証明写真のサイズ一覧｜間違えたときのサイズ変更や注意点を解説

証明写真は、履歴書や運転免許証、パスポートなど、用途によって規定サイズが異なります。就活や転職などの履歴書で使用する場合、証明写真が第一印象を左右する要素となるので、サイズを間違えないことが重要です。

この記事では、証明写真の用途ごとのサイズや、誤ったサイズで撮影・印刷した場合の対処法などを解説します。街中にある各証明写真機で対応しているサイズも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

証明写真のサイズ一覧【履歴書や免許証などの種類別】

証明写真は、就職活動や転職活動で使用する履歴書をはじめ、パスポート・マイナンバーカード・運転免許証・各種証明書などで使用します。どの用途で使用するかによって、規定サイズが異なるので、撮影前に確認しておきましょう。

用途ごとの規定サイズは以下のとおりです。

用途	サイズ （縦cm×横cm）
履歴書	4.0×3.0
マイナンバーカード	4.5×3.5
運転免許証	3.0×2.4
パスポート	4.5×3.5
在留カード	4.0×3.0

※2023年6月時点の情報です。

各種証明書や資格申請書に使用する証明写真は、資格ごとにサイズが異なります。学生証や社員証、各種会員証の規定サイズも、学校や企業、施設により異なるので確認は必須です。

履歴書のサイズは4.0cm×3.0cmが一般的ですが、企業によってはほかのサイズを指定されるケースもあります。

証明写真機で撮影できる証明写真のサイズ

街中にある証明写真ボックス・証明写真機では、履歴書や免許証などで使用できる一般的なサイズの証明写真を撮影できます。ここでは、「Ki-Re-i」「Photo ME 証明写真機サービス」「Fujifilm」で対応しているサイズを紹介します。

• 証明写真機Ki-Re-iのサイズ
• Photo ME 証明写真機サービスのサイズ
• Fujifilm 証明写真ボックスのサイズ

証明写真機Ki-Re-iのサイズ

種類	サイズ （縦cm×横cm）
履歴書/その他	4.0×3.0
免許証/中型	5.5×5.0/3.0×2.5
パスポート/ マイナンバー/その他	4.5×3.5
大型	7.0×5.0

「3cm×3cm」「6cm×4.5cm」などの一般的ではないサイズの証明写真が必要な場合は、ひとまわり大きいサイズの写真を選び、自分でカットすることになります。「証明写真機Ki-Re-i」の証明写真は、1mm間隔の目盛りがついているので、カットしやすく便利です。

Photo ME 証明写真機サービスのサイズ

種類	サイズ （縦cm×横cm）
履歴書/運転免許	4.0×3.0/3.0×2.5
パスポート/マイナンバーカード	4.5×3.5
中型・在留カード	4.5×3.5/4.0×3.0
大型	7.0×5.0/5.5×4.5

「Photo ME 証明写真機サービス」では、履歴書用と運転免許証用のサイズが一枚のなかに含まれるなど、一度に複数サイズ撮影できることが特徴です。「履歴書/運転免許」を選ぶと、1枚のシートに履歴書用（4.0cm×3.0cm）が6枚、運転免許証用（3.0cm×2.5cm）が3枚プリントされます。

Fujifilm 証明写真ボックスのサイズ

種類	サイズ （縦cm×横cm）
履歴書・在留カード用	4.0×3.0
運転免許証用	3.0×2.4
パスポート/ マイナンバーカード/ビザ用	4.5×3.5/5.0×5.0
大判用	4.5×3.5 / 7.0×5.0

「Fujifilm 証明写真ボックス」では、先の2つと同じく一般的なサイズの証明写真を撮影できます。「パスポート/マイナンバーカード/ビザ用」と「大判用」では、2種類のサイズがプリントされます。

履歴書に貼る証明写真のポイント

履歴書に貼る一般的なサイズは4cm×3cmです。手元にある証明写真のサイズが大きければカットすることが望ましいですが、1〜2mmは誤差の範囲内なので多少小さくても問題ないことが多いです。

履歴書に貼る証明写真は写真館で撮るのがおすすめ

履歴書の証明写真は、第一印象を左右する重要なものです。そのため、写真館や写真スタジオなどでプロに撮影してもらうのがおすすめです。証明写真機でも問題はないですが、写真館のほうが服装や髪型の乱れ、姿勢などにアドバイスをもらえることもあり、写真撮影に慣れていなくても安心して利用できます。

写真館や写真スタジオでは、必要なスペースに胸から上が適切に収まる形で撮影してもらえます。写真自体も必要なサイズにカットした状態で受け取れるので、自分でカットする必要がないこともポイントです。

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就活に適した証明写真の基本ルール｜服装や髪型・前髪、表情のポイントを解説

就活用の証明写真は、証明写真機（スピード写真）よりも、写真館やスタジオで撮影することがおすすめです。応募先の企業の規定を考慮したうえで、清潔感のある服装や髪型を、背筋をまっすぐ伸ばした姿勢、明るい表情を意識して、最適な写真を撮りましょう。

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Webで履歴書を提出する場合の証明写真サイズ

Webで履歴書を提出する場合も、企業からの指示がない限りは証明写真の添付が必要です。サイズは紙の履歴書と同じで、基本的には「4：3」の比率（560×420ピクセルなど）となります。ただし、具体的な要件は企業によって異なるので、確認が必要です。

Webで履歴書に添付する証明写真の形式・サイズの例

ファイル形式	JPEGやPNGなどの 一般的な画像フォーマット
ファイルサイズ	数百KBから2MB程度までが 許容されることが多い
解像度	300dpi（ドットパーインチ）が 推奨されることが多い
サイズ	「560×420ピクセル」 「600×450ピクセル」など、 ピクセルで指定されることが多い

証明写真をWebで提出する際には、画質やファイルサイズのバランスを考慮することが重要です。例えば、解像度が低く画質が劣化して見えることや、ファイルサイズが大きすぎてアップロードが制限されてしまうことがあります。

履歴書に貼る証明写真のサイズを間違えたときの対処法

写真のサイズを間違えてしまったときは、基本的には撮り直しをするのがおすすめです。しかし、数mm程度の誤差であれば、調整できる可能性があります。

ここでは、写真が小さい場合と大きい場合、それぞれの対処法を解説します。

写真のサイズが小さく、余白ができてしまう場合

基本的に枠線より1〜2mm以内なら問題ないですが、2mmを超える余白があるなら撮り直しをおすすめします。

例えば、履歴書の写真（4.0cm×3.0cm）を貼る位置に、運転免許証用の写真（3.0cm×2.4cm）を貼ると、明らかに小さくなってしまいます。証明写真のサイズが明らかに小さいと、採用担当者が履歴書を見たときに「決まりを守らない人」という印象を与えてしまう可能性があります。

写真のサイズが大きく、枠からはみ出してしまう場合

1〜2mmほど大きい場合は、証明写真を適正サイズにカットすることで対応できます。頭を切り取らないように気をつけて、適正サイズに切り抜きましょう。

ただし、カットの仕方によっては、写真の大きさに対して顔の面積が大きく見えるなど、アンバランスな印象になることも考えられます。例えば、パスポート用の写真（4.5cm×3.5cm）を履歴書用のサイズ（4.0cm×3.0cm）にカットすると、不自然な写真になってしまいます。

よくある質問

履歴書に貼る証明写真の一般的なサイズは？

履歴書に貼る証明写真の規定サイズは4cm×3cmです。ただし、4.5cm×3.5cmなど、ほかのサイズを指定されるケースもあるので、撮影前に企業からの規定を確認しましょう。

証明写真のサイズを間違えたときはどうすればいいですか？

写真のサイズを間違えてしまったときは、基本的には撮り直し・印刷し直しをするのがおすすめです。ただし、数mm程度ならカットするなどして調整できる可能性があります。

詳しくは「履歴書に貼る証明写真のサイズを間違えたときの対処法」で紹介しています。

証明写真のサイズを間違えたとき、自分でサイズ変更していいですか？

数mm程度なら自分でカットして対処できます。カッターや定規を用意して、頭を切り取らないように気をつけたうえで、適正サイズに切り抜きましょう。

スマホやパソコンで証明写真のサイズ変更をすることはできますか？

証明写真のデータがある場合はスマホやパソコンでサイズ変更が可能です。トリミングができるスマホアプリなどを利用して、サイズ変更・トリミングを行いましょう。