持続可能な社会実現を支える、 エネルギーのキーパーソン。 選ぶのは、 全てのTPOに対応できるスーツ

Leader

20

Toshihiro
Kawasaki

2024.05.29

SHITATE 60 LEADERSは、
洋服の青山60周年を記念した
オーダースーツ企画です。

Profile

東京都市サービス株式会社
代表取締役(兼)専務執行役員

川崎 敏寛

大学卒業後、東京電力に入社。2014年からテプコカスタマーサービス代表取締役社長として出向し、新電力トップを目標に事業の拡大にあたった。2017年から2019年まで東京電力エナジーパートナー代表取締役社長兼東京電力ホールディングス取締役を務め、ガス小売全面自由化を受け、首都圏のほか、地方でのガス小売事業などの推進にも注力。2019年東京電力ホールディングスフェロー・電化推進担当。2021年4月から現職。

川崎敏寛profile

フォーマル度 : ★★★★★

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About Work

仕事について教えてください

川崎敏寛インタビュー01

持続可能な社会の実現を目指す、エネルギーサービスクリエイター

私たち、東京都市サービスは、地域熱供給事業をはじめとする、熱電力の供給サービスを中心にエネルギー設備の設計から建設・管理までトータルにマネジメントを行っています。
2050ビジョンを「私たちは、『省エネ×再エネのトップランナーとして、お客さまと共に持続可能な社会への変革をリードするエネルギーサービスクリエイター』を目指します」と掲げて、事業に取り組んでいます。

川崎敏寛インタビュー02

事業の柱となっている熱供給とは、熱供給プラントで製造した冷水または温水を区域内の複数の建物に地域導菅を通して供給するものです。1970年代、大気汚染が社会課題となったときに大気汚染防止を目的に導入され、その後のオイルショックを契機に、省エネルギーを実現する手段として全国各地の大規模な再開発で採用されたり、検討されたりしています。

川崎敏寛インタビュー03 川崎敏寛インタビュー04

首都圏での熱供給地区数は19地区で、そのうち再生可能エネルギーを活用しているのは6地区です。エネルギーを最大60%も削減できるほど、省エネ効果が高い仕組みです。ちなみに本社のある晴海アイランドトリトンスクエアは、当社が手掛ける代表的なプラントの一つです。このエリアの供給延床面積は、約463,000㎥、このビルで働く人たち約2.5万人もの活動を支える空調エネルギーとして、オフィスビルを中心とした区域に熱供給が採用されており、2001年からこれまで20年以上も安定運用しています。こちらでは国内最大級の大容量蓄熱槽を構築して電気料金の安い夜間に熱を蓄積。さらに高効率ヒートポンプを組み合わせた蓄熱式ヒートポンプシステム、大温度差送水システムを導入するなど、国内の熱供給プラントではトップレベルの省エネルギーを実現し、維持しています。このような実績が評価され、最近オープンした麻布台ヒルズにおいては熱供給の運用を任されています。基本は、お客さまファーストで安全・安心が第一です。

川崎敏寛インタビュー05

最近注目されているカーボンニュートラルも元をたどれば、省エネです。私たちエネルギー事業者は、Co2フリーだとしてもエネルギーを湯水のように使ってほしいわけではありません。常に省エネがベースにありますし、お客さまにいかに安く必要なエネルギーをお届けできるか、持続可能な社会を目指すという原点はずっと変わりません。

川崎敏寛インタビュー06

About Suits

あなたにとってスーツとは?

川崎敏寛インタビュー07

オンのスイッチを入れるための必須アイテム

安全・安心を重視するインフラの仕事に就いているからかどうかはわかりませんが、どんなシーンでも使えるオールマイティーな無地のスーツを好んで選ぶケースが多いですね。これまでオーダースーツは作ったことがありますし、ネクタイもたくさん持っていますが、どうしても“敵(かたき)のように(笑)”同じものをヘビーローテーション。ですから、いつも同じようなスタイルになってしまって…。時には全然違うものを、と普段着ないようなものにチャレンジすることもありますが、そういうスーツはまったく着ないことが多くて困ります。

川崎敏寛インタビュー08

「洋服の青山」とは、東京電力エナジーパートナーの代表を務めていたときにカジュアルフライデーのサポートをしていただき、それを機にオーダースーツを仕立て始めました。当社もカジュアルスタイルはOKですが、いざ私自身は何を着るのか迷ってしまい、結局はゴルフスタイルになってしまいます。それもあって、私が仕事をするときにはスーツを選ぶことが多いですね。あえてこだわりを挙げるとすれば、着心地のよさでしょうか。糸が細いスーツは光沢感があり、肌触りもいいので好き。TPOに応じて、ネクタイのあり、なしを決めるようにしています。カジュアルだとどうしても仕事をしよう!というスイッチが入らない。だからスーツは私にとって、オンのスイッチを入れるための必須アイテムなのです。

川崎敏寛インタビュー09

Trying On

試着

川崎敏寛オーダースーツ試着01 川崎敏寛オーダースーツ試着02

About SHITATE

SHITATEの感想は?

川崎敏寛試着ディティール 川崎敏寛試着ディティール

なんとも肌触りがよくて動きやすい

川崎敏寛インタビュー10

オーダースーツを仕立てる前は、基本的にはいわゆる“つるし”のスーツをチョイスしていました。いろいろな人が購入してPDCAが回っている分、形が整っているという印象があったからです。これまでオーダースーツを仕立てたときには、仕上がりまでに手間と時間がかかるという印象がありました。

川崎敏寛インタビュー11 川崎敏寛インタビュー12

しかし今回SHITATEを利用させていただいて驚きました。想定よりも仕上がりまでのスピードが速く、手軽に利用できるとわかったからです。それに羽織ってみると、なんとも肌触りがいい。裏地はおすすめしていただいた最新のデザインを選んでみました。スーツは上下ともに外光に当てて上から下を見てみると、さりげなくラインが浮き上がってよく見えるのも気に入りましたね。無地のなかにも角度が変わることで、違った印象になるものに仕上がったので大満足です。そういえば、昔、ウールのスーツといえば、ゴワゴワした印象がありましたが、ウール入りの生地で仕立てていただいたこのスーツはナチュラルストレッチが効いているからでしょうか、動きやすくてストレスもゼロ。これからヘビーローテーションになりそうです。

川崎敏寛インタビュー13

持続可能な社会実現を支える、
エネルギーのキーパーソン。
選ぶのは、全てのTPOに対応できるスーツ

川崎敏寛SHITATE着用01 川崎敏寛SHITATE着用02

フォーマル度 : ★★★★★

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洋服の青山の印象を教えてください

Aoyama
impression

毎日、本社の前を自転車通学して見ていた地元企業

私は広島市で生まれ、小学4年生のときに福山市に引っ越しました。 青山商事の本社に隣接する中学校に通っていたので、「洋服の青山」といえば、毎日、本社の前を自転車で通学していたときにいつも見ていた会社というイメージです。中学生のときには地元の企業という印象しかありませんでしたが、大人になるにつれ、スーツ市場を席巻している企業だということを徐々に知りました。
先ほども申し上げましたが、東京電力エナジーパートナーの代表を務めていたときにカジュアルフライデーを実施するときにサポートしていただくなど、何かとご縁のある会社です。これからもいろいろなシーンでお付き合いが続くとうれしいです。

Material

今回チョイスした生地

Brand

川崎敏寛着用ブランド

ゼニア(イタリア)

1910年、イタリアにて生地メーカーとして誕生。その後スーツを中心にジャケットやシャツ、レザー製品も手がけるラグジュアリーブランドとして世界中で絶大な支持を受けています。「最高のスーツは上質な生地があってこそ」という信条のもと、最高峰の生地作りを探求し続けています。

適度なハリコシと光沢感がある素材

TRAVELLER

川崎敏寛生地

ブランド:E.Zegna
着用シーズン:オールシーズン
色:ブラック
柄:ヘリンボーン
素材:W100%

E.ZEGNAのTRAVELLERは たて糸に強撚双糸を用いることで適度なハリコシと光沢感があり、お洒落なビジネスマンには最適な素材です。

インタビュー:尚 貴範 採寸スタッフ:小山 史
撮影:KIMU 構成・文:松葉 紀子
CD:ジャン 光栄

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