就活では、着用する服にあわせた靴を履きます。ビジネスシーンでは、清潔感がありフォーマルな印象になる靴を選ぶことがおすすめですが、実際にはどんな色・デザインのものを選べばよいのかわからず悩む方もいるかもしれません。
この記事では、就活を始めたばかりの方にもわかりやすく、スーツなどの服装にあわせた靴の選び方やおすすめの商品、長持ちさせるためのケア方法を紹介します。
この記事でわかること
- 靴選びは、色・デザインのほかにも快適性や機能性にも注目したい
- 靴の色は、着用する服やバッグ、ベルトなどとのトータルコーディネートを意識する
- 歩きやすさ・疲れにくさを重視するなら、実際に履いて選ぶのがおすすめ
目次[表示]
就活で履く靴を選ぶときのポイント
就活では、リクルートスーツやビジネスカジュアルなどを着用しますが、その際にあわせる靴はデザインや色のほか、清潔感や履きやすさにも注目しましょう。
【色】シンプルで落ち着いたものを選ぶ
就活で履く靴の色は、ブラックなどスーツにあうダークカラーで、ベルトと色をあわせたものにすることでバランスのよいコーディネートができます。
スーツの場合、ブラウンやネイビーの靴は、スーツの色によってはあわせにくい可能性があります。ブラックであれば、どのようなスーツの色でもコーディネートを考えやすいので検討してみてください。
ビジネスカジュアルであれば、ブラウンやネイビー、スニーカーの場合はホワイトも選択肢に入れながら考えてみましょう。
■レディーススタイルのシューズ
■メンズスタイルのシューズ
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【デザイン】つま先の違いに注目する
靴の種類によってつま先のデザインが異なり、印象や履くシーンに違いがあります。
「ポインテッドトゥ」や「ロングノーズ」と呼ばれるデザインの尖った靴は、エレガントすぎる雰囲気が出る場合があるため、就活ではコーディネートによって使い分けが必要な場合があります。
就活で履くレディーススタイルの靴には、おもに「ラウンドトゥ」と「スクエアトゥ」があります。

ラウンドトゥの特徴
- つま先が丸みを帯びており、つま先が圧迫されにくい
- スーツにあわせる靴のなかではベーシックな形状
スクエアトゥ
- つま先が細いタイプと比較すると、足指が締めつけられにくい
就活で履くメンズスタイルの靴には、おもに「ストレートチップ」と「プレーントゥ」があります。

ストレートチップの特徴
- つま先に横一文字の切替が入っている
- 就活からフォーマルなビジネスシーンまで幅広く対応
プレーントゥの特徴
- つま先にアクセントがないノーマルなデザイン
- 就活やビジネスはもちろん、ビジネスカジュアルにもあう汎用性の高さが特徴
【素材】天然皮革か合成皮革を選ぶ
靴の素材には、動物の皮を使用した「天然皮革(本革)」と布地に合成樹脂で加工した「合成皮革(合皮)」があります。それぞれの素材には特徴があるため、ポイントを把握して自分にあうものを購入しましょう。
天然皮革のメリット
- 耐久性に優れている
- 手入れにより高級感が出やすい
天然皮革のデメリット
- 合成皮革より高価な商品が多い
- 水に弱くカビが生えやすい
合成皮革のメリット
- 天然皮革より安価な商品が多い
- 水や汚れに強い
合成皮革のデメリット
- 傷がつくと目立ちやすい
- ひび割れが起こりやすい
天然皮革と合成皮革の特徴を活かし、面接のときは天然皮革の靴を履いたり、悪天候の日は合成皮革の靴を履いたりするなど、シーンによって使い分けるのもおすすめです。

靴にツヤがあると高級感のある見た目になります。しかしエナメルのように光沢が強いものは派手に見えてしまうことがあるため、自然なツヤの靴を選んでみてくださいね。
清潔感を意識する
清潔感はビジネスシーンでは特に重要なポイントです。靴は地面から近く、泥や雨水、砂埃がついて汚れやすいため、清潔感が損なわれないように注意しましょう。
色味が濃い靴にホコリが付着するとくすんで見えるため、履く前後にブラシや布でケアする習慣をつけるのがおすすめです。
靴についたすり傷は、ケア用のクリームで処置をすると目立ちにくくなります。ただし修復できない大きな傷は、買い換えたほうがよいケースもあります。
革靴をよい状態に保つためには、日々のお手入れが重要です。しばらく履く予定がなくてもこまめにお手入れをして、ほこりや傷を最小限に抑えた状態を保ちましょう。

ケアの詳細は「【画像付き】靴のお手入れ方法」で解説しています。
履きやすさも重視する
一日中履くことも予想される靴は、履きやすさにも注目しましょう。就活では歩くだけではなく、履き慣れない靴を長時間履くことで普段より足が疲れやすいため、疲れにくく負担のかからない靴を選択してみてください。
新しい革靴は硬く、足の形状に合いにくい場合もあります。特に、親指と小指の横の関節が出ている部分やかかと、足の裏は痛みが出やすい部分です。可能であれば実際に靴を履いて少し歩いてみて、気になる部分がないかを確認してみましょう。

新品の革靴は、専用のオイルやクリームを塗りこむと革が柔らかくなり、足の痛みが軽減できる可能性があります。足裏の痛みは、インソール(中敷き)を入れて対策をしてみてください。
実際に履いてサイズを確認する
サイズの合わない靴は足の痛みや靴ずれの原因になります。デザインだけではなく、サイズにも注目しましょう。
店舗で購入する際は、実際に使用する靴下などを着用して靴を履き、サイズを確かめると安心です。靴下などの厚みにより、つま先や足の幅に若干の差が生まれるため、普段履いている靴とは異なるサイズがあう場合があります。
ネットショッピングを利用する際は、足を採寸したうえ、靴下などを履いた状態のサイズ感を確かめながら靴選びをすると安心です。
■足を採寸するポイント

- 足長:つま先からかかとまで、直線で最も長い部分
- 足幅:親指の付け根から小指の付け根までの幅
- 足囲(ワイズ):親指の付け根から小指の付け根までの周囲
- 足の甲:足長の中央あたり。高さと周囲を計測
靴のサイズは足長だけではなく、「ワイズ」にも注目しましょう。ワイズとは足囲のことであり靴の横幅を表すものです。記号はメーカーにより異なりますが、C・D・E・EE(2E)・EEE(3E)・EEEE(4E)と表記されています。

靴はメーカーや商品によりサイズ感が異なることもあるため、商品のレビューがあれば参考にしてみましょう!
【スーツ】就活にふさわしい靴選びのコツ(レディーススタイル)
レディーススタイルのスーツにあわせる靴を選ぶ際に覚えておきたいポイントは、次の4つです。
靴選びのポイント
- ヒールあり・なしはどちらを選んでも問題ない
- フォーマルシーンならリボンや装飾の少ないシンプルなものがおすすめ
- ヒールのある靴を履く際は、3〜5cm程度の高さで太さがあると安定感があり歩きやすい
- ストラップつき靴は、足と靴が固定されて歩きやすい
- フォーマルなスーツにローファーを合わせることもできる
サイズや履き心地が合わないと、いつもより疲労が蓄積されたり怪我をしたりする可能性があります。自分の足の特徴にあう靴を探してみましょう。
【スーツ】就活にふさわしい靴選びのコツ(メンズスタイル)
メンズスタイルのスーツにあわせる靴を選ぶ際に覚えておきたいポイントは、次の3つです。
靴選びのポイント
- フォーマルシーンならレースアップ靴(靴紐があるタイプ)がおすすめ
- スリッポンやモンクストラップ(※)はカジュアルな印象になるためTPOにあわせて選ぶ
- 光沢のある革や大きな金具つきの靴はビジネスシーンに馴染まない可能性があるため、避けたほうが無難
※モンクストラップ:靴紐ではなくストラップとバックルで締まり具合を調節する靴
スーツを着用するシーンでは、靴紐のあるタイプがおすすめです。靴紐がない靴は、ビジネスカジュアルや私服にあうでしょう。
【ビジネスカジュアル】就活にふさわしい靴選びのコツ
ビジネスカジュアルの場合は、スーツの選び方に加えて、スニーカーやローファーといった靴をあわせることも可能です。
インターンなどで企業内を見学するとき、移動が多いときは「歩きやすい靴でお越しください」と、企業から指定されることがあります。
スーツスタイルで履く靴以外にも、清潔感がありフォーマルなシーンにも使えるカジュアルな靴があると便利です。
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【レディーススタイル】就活におすすめの靴
ここでは、レディーススタイルの靴を紹介します。
ラウンドトゥパンプス

色 | ブラック系 |
素材 | 甲革:合成皮革 底材:合成底 |
つま先 | ラウンドトゥ |
サイズ展開 | 22.0~24.5cm |
ワイズ(足囲) | 3E相当 |
ヒールの高さ | 2.5cm |
品番 | RP3EW-H00 |
ラウンドトゥパンプスは、就活はもちろん入社後や冠婚葬祭といった、フォーマルなシーンでも履けることが特徴です。足の動きにあわせて曲がるしなやかな構造と、クッション性を追求した立体形状のインソールでしっかり足裏を支えます。
また、軽量でスニーカーのように履けるため、長時間歩くときにも便利です。
ストラップつきパンプス

色 | ブラック系 |
素材 | 牛革 |
つま先 | ラウンドトゥ |
サイズ展開 | 21.0~26.5cm |
ワイズ(足囲) | 3E |
ヒールの高さ | 4.5cm |
品番 | 3WRP-H45 |
取り外し可能なストラップがついたラウンドトゥパンプスで、次の3パターンで履くことができます。
- ストラップを外したプレーンな「ラウンドトゥパンプス」
- かかとにベルトを通した「足首ストラップ」
- 靴底にベルトを通した「足の甲ストラップ」
かかとを包み込むホールド感が特徴です。ヒールは太めの仕様で、消音機能が搭載されています。
ローヒールパンプス

色 | ブラック系 |
素材 | 甲革:合成皮革 底材:合成底 |
つま先 | アーモンドトゥ |
サイズ展開 | 22.0~25.0cm |
ワイズ(足囲) | 3E相当 |
ヒールの高さ | 1.5cm |
品番 | AWP22001A |
片足約140gで軽さが魅力のアーモンドトゥパンプスです。ヒールの高さは1.5cmでソフトな素材でできており、長時間歩くとき、立っているときも疲れにくいことが特徴です。
ローファー

色 | ブラック系 |
素材 | 甲革:合成皮革 底材:合成底 |
つま先 | スクエアトゥ |
サイズ展開 | 22.5~24.5cm |
ワイズ(足囲) | サイズによる |
ヒールの高さ | 1.3cm |
品番 | AWP2501-BL |
ベーシックかつオールシーズン履けるローファーです。スーツだけではなくビジネスカジュアルや私服の着こなしにも役立つデザインで、さまざまなコーディネートにあわせることができます。
【メンズスタイル】就活におすすめの靴
ここでは、メンズスタイルの靴を紹介します。
ストレートチップ

色 | ブラウン系 |
素材 | 甲革:合成皮革(一部牛革) 底材:合成底 |
つま先 | ストレートチップ |
サイズ展開 | 24.0~27.5cm |
ワイズ(足囲) | 3E |
品番 | ORMJ4300DB |
水に浮くほど軽量であることが特徴の、ストレートチップの靴です。踏み込みから蹴り出しまでの時間が短縮され、歩幅が広がり軽やかな歩行をアシストします。
プレーントゥシューズ

色 | ブラック系 |
素材 | 甲革:人工皮革 底材:合成底 |
つま先 | プレーントゥ |
サイズ展開 | 24.0~27.5cm |
ワイズ(足囲) | 4E |
品番 | BLIFE303 |
低反発インソールの採用により、足への負担が軽く疲れにくい靴です。ワイズは4Eで、つま先までゆったり快適設計であることが特徴です。
スニーカー

色 | ホワイト系 |
素材 | 甲革:人工皮革 底材:PVC合成底 |
サイズ展開 | S~LLS=24.5~25.0cm相当 LL=27.5~28.0cm相当 |
品番 | ZEROSH01WH |
ゼロプレッシャーシリーズの靴は、シンプルなデザインかつ快適な履き心地にこだわった一足です。靴ずれを起こしにくい生地の柔らかさ、低反発インソールによるクッション性が特徴です。
ローファー

色 | ブラウン系 |
素材 | 甲革:人工皮革 底材:合成底 |
サイズ展開 | 24.5~27.5cm |
品番 | ACMS4301CH |
カジュアルライクなローファーは、靴紐を結ぶことなく気軽に脱ぎ履きできることが特徴です。柔らかさ、軽さ、グリップ力を兼ね備えた新感覚ソールを採用しています。
就活で履く靴の価格はどれくらいがいい?
就活で履く靴の価格帯は、購入できる範囲のものでかまいません。靴は歩きやすさ、疲れにくさといった履き心地や機能性が重要です。
そのため、価格と同時に「履いていて不快感がないか」「長時間履いていても痛みを感じないか」といったことも重視しながら靴を選んでみましょう。
靴の相場は8,000円~15,000円ほどです。店舗によっては5,000円以下で購入できるものもあります。
就活では靴以外にも、ジャケットやボトムス、バッグなども準備する必要があります。トータルで見て金銭的な負担が大きすぎない商品を選択してみてください。
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就活で履く靴はパンプス以外でもいい?
レディーススタイルの靴は、パンプス以外を履いても問題ありません。スーツの場合は、フラットシューズやローファーという選択肢もあります。
ビジネスカジュアルの場合は、コーディネートや歩きやすさを重視してスニーカーを選ぶことも可能です。
就活で履く靴は革靴以外でもいい?
就活で履く靴は、本革(天然皮革)以外の、人工皮革や合成皮革のものを選んでも問題ありません。
人工皮革の靴は、本革と比較してリーズナブルなことが特徴です。また、軽量だったり防水などの機能が搭載されていたりと、デイリーユースに役立つでしょう。
一方本革の靴は、お手入れを継続することで長時間履くことができるため、社会人になってからも活躍します。
メンズスタイルの場合、 フォーマルなスーツに合わせるのはストレートチップやプレーントゥのデザインがおすすめです。 メンズスタイルのビジネスカジュアルの場合は、ローファーやスニーカーも選択肢になります。
靴下は服装に似合うものを選ぶ
靴下の色やデザインによっても、足元の印象は大きく変わります。
就活で履く靴下は、服と靴のバランスを見て統一感のあるものがおすすめです。シンプルなデザインで、素肌が見えない丈のものを選んでみてください。
ボトムスがパンツの場合、椅子に座ると裾が上がり靴下が見えます。靴下を履き、着席した状態で足元がどのように見えているか確認してみてください。

画像引用:【結婚式での靴下選びのポイント】失敗しないための注意点! | AOYAMA Journal
ショート丈は座り方によっては素肌が見えるため、ミドル丈がおすすめです。
レディーススタイルでスカートや足の甲が見える靴を履く場合は、ストッキングを履いても履かなくても問題ありません。
【画像付き】革靴のお手入れ方法
手入れが行き届いた靴は、清潔感につながります。清潔感は「自分の身の回りをきちんと管理できている人」という印象につながるだけではなく、劣化の防止にも役立ちます。
お手入れの頻度
革靴のお手入れには履いた日に行うケアと、月1~2回の入念なケアの2パターンがあります。
天然皮革の素材はデリケートであり、お手入れをしないとカビが生えたり革の柔らかさが失われたりして、本来の美しさを出しにくくなります。企業説明会や面接の当日に自信がもてるようケアを行いましょう。
使用後のお手入れ方法
革靴を履いたあとのデイリーケアは、次のような手順で行います。

革靴に付着したホコリは、革の水分や油分を吸い取りやすく乾燥の原因になります。汚れをそのままにしていると、定着して落としにくくなる可能性があるので、できるだけ早めに対処しましょう。
シューキーパーは革靴についたシワを伸ばすだけではなく、履いていない間の型崩れを防止する効果もあります。
月に1、2回の本格的なお手入れ方法
月1~2回ケアは、次のアイテムを用意しておきましょう。
便利なケアアイテム
- 馬毛ブラシ:ホコリを落とすブラシ
- 豚毛ブラシ:クリームを馴染ませるブラシ
- クリーナー:汚れを落とすローション
- シューズクリーム:革を磨くクリーム(靴と同系色)
- クロス:汚れ落としや拭き上げをする布
- グローブクロス:グローブ状の布。仕上げ磨き用に使う
クリームやオイルを使うときは、各商品の注意書きを確認したうえで行いましょう。次は、ケアの手順です。

ケアに慣れると1足10分程度で完了します。靴を履かない期間も定期的にケアをすることで、いざというときに万全な状態でコーディネートできるでしょう。
ケアアイテムは就活で履く靴だけではなく、私服で履いている靴にも活用できるため、1セット持っておくと便利です。

靴のケア方法を動画で見たい方は、こちらをチェックしてみてください
よくある質問
就活で履く靴の選び方を教えてください
レディーススタイルのスーツの場合、次のポイントを確認しながら選んでみてください。
・ヒールあり・なしはどちらを選んでも問題ない
・フォーマルシーンならリボンや装飾の少ないシンプルなものがおすすめ
・ヒールのある靴を履く際は、3〜5cm程度の高さで太さがあると安定感があり歩きやすい
・ストラップつき靴は、足と靴が固定されて歩きやすい
・フォーマルなスーツにローファーを合わせることもできる
メンズスタイルのスーツの場合、次のポイントを確認しながら選んでみてください。
・フォーマルシーンならレースアップ靴(靴紐があるタイプ)がおすすめ
・スリッポンやモンクストラップ(※)はカジュアルな印象になるためTPOにあわせて選ぶ
・光沢のある革や大きな金具つきの靴はビジネスシーンに馴染まない可能性があるため、避けたほうが無難
※モンクストラップ:靴紐ではなくストラップとバックルで締まり具合を調節する靴
就活で履く靴はどこで買うのがいいですか?
靴はどこで購入しても問題ありません。
可能であれば、靴に詳しいスタッフがいるショップや、スーツ専門店で購入するのがおすすめです。スタッフがいれば、「就活ではどんな靴を選べばいいのか」「サイズはどういうものを選べばよいのか」などを相談しながら決めることができます。
就活で履く靴で先端が尖っているものを履いてもいいですか?
先端が尖っている靴は、就活のようなフォーマルなシーンでは不向きな場合があります。
メンズスタイルであれば、プレーントゥ、ストレートチップ、レディーススタイルなら、ラウンドトゥ、スクエアトゥを選択するのがおすすめです。
靴のイメージは「【レディーススタイル】就活におすすめの靴」「【メンズスタイル】就活におすすめの靴」で紹介しています。
就活で履く革靴は光沢のあるものを選んでもよいですか?
エナメルなど光沢がある靴はフォーマルなシーンに合わないこともあるため、自然なつや(革本来のつや)のある靴のほうがおすすめです。
就活で履く革靴のお手入れ方法を教えてください
靴を履いたあとのお手入れ方法は、次のとおりです。
1. 靴用ブラシで表面についたほこりを落とす
2. 汚れは湿らせて固く絞った布や専用クリームで優しく拭いて落とす
3. シューキーパーを入れて革靴についたシワを伸ばす
月1~2回の本格的なお手入れの方法は、次のとおりです。
1. 馬毛ブラシで靴についたホコリを落とす
2. クリーナーをクロスに付け、古いシューズクリームや汚れを落とす
3. シュークリームをクロスに少量付け、全体に塗り伸ばす
4. 豚毛ブラシで靴を磨き込み、グローブクロスで乾拭きをしてツヤを出す