とインターンを両立することになります。授業の合間にインターンを入れることもできますが、電車の遅延などで授業に間に合わなくなることも考えられます。そうならないためにも、学業への影響も考慮して選ぶことが大切です。
また、インターンと就活を並行して進める場合は、負担が大きくなるかもしれません。インターンの仕事内容や勤務時間をしっかり確認し、無理のないスケジュールを組むことを心がけましょう。
インターンの選考内容と対策
インターンでは、ESの提出や面接などの選考が行われることがあります。選考内容は企業やプログラムによって異なりますが、書類選考、適性検査・筆記試験、面接などが実施されるケースがあります。
インターン選考内容の例
- 書類選考(履歴書・ES)
- 適性検査・筆記試験
- 面接(個人面接、グループ面接など)
書類選考では、履歴書やESに、志望動機や自己PR、インターンで学びたいことなどを記入して提出します。書類選考を通過すると、適性検査・筆記試験が行われることがあります。これらの試験では、基礎学力や適性が問われます。
最終段階では、個人面接やグループ面接、グループディスカッションなどが実施されます。ここでは、コミュニケーション能力や志望度の高さをアピールすることが大切です。
ただし、企業によっては、これらの選考プロセスが一部省略されたり、独自の方法が採用されたりする場合もあります。各企業の公式サイトや募集要項を確認し、適切な準備を行いましょう。
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インターンに参加するための事前準備
インターンに参加する前の事前準備として、次の2つを行っておきましょう。
業界や企業の情報を調べる
インターンに参加する前に、企業の事業内容やインターンの目的を把握しておくことが大切です。
企業の公式サイトやプレスリリースを確認し、どんな事業を展開しているのか、同業他社と比べてどんな強みがあるのかを理解しておくと、インターン当日の学びが深まります。
事前にリサーチをしておくことで、インターン参加中に適切な質問ができ、積極的な姿勢を示すことにもつながります。
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服装・持ち物を準備する
インターンの種類によって、適した服装は異なります。企業側から特に指定がない場合でも、清潔感のある服装を心がけましょう。
インターンの服装は、スーツまたはビジネスカジュアルがおすすめです。ビジネスカジュアルとは、ビジネスの場にふさわしい、スーツより少しカジュアルな服装を指します。特に、「服装自由」や「私服可」の場合は、ビジネスカジュアルを意識した清潔感のある服装が馴染みやすいです。
また、当日に慌てないよう、必要な持ち物も確認しておきましょう。
インターンの持ち物
- 企業に指定されたもの
- メモ帳
- スケジュール帳、筆記用具
- 本人確認書類
- 財布
- スマートフォン、携帯電話
- ハンカチ
- 時計
など
\就活に必須のアイテムがお得に揃う!/
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インターンの服装は何を着る?スーツ・服装自由・私服指定のポイントを解説
インターンに参加する服装は、企業の案内に従いましょう。指定がなければスーツを、服装自由であればスーツと私服どちらでも問題はありません。自分に合う服を着用して、自信を持ってインターンに参加しましょう。
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よくある質問
インターン先はどうやって探せばいいですか?
インターンは、就活情報サイトやインターン特化サイト、企業の公式サイト、SNS、学校のキャリア支援センターなどで探すことができます。希望する業界や職種、開催時期を明確にし、複数の方法を活用すると、効率よく情報を集められます。参加したい企業がある場合は、その企業の公式サイトの採用ページをチェックしてみましょう。
おすすめのWebサイトや探し方の詳細は「インターンの探し方・情報収集の方法6選」で解説しています。
長期インターンの探し方は?
長期インターンは、インターン特化サイトで探すことがおすすめです。スタートアップ企業やベンチャー企業の場合は、SNS(X・LinkedInなど)で直接応募する方法もあります。
「インターンに特化したサイト・アプリで探す」で詳しく解説しています。
有給インターンの探し方は?
有給インターンは、インターン特化サイトで探せます。例えば「Infraインターン」「ゼロワンインターン」では、長期・有給インターンのみが掲載されています。そのほかのインターン特化サイトでも、「有給」「報酬あり」といったフィルターを使って検索すると、見つけやすいでしょう。
大学1年生のインターンの探し方は?
大学1年生のインターンは、次の2つの方法で探せます。
- インターン特化サイトで参加対象を1・2年生に絞って探す
- 学校のキャリア支援センターで相談する
インターン特化サイトの検索画面で「1・2年生歓迎」といったフィルター設定が可能であれば、活用してみましょう。
「大学1年生~2年生が参加できるインターンの探し方」でも詳しく解説しています。