インターンの応募時には履歴書の提出を求められることがあります。アルバイトなどで履歴書を作成した経験があっても、まずは正しい書き方を確認してから作成することがおすすめです。
この記事では、インターンの履歴書の書き方を、基本情報や証明写真、学歴・職歴などの項目別に詳しく解説します。また、履歴書を記入する際のポイントや送付方法も紹介するので、これから履歴書の作成・提出を控えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- インターンの履歴書の日付は和暦と西暦どちらでも問題ないが、履歴書内で統一させる
- インターンの場合、履歴書の「職歴」は一般的には「なし」で問題ない
- インターンの履歴書は内容が重要であり、手書きとWebはどちらでも問題ない
インターンの履歴書で企業が知りたいポイント
インターンの選考で提出が求められる「履歴書」は、企業が応募者のことを知るための重要な書類です。
履歴書には、おもに基本情報、学歴・職歴、保有資格、志望動機、自己PRなどを記入します。企業側が応募者の概要を正しく把握するための書類であるため、正確な情報を記入することが重要です。
履歴書は基本的なプロフィールのみを記入するフォーマットが一般的であり、企業によってはES(エントリーシート)とセットで提出を求める場合もあります。
ESは、入社後のビジョンや価値観、人柄などを企業側にアピールするための書類であり、志望動機や自己PRに加えて、長所・短所などを詳しく記載するものです。
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インターンで提出する履歴書の書き方
まずは履歴書の書き方のポイントを確認していきましょう。
参照:厚生労働省履歴書様式例
履歴書の学歴や職歴、資格・免許の欄などで年月日を書く際は、和暦と西暦のどちらを使用するか迷うかもしれません。和暦と西暦はどちらでも問題ありませんが、履歴書全体で統一することが重要です。履歴書のテンプレートですでに和暦が入っている場合は、全体を和暦に統一させましょう。
そのほかの項目別の書き方も詳しく見ていきましょう。
1. 日付
履歴書の一番上に記入する日付は、記入日ではなく、「履歴書を提出する日」を書きましょう。
送付方法ごとの提出日
- メールで送付する場合:送信日
- Web上のフォームで提出する場合:送信日
- 郵送する場合:投函日
- 手渡しの場合:面接当日の日付
2. 基本情報
基本情報には、氏名、生年月日、現住所、電話番号などを記入します。
基本情報のポイント
【氏名】
- フルネームを漢字で記入する
- ふりがなを忘れずに記入する
【現住所】
- 正確な住所と郵便番号を記入する
- ふりがなを忘れずに記入する
【電話番号】
- 日中連絡が取りやすい電話番号を記入する
- 自宅と携帯の両方がある場合、携帯電話番号を優先して記入する
【メールアドレス】
- 普段使用しているメールアドレスを記入する
- 英数字の書き間違いに注意する
現住所の下に「連絡先」を記入する欄がありますが、ここは現住所の住所・電話番号と異なる場合に記入します。現住所の住所・電話番号と同じであれば「同上」で問題ありません。
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3. 証明写真
履歴書に貼り付ける証明写真は、あまりにも古いものだと現在の自分の印象と異なる可能性があります。そのため、3〜6カ月以内に撮影した写真を使用するのがおすすめです。
企業によっては「3カ月以内の写真」などの期間を指定している場合もあるので、履歴書に貼り付ける前に確認しておきましょう。
証明写真のサイズは、企業の指定がない限り「縦4cm×横3cm」が一般的です。ノリや写真用テープを使い、丁寧に貼り付けましょう。万が一履歴書から剥がれてしまった場合に備えて、写真の裏に油性ペンで氏名(フルネーム)と学校名を記載しておくと安心です。
就活用の証明写真は写真館やスタジオでプロに撮影してもらうことがおすすめですが、急いでいる場合は街中にある証明写真機での撮影も可能です。
撮影時は、清潔感のある服装や身だしなみ、姿勢、表情に気を配りましょう。服装はシンプルな無地のスーツを選べば、どの企業でもマッチしやすいため、ほかのインターンや面接の際にも使い回しがしやすく便利です。
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4. 学歴
「学歴・職歴」欄の1行目の中央に「学歴」と記入し、2行目以降は中学校卒業から古い順に記入します。学校名は略さず正式名称で、学科名やコース名まで記入しましょう。
休学・留学・中途退学など、入学や卒業以外の経歴があれば、その内容も記入します。理由は記載しなくても問題ありませんが、記載する場合はできるだけ簡潔に書きましょう。
記入例
- 令和◯年△月 ◯◯大学◻︎◻︎学部△△学科 休学
語学留学するため1年間休学 - 令和◯年△月 ◯◯大学◻︎◻︎学部△△学科 中途退学(家庭の事情により退学)
インターンは在学中に行うため、現在通う学校の後ろに「卒業見込み」、大学院の場合「修了見込み」と記入します。
記入例
- ◯◯大学 ◻︎◻︎学部 △△学科 卒業見込み
- 〇〇大学大学院◻︎◻︎研究科△△学専攻博士課程 修了見込み
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5. 職歴
学歴の最後の行から1行空けた行の中央に「職歴」と記入します。学生で就業経験がない場合、「職歴」の次の行の左側に「なし」と記入しましょう。学歴の下に空欄があると、記入漏れか職歴なしなのかを判断できないため、忘れずに「職歴」「なし」を記入します。
アルバイトやインターンは企業への正社員としての就職ではないため、一般的に職歴には含まれません。
ただ、アルバイトやインターンの経験が応募先企業で求められるスキルに直接関係している場合は、記入して問題ない場合もあります。記入したい場合は、正社員雇用との判別がつくように、社名の後に括弧書きで(アルバイト入社)(インターン)などの補足を入れましょう。
アルバイトやインターンの経験は、職歴ではなく自己PR欄などでアピールするのもおすすめです。
最後に、学歴・職歴の情報が以上で終わりであることを示すために、右寄せで「以上」と書いて締めくくりましょう。
6. 資格・免許
「資格・免許」の欄には、応募するインターンに関連性のある資格を記入します。取得した順に時系列で、取得年月・資格名・発行機関を記入しましょう。
例えば、語学力、使用可能なソフトウェアやプログラミング言語、普通自動車免許など、スキルのアピール材料となる資格を具体的に記載します。資格名は略さずに、正式名称を記載することが重要です。
▽記載例
漢検2級
日本漢字能力検定2級
注意点として、インターンのなかには、応募資格に「TOEIC700点以上」などの条件を設けている場合があります。条件を満たしている場合は効果的なアピールになりますが、条件を満たしていない場合は記載しないほうが無難です。
7. 志望動機・自己PR
履歴書は基本情報や学歴・職歴などのプロフィールがメインですが、志望動機や自己PRを記入できる欄が設けられている場合もあります。
志望動機には、その企業のインターンに応募した具体的な理由を書きましょう。「興味がある」などの抽象的な内容ではなく、応募先企業やインターンのプログラム内容に対する関心や熱意を具体的に書くことがポイントです。
自己PRでは、自分の強みや得意なことを具体的に書きましょう。強みを裏付ける具体的なエピソードを書くことで説得力が増します。
志望動機や自己PRは、ESや面接でも頻出の質問です。履歴書では記入スペースの関係上、簡潔な内容にすることになりますが、ESや面接での受け答えと相違がないように注意しましょう。
志望動機・自己PRの例文は、「インターンの履歴書で記入する志望動機の例文」「インターンの履歴書で記入する自己PRの例文」でそれぞれ紹介しています。
8. 本人希望記入欄
履歴書の最後に設けられている「本人希望記入欄」には、給料・職種・勤務時間・勤務地の希望など、企業側への連絡事項があれば記入します。特に連絡事項がなければ「貴社の規定に従います」と書きましょう。
インターンの募集要項には「勤務条件(週◯日勤務以上など)」と記載されていることがあります。その場合は、本人希望記入欄に自分が勤務できる日時を書いておきましょう。
記入例
- 週2〜3日の勤務を希望します。
- ◯曜日は大学の講義があるため、出勤できません。
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最寄り駅はどこにすべき?履歴書に記入する場合の駅の選び方・書き方を解説
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インターン用の履歴書の選び方|Webと手書きのどちらがいい?
履歴書はおもに手書きのものとWeb履歴書の2種類があります。企業から指定された履歴書で提出する必要があるため、まずは企業からの指示を確認してみましょう。
特に指示がない場合は、どちらにすべきか迷うかもしれません。しかし、履歴書は内容が重要であるため、どちらの形式を選ぶかは合否に影響しない可能性が高いです。
「doda」が実施した「履歴書は手書きとWebどちらがいいか」のアンケートによると、「どちらともいえない、どちらともかまわない」と回答した採用担当者の割合が最も多い「42.7%」でした。
理由として「記載内容に不備がなければどちらでもよい」といった声が上がっていることから、履歴書の形式より内容が重要であることがわかります。
手書きの文字で人柄や個性をアピールしたい場合は手書き、効率を重視する場合はWeb履歴書を選ぶなど、企業の文化や就活の目的にあわせて選ぶのがおすすめです。
PCで作成する履歴書の選び方
履歴書をPCで作成する場合は、企業から指定がある場合は、その指示に従いましょう。特に指定のフォーマットなどがない場合は、厚生労働省が推奨している標準的な履歴書のテンプレートを活用するのがおすすめです。
厚生労働省が推奨しているもの以外にも、履歴書はさまざまなフォーマットがあり、各サイトでダウンロードできるようになっています。自己PR欄が大きいもの、志望動機欄が大きいものなど、アピールしたい内容にあわせて選べます。
手書きの履歴書の選び方
手書きで履歴書を作成する場合は、紙の履歴書の購入が必要です。紙の履歴書は、コンビニや書店、文房具店、大学生協(大学生活協同組合)などで購入できます。
大学生協で取り扱っている履歴書は、自己PRや志望動機の記入欄が広いなど、市販の履歴書よりも新卒の就活やインターンに特化している場合があります。
履歴書はA4サイズとB5サイズがありますが、どちらを選んでも問題ありません。自分にとって書きやすいほうを選びましょう。
インターンの履歴書を記入するときのポイント
インターンの履歴書を記入する際は、次の3つのポイントに注意しましょう。
誤字脱字をなくし丁寧な記入を心がける
履歴書は、記入後に見直し、誤字脱字がないかを確認しましょう。自分では気づきにくい誤りを見つけるために、第三者にチェックしてもらうこともおすすめです。提出日まで余裕がある場合は、記入してすぐに提出するのではなく、翌日に再度見直しをすることで誤りに気づきやすくなります。
Web履歴書の場合は、目視での確認に加えて、無料の誤字脱字チェックツールなどを活用する方法もあります。
手書きの場合は、丁寧で読みやすい字で書くことが重要です。黒のボールペンを使用しますが、こすると消えるタイプのペンは、熱や摩擦で文字が消えてしまう可能性があるため使用は避けましょう。
また、修正液や修正テープ、取り消し線を使用すると、見栄えが悪くなるだけでなく、書類としての信頼性が下がる可能性があります。書き間違えをした場合は、新しい履歴書に書き直すようにしましょう。
事実を正確に記入する
履歴書は自分自身の情報を正確に伝えることが重要です。学歴や職歴、資格・免許はWebサイトなどで正式名称を確認し、正しく記入することを心がけましょう。
自己PRや志望動機では、具体的な経験や成果を述べ、アピールポイントを明確にすることも重要です。
形式を統一する
Web履歴書の場合は、フォントやレイアウト、文字のサイズを統一し、全体の見た目を整えることも大切です。適度に改行をしたり、見出しを設けたりして、見やすさにも気を配りましょう。
手書きの場合も、行間や文字の大きさを揃えることが大切です。文体は「ですます調」「である調」どちらかで統一し、混合しないように注意しましょう。
インターンの履歴書で記入する自己PRの例文
自己PRでは、自分の強みやスキルを具体的なエピソードを交えて伝えます。
文字数は履歴書の記入スペースにもよりますが、ここでは200〜300字の例文を紹介します。
例文
私の強みはリーダーシップです。大学3年のときに、入学当初から所属しているテニスサークルのキャプテンに選ばれました。現在もチームのキャプテンとして活動しており、おもにチームの練習計画や試合の戦略を立てています。
よりチームのパフォーマンスを向上させるために、メンバー一人ひとりと個別面談を行い、それぞれの強みや課題をヒアリングしました。その結果をもとに、個別の練習メニューを作成し、チーム全体の強化を図りました。
その結果、チームの結束力が高まり、練習の質も向上しました。チーム全体の成績が上がり、地域の大会で優勝することができました。メンバーからの信頼も厚くなり、チームとしての一体感が生まれました。
例文
私の強みは、主体性をもって行動できることです。大学1年から飲食店でアルバイトをしており、3年目になってからは新メニューの提案を任されました。
過去の売れ筋商品やお客様のニーズを調査し、店長や同僚に意見を聞きながら、新メニューの考案に取り組みました。試作を重ね、自信を持って提案した結果、新メニューは採用され、売上向上にも貢献できました。この経験から、主体的に行動することの大切さ、そして周囲と協力して目標を達成する喜びを学びました。
貴社のインターンシップでも、この経験を活かし、積極的に課題解決に取り組んでいきたいと考えています。
例文
私の強みは行動力があることです。大学2年の頃から、地域の子どもたちの学習支援を目的とした学生団体を立ち上げ、現在も代表として活動しています。活動を始めた当初は参加者も少なく、活動内容も限られていました。
そこで、子どもたちの興味を引き出すユニークな学習プログラムを考案し、SNSを活用して積極的に情報発信を行いました。その結果、参加者が3倍に増加し、地域からの支援も得られるようになりました。
現在では、学習支援だけでなく、環境教育や文化交流など、活動の幅も大きく広がっています。この経験を通じて、アイデアを形にする力と、それを実現させる行動力の重要性を学びました。
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インターンの履歴書で記入する志望動機の例文
志望動機は、企業のビジョンや事業内容、企業文化などを調べたうえで、「なぜこのインターンに応募するのか」を具体的に述べることがポイントです。
例文
貴社の「ITで人を幸せにする」という企業理念に共感し、インターンシップへの参加を志望しました。
大学ではプログラミングを学び、現在は教育と人工知能の関係性や実用性を研究しています。実務を通して、ITの最先端を進む貴社の技術や顧客との関わり方、新たな価値を生み出せるプロセスやマインドを学びたいと考えています。
大学生活で培ってきたIT技術を活かしながら、何事にも前向きに取り組み、貴社に貢献したいです。
例文
貴社の「◯◯」は私が生まれる前から両親が食べており、世代を問わず長年愛される商品と努力に魅力を感じて志望しました。
今は他社が似た商品を多数発売していますが、発売当初から変わらない味と無添加を貫くのは貴社だけの技術です。そこに◯◯があるだけで、私たち家族は笑顔になれました。昨今は環境に配慮したパッケージへの改良、SNSでアレンジレシピの紹介など、多方面で共感を得ています。
私も貴社の商品で、お客様に価値や笑顔を届けたいと感じています。インターンシップでは、貴社のサービスのこだわりや技術力を学びたいです。
例文
貴社の「環境に優しいエネルギーを提供する」という企業理念に共感し、インターンシップへの参加を志望しました。
大学では環境工学を専攻しており、再生可能エネルギーの研究に取り組んでいます。特に、太陽光発電システムの効率向上に関するプロジェクトに参加し、データ分析やシステムの最適化を行ってきました。
実務を通して、貴社が持つ最先端の技術やプロジェクト管理の方法、さらには持続可能なエネルギー供給の実現に向けた具体的なアプローチを学びたいと考えています。
大学で培った知識と技術を活かし、何事にも前向きに取り組む姿勢で、貴社の一員として持続可能なエネルギー社会の実現に貢献したいです。
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インターンの履歴書の送付方法
履歴書の送付方法は企業からの指定に沿って送付します。指定される方法は企業によってさまざまですが、おもに「メール」「Webにアップロード」「郵送」の3パターンがあります。
それぞれのパターンで、送り方や注意点を確認しておきましょう。
メールで送る場合
メールで送る場合、件名は要件や送付者がわかる簡潔なものを設定します。
件名の例
インターンシップ応募_青山太郎
企業が指定している件名があれば、それに従いましょう。
本文では簡潔に自己紹介し、インターンに応募する旨を伝え、添付ファイルの内容を簡単に説明します。メールの最後には、氏名、連絡先、メールアドレスなどがわかる署名を入れましょう。
署名の例
青山 太郎(あおやま たろう)
◯◯大学 ✕✕学部 △△学科
メールアドレス:aoyama_tarou@xxxx.com
電話番号:000-0000-0000
メール例文
【件名】インターン 履歴書送付の件(◯◯大学 青山太郎)
◯◯株式会社 人事部 ◯◯▢▢様
突然のメールでのご連絡失礼いたします。
◯◯大学 ✕✕学部 △△学科 青山です。
この度は、貴社のインターンシップに応募したく、
ご連絡いたしました。
本メールに履歴書を添付しておりますので、
ご査収いただきますようお願い申し上げます。
お忙しいところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。
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青山 太郎(あおやま たろう)
◯◯大学 ✕✕学部 △△学科
メールアドレス:aoyama_tarou@xxxx.com
電話番号:000-0000-0000
--------------------------
ファイル形式はPDFが一般的です。ファイル名は「履歴書_青山太郎.pdf」など、内容がわかりやすいものを設定しましょう。
送信前に、添付ファイルの内容と形式が正しいか、誤字脱字がないかを再度確認しておきましょう!
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Webにアップロードする場合
Webに履歴書をアップロードする場合、企業指定の応募フォームに必要な情報を入力し、履歴書のファイルをアップロードします。指示通りに入力しないと、選考から漏れてしまう可能性があるので注意しましょう。
ファイル形式(PDF、Wordなど)やファイルサイズの指定がある場合はそれに従い、ファイル名は「履歴書_青山太郎.pdf」など、内容がわかるように設定しましょう。
送信前には、すべての入力項目が正しいか、誤字脱字がないかを確認します。特に、メールアドレスや電話番号などの連絡先は、返信や折り返しの連絡で使用される可能性があるので、間違いのないよう慎重に入力することが重要です。
郵送の場合
郵送の場合は、履歴書が折れたり汚れたりしないように、クリアファイルに入れて、A4サイズが入る角形2号などの大きめの封筒に入れます。封筒の表には、送付先の企業名、部署名、担当者名を記入し、封筒の裏には自分の住所と氏名を書きましょう。
茶封筒より白封筒のほうが、開封する前から重要書類であることが伝わりやすいです。
書類を封筒に入れ、のりで封をしたら、封の部分には「〆」などの封字を書きます。
自分の氏名、連絡先、送付する書類の一覧、応募の旨を記載した添え状を作成し、履歴書の一番上に置きましょう。
- 日付を書く
- 企業名・部署名・担当者の名前を書く
- 自分の情報を書く
- タイトルを書く
- 挨拶を書く
- 用件を書く
- 「記」の下に同封書類を書く
- 「以上」で終える
添え状や宛名の書き方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
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添え状の書き方を例文・サンプル付きで解説【新卒向け】
添え状には、誰から誰へ送られたものか、封筒に入れた書類には何が入っているかを示す役割があります。添え状の必要性や書く内容、封筒に入れるときの注意を把握して正しい書き方、送り方を実践しましょう。
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宛名の書き方と敬称の使い分けを知ろう!封筒やハガキを送る際の注意点を解説
ビジネスシーンや就活で文書などを送付する際、宛名に記載する敬称は送付先の相手により異なります。敬称の種類や使い分け方を理解したうえで、正しく使い分けることが大切です。この記事では、敬称の意味や使い方、宛名の書き方などを詳しく紹介します。
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提出前に履歴書の控えを取っておこう
インターンに限らず、履歴書は提出用とは別で控えを取っておくことが重要です。パソコンの場合は、応募先がわかるようなタイトルをつけて複製し、手書きの場合はコピーを取っておきましょう。
面接時に履歴書の内容について質問されることがあるため、控えを持っていると事前に見直しができ、スムーズに対応できます。また、今後ほかの企業に応募する際に、以前の履歴書を参考にできたり、修正して再利用したりできるため、複数企業に応募する際も効率よく履歴書を作成できるでしょう。
よくある質問
インターンの履歴書の書き方を教えてください。
インターンの履歴書には、おもに次の内容を記入します。
- 基本情報: 氏名、住所、電話番号、メールアドレスを記入
- 写真:3〜6カ月以内に撮影した証明写真を貼る
- 学歴:中学校卒業から現在までの学歴を記入
- 職歴:基本的にはなし
- 資格・免許:応募するインターンに関連する資格や免許を記入
- 自己PR:自分の強みやアピールポイントを具体的に記入
- 志望動機:なぜその企業のインターンに応募するのか、具体的な理由を記入
- 本人希望記入欄:企業側への連絡事項があれば記入
各項目の書き方のポイントは「インターンで提出する履歴書の書き方」で詳しく解説しています。
インターンの履歴書に貼る写真はどんなものがいいですか?
インターンの履歴書に貼る写真のポイントは次のとおりです。
- フォーマルな服装:シンプルなスーツで撮影するのが望ましい
- 身だしなみ:清潔感のある髪型や、姿勢に気を配る
- 背景:無地でホワイト、グレー、ブルーなどの背景を選ぶ
- サイズ:縦4cm×横3cmが一般的
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就活に適した証明写真の基本ルール|服装や髪型・前髪、表情のポイントを解説
就活用の証明写真は、証明写真機(スピード写真)よりも、写真館やスタジオで撮影することがおすすめです。応募先の企業の規定を考慮したうえで、清潔感のある服装や髪型を、背筋をまっすぐ伸ばした姿勢、明るい表情を意識して、最適な写真を撮りましょう。
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インターン応募時に提出する履歴書の学歴は、どこまで書けばいいですか?
インターンの履歴書の学歴欄には、中学校卒業から現在までの学歴を記入します。現在通う学校名の後ろには「卒業見込み」、大学院の場合「修了見込み」と記入しましょう。
インターン応募時に提出する履歴書の職歴欄に、アルバイト経験を書いてもいいですか?
一般的にアルバイトは職歴に含まれないため、記入する必要はありません。アルバイトやインターンの経験をアピールしたい場合は、自己PRに記載するのがおすすめです。