日本を代表する俳優を 支える敏腕マネージャー スーツでこだわるのは 着心地の良さと動きやすさ

Leader

53

Marina
Wachi

2025.03.28

SHITATE 60 LEADERSは、
洋服の青山60周年を記念した
オーダースーツ企画です。

Profile

橋本環奈担当マネージャー
株式会社ディスカバリー・ネクスト
執行役員

和智 茉璃奈

東京都出身。短大卒業後は大手ランジェリーメーカーに就職。20歳で店長に抜てきされ、年間売り上げ300%を達成するなど、高い実績を上げた。ランジェリー業界のカリスマとして、雑誌で取り上げられることもあり、プライベートブランド「Mysterious Marguerite」を立ち上げ、ファッション誌『JJ』でおしゃれプロデューサーとして紹介されたことも。店長時代に、現在勤めているディスカバリー・ネクストにスカウトされ、タレントとして活動。のちに裏方の仕事に魅力を感じるようになり、2015年から橋本環奈さんのマネージャーに転身。3年間同居をして支えるなど、公私にわたってサポートをしている。

和智 茉璃奈profile

About Work

仕事について教えてください

表に出ていても裏方でも、とにかく人に喜んでもらいたい

私は大手ランジェリーメーカーに就職して、店長を務めていたことがあります。そのときにスカウトを受けました。いくつか声をかけていただいたのですが、なぜディスカバリー・ネクストを選んだのかというと理由があります。当時、私が働いていたランジェリーメーカーのイメージモデルになっていたモデルや雑誌『JJ』の専属モデルを務めていて、大好きな小畑由香里さんが所属しているのを知り、興味を持ちました。話を聞きに行くと、仕事を辞めなくてもいいと言われたので、働きながらオーディションに行くようになったのです。

和智 茉璃奈インタビュー01

所属してからは当時、雑誌『JJ』でおしゃれプロデューサーとして下着をプロデュース。ラジオからの依頼で企画した下着が爆発的に売れるなど、注目を集めたこともありました。そのころプライベートブランド「Mysterious Marguerite」を立ち上げ、露出も増えていきました。やがて自分がまだモデルとして活動していた時、15歳の橋本環奈に出会ったのです。当時、環奈は福岡から通いで芸能活動をしていたので、撮影スタジオが一緒になって話をすることも。ちょうどその時期に裏方としてタレントを支える側になってみたいと裏方の仕事に興味を持つようになりました。そして迷わずマネージャーに転身。高校を卒業して上京した環奈と公私にわたって支えるために、一緒に住むことにしたのです。当時は親御さんからお預かりした大切なお子さんという気持ちで接していましたね。

和智 茉璃奈インタビュー02

もともと私自身、人見知りだったこともあり、環奈と一緒に仕事をするようになると、間近で彼女の仕事ぶりを見るたび、表舞台に立つよりも裏方として支える仕事の方が向いているという思いが強くなっていきました。というのも環奈と話をするたび、お芝居やコマーシャルの撮影一つひとつ、自分なりに考えて表現しているというのが少し話をしたときにも伝わってくるからです。環奈はそういう話を自分からはあまりしないのですが、たまにそういう話を聞くたび、すごいなと圧倒されます。

和智 茉璃奈インタビュー03

一方、マネージャーの仕事って、その人に尽くすのが仕事じゃないですか。ずっとそばにいて支える。難しい仕事のときには、少しでも和ませることができればと思い、おいしいものを買ったり、楽しいものを調べてシェアしたりしています。自分にできることで環奈を支えたいですね。この仕事は、新しいことやトレンドなどを日ごろからインプットしないと話題についていけなくなります。環奈自身もいろいろな情報を知っているのですが、そういうのをSNSなどで調べて、環奈に伝えたとき「これ、知らなかった!」と喜んでもらえるときにはうれしいですね。表に出ていても裏方でも人に喜んでもらえるのがうれしい。立場は変わっても仕事での一番のやりがいは変わらないですね。

和智 茉璃奈インタビュー04

About Suits

あなたにとってスーツとは?

めったに着ないけど、動きやすさが大事

私が仕事で洋服を選ぶときに重視しているのは、とにかく動きやすいかどうか。ドラマなどの撮影の間は座っていたり、立っていたり、見守るのが仕事です。時には走ったりすることもしゃがんだりすることもあるので、服装をカチッとし過ぎていると疲れてしまいます。特に袖とかは気になってしまいますね。マネージャーとして環奈のそばにいることが多いので、だらっとし過ぎない、ちゃんと見える服装かどうかという点にも注意を払っています。そのため、パンツスタイルを選ぶことが多いですね。

和智 茉璃奈インタビュー05

実は業務上、普段、あまりスーツを着る機会がないんですよ。スーツを着た記憶があるのは、就職活動でリクルートスーツを着たくらいじゃないでしょうか。そのときに着たのも2~3回程度だと思います。でもスーツでも普段と同じできちんと見えることと、動きやすいかどうかをチェックして選ぶようにしています。

Trying On

試着

和智 茉璃奈オーダースーツ試着01

About SHITATE

SHITATEの感想は?

和智 茉璃奈試着ディティール 和智 茉璃奈試着ディティール

ピッタリで違和感がないスーツ。こういう感覚は初めて

就職活動のリクルートスーツは既製品でしたから、今回、スーツを仕立ててもらうのは初めての経験でした。ですから店舗を訪れて、スタッフの方と生地やボタン一つひとつを選んでいくとき、“何を選べばおしゃれになるのかが全然わからない”というのが正直な気持ちでした。特に生地を選ぶのには悩みましたね。でもこの生地ならあまり季節感もなく、いつ着てもいい色なので仕上がったスーツを見て、“これを選んで良かった”とほっとしましたね。

和智 茉璃奈インタビュー06

私は背が高いので、これまで自分にピッタリと感じられる洋服にあまり出会えたことがありませんでした。スーツだけでなく、既製品の洋服を買うときにはサイズがピッタリと合うこともなかなかありません。だいたいパンツの裾が足りないことが多くて、袖が合うこともまれですね。脇回りがぎゅっとなってキツく感じた経験も何度もあります。

和智 茉璃奈インタビュー07

いつも洋服を着たときに覚える違和感がこのSHITATEのスーツでは一切感じません。それが何よりも一番、驚きましたね。ボタンも明るい色を選んで、ジャケットのポケットは斜めに見えるものをセレクト。こうやって着てみると、本当にしっくりときます。

日本を代表する俳優を支える敏腕マネージャー スーツでこだわるのは着心地の良さと動きやすさ

和智 茉璃奈SHITATE着用01 和智 茉璃奈SHITATE着用02

フォーマル度 : ★★★☆☆

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洋服の青山の印象を教えてください

Aoyama
impression

フォーマルスーツを購入した場所

環奈とも話すんですが実は『洋服の青山』さんのカジュアル商品も凄く着心地もデザインも良く買い求めに行くんですがスーツとなるとおととしくらいでしょうか・・、冠婚葬祭で着られるフォーマルスーツを購入しに行きました。普段から動きにくい服装は嫌なので、フォーマルスーツの購入を考えたとき、重視したのはやはり動きやすいスーツかどうかでした。
環奈を通して御縁が出来て、「『洋服の青山』のスーツは動きやすい」というだけでなく、充分様々な機能も優れていると分かっていたので、お店に足を運びました。これまで冠婚葬祭ではそれらしく見える色の濃いジャケットとスカートを着て参列していました。でもおととし、ちゃんとしたものを買おうと思い立ったのです。早速お店に行ってみると、デザインのバリエーションが豊富なことに驚きました。アンサンブルのフォーマルスーツなので、ジャケットを脱ぐだけでイメージが変わります。冬だったのでコートも購入したのですが、ライナーが付いていて取り外しができるなど、いろいろな工夫がされていました。シーンに合わせて、いろいろと着回しができるいいものを購入できたので良かったです。

インタビュー:小野 一樹
撮影:KIMU 構成・文:松葉 紀子
CD:ジャン 光栄

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