スーツは個性を発揮し 心身ともに整える 欠かせないアイテム

Leader

13

Toru
Takakura

2024.04.03

SHITATE 60 LEADERSは、
洋服の青山60周年を記念した
オーダースーツ企画です。

Profile

三井住友トラスト・ホールディングス
取締役執行役社長

高倉 透

東京大学法学部卒業。1984年4月、住友信託銀行に入社。高槻支店長、リテール企画推進部長、人事部長を経て、2009年11月に統合推進部長に就任し、中央三井トラスト・ホールディングスとの経営統合において陣頭指揮を執った。2011年三井住友トラスト・ホールディングス発足以降、2012年常務執行役員、2017年取締役代表執行役専務を経て、2021年4月に代表執行役社長に就任。2021年6月より現職。

高倉透profile

フォーマル度 : ★★★★★

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About Work

仕事について教えてください

高倉透インタビュー01

お客さまから託された信頼に応えるのが使命

三井住友トラスト・グループは中央三井トラスト・ホールディングスと住友信託銀行が統合し発足した国内唯一の信託グループです。

高倉透インタビュー02

信託の基本は委託者(お客さま)の財産を預かり、受託者(当グループ)が高い専門性をもって管理することです。当グループは「信託」を通じて、お客さまの資金・資産をお預かりし管理・運用する中で、リスクをとって挑戦する事業者に資金を届ける役割を担ってきました。
1950年代、「貸付信託」を通じて、個人のお客さまからお預かりした資金を、企業の長期設備投資資金として供給し、日本の高度経済成長に貢献しました。1960年代には、「年金信託」を通じて、高度成長により平均寿命が延びていった従業員の老後の豊かな暮らしをサポートしました。
現代では「投資信託」「遺言信託」など、人生100年時代の豊かな暮らしに貢献しています。2024年からスタートした新NISA制度で「投資信託」を活用されている方も読者の中にいらっしゃるのではないでしょうか。投資された皆様の大切なお金は信託を通じて管理・保全されています。
時代時代に合わせた社会課題に挑戦してきた結果、日本の信託財産は年々増加し、2023年3月末時点で1500兆円を超えています。2000年に350兆円だったものが、2010年に750兆円、現在は1500兆円と、近年は10年毎に倍増してきました。

高倉透インタビュー04

当グループは4月15日に創業100年を迎えます(100周年特設サイト)。
創業100年にあたり、「託された未来をひらく」というブランドスローガンを策定しました。お客さまや社会から信じて託される尊さと未来への願いに応えるという強い意志を表しています。スローガンは「私たちが託されるのは、人と地球の未来そのものだから」という文章で締めくくっています。将来世代からも託された未来です。当グループは「グリーンな社会の実現」や「人生100年時代のFINANCIAL WELL-BEING」など現代社会が抱える社会課題解決、そして次の100年新たに直面する社会課題の解決に、信託の力で挑戦してまいります。

高倉透インタビュー05 高倉透インタビュー07

About Suits

あなたにとってスーツとは?

高倉透インタビュー08

個性を表現し、心身を整えるために欠かせないもの

金融業界でもファッションの多様化が進み、当グループでもポロシャツなどカジュアルな服装を見かけることが増えています。かつて私が新人だったころは、いわゆる“つるし”といわれる既製品のスーツしか選択肢にありませんでした。最近ではビジネスシーンにおいてもカジュアルスタイルが増えていますが、大事な場面では今でもスーツを選ぶ人が多いのではないでしょうか。当グループの若手社員からもオーダースーツを利用しているという話を聞きます。伝統を守りながらも勝負服としてこだわりの一着を作りたいというニーズが高まっていると思います。

高倉透採寸01

私自身、仕事ではスーツにネクタイ姿が基本。気持ちを引き締める意味合いもあるので、私にとってスーツは必要不可欠なアイテムです。今持っているスーツは全てオーダースーツです。オーダースーツは身体へのフィット感が良いのはもちろん、自分のこだわりや好みを反映させることができます。私自身は奇抜なデザインよりも、控えめながらも少しアクセントがあるものが好みです。ネクタイはその日の気分によって選びます。例えば、赤いネクタイは元気を与えてくれるというように、何を選ぶかが気分のバロメーターとなり、日々の楽しみにもなっています。年間を通じてネクタイを着けているのは、実は体調管理が目的でもあります。夏場に冷房が効いたオフィスにいると身体が冷えてしまいますが、ネクタイを締め、体温を一定に保つことを心がけています。

Trying On

試着

高倉透オーダースーツ試着01 高倉透オーダースーツ試着02 高倉透オーダースーツ試着03

About SHITATE

SHITATEの感想は?

高倉透試着ディティール 高倉透試着ディティール

100周年記念のロゴに合わせた色調がお気に入り

今回、初めて青山さんのオーダースーツサービス「SHITATE」を利用させていただきました。伝統を守りつつ、自分なりの特徴を表現する楽しさを求め、新たな挑戦としてスッキリとしたシルエットに仕立てていただきました。実際に着用してみると、フィット感があり、質感のある生地がとても心地よく、ストレスなく自由な動きができることが魅力です。

高倉透インタビュー09

これまで何度かオーダースーツを作らせていただいた経験がありますが、「SHITATE」では生地やボタン、裏地など自分のこだわりを具現化したいという要望に、きめ細やかに対応していただき、満足しています。

高倉透インタビュー10

特にこだわったのはスーツの生地です。当グループの創業100周年ロゴの配色に近いブルーとゴールドのストライプが入ったものを選びました。また、裏地をコーポレートカラーである「フューチャーブルー」をイメージした生地にしたのも、隠れたお洒落として気に入っています。生地の色調は100周年ロゴをイメージしたゴールドのネクタイに合うものにしています。今後のイベントで、当グループの創業100年のイメージにぴったりと調和する、こちらのスーツを着用できることを楽しみにしています。

高倉透インタビュー11

【100周年ロゴ】と 【生地イメージ : ブルー&イエローゴールド】

高倉透インタビュー12

【コーポレートカラー:フューチャーブルー】と【裏地イメージ】

高倉透インタビュー13

スーツは個性を発揮し心身ともに整える欠かせないアイテム

高倉透SHITATE着用01 高倉透SHITATE着用02

フォーマル度 : ★★★★★

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洋服の青山の印象を教えてください

Aoyama
impression

ロードサイド店舗の代表的な存在

1970年代から80年代にかけて、自動車の普及や幹線道路の整備が急速に進んだ時代に「洋服の青山」のロードサイド店舗が増加し、存在感が際立っていったのを鮮明に覚えています。ロードサイド店舗の代表的な存在だった時代から「洋服の青山」が選ばれ続けているのは、お客さま一人一人のニーズに寄り添い続け、長い年月をかけて信頼を積み重ねてこられたからだと思います。変化の早い時代のなかで、「洋服の青山」は品質と信頼性を守りつつ、若い世代にも積極的に受け入れられています。自分のスタイルを表現し、自己を追求するために、手軽かつクオリティーの高い「SHITATE」のオーダースーツは、現代の洋服文化において非常に魅力的な存在といえるのではないでしょうか。

Material

今回チョイスした生地

Brand

高倉透着用ブランド

ドーメル(フランス)

1842年、フランスにて繊維商として創業したブランド。英国の伝統と格式に、フランスのエスプリとエレガンスを融合させたコレクションは、世界中のテーラーから愛されています。

クラシック性とモダン性を兼ね備えた素材

AMADEUS ACTION

高倉透生地

着用シーズン : 秋冬
色 : ネイビー
柄 : オルタネイトストライプ
素材 : W100%

DORMEUIL ブランドを象徴する素材。厳選されたSuper100’sのメリノウールのみを使用し、DORMEUIL社の伝統と最新技術を駆使して開発されたクラシック性とモダン性を兼ね備えた素材。特殊な撚糸技術で、独自のソフトストレッチは着る人のスタイルを引き立てる。

インタビュー:小野 一樹  採寸スタッフ:小山 史
撮影:KIMU 構成・文:松葉 紀子
CD:ジャン 光栄

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