オリンピック選手の 心を育てた 「営業ひとすじ」父親のスーツ姿

Leader

12

Kimihisa
Ishikawa

2024.03.27

SHITATE 60 LEADERSは、
洋服の青山60周年を記念した
オーダースーツ企画です。

Profile

株式会社 読売広告西部
常務取締役

石川 公久

島根県松江市出身。福岡の大学を卒業後、1986年同社に入社、福岡支社営業一課勤務。2007年山口支社長、2017年取締役営業局長、2022年常務取締役に就任。38年間、営業畑をまっしぐらに歩んだ。五輪3大会連続のメダル獲得など第一線で活躍した、元卓球選手・石川佳純さんの父親であり、自身も元卓球選手。仕事のかたわら、各地で子育てやリーダー論をテーマに講演や、卓球指導活動も行っている。

石川公久profile

フォーマル度 : ★★★★★

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About Work

仕事について教えてください

石川公久インタビュー01

地域の人とのコミュニケーションがすべてを創る

私が勤めている「株式会社 読売広告西部」は、九州・山口エリアで読売新聞グループの中核をなす総合広告会社です。入社以来、営業畑をまっしぐらに歩んできました。新聞広告からイベント関連、テレビ、web関連など様々な仕事をやってきました。我々の会社は、地域密着型のプロモーションが中心ですが、読売グループのネットワークやこれまでのノウハウを活かした広告提案も展開中です。

石川公久インタビュー02

現在は福岡本社に単身赴任中です。山口支社での勤務が長く、山口市に卓球場付の自宅を建てました。娘の佳純(元卓球選手の石川佳純さん)の取材でなにかと有名になってしまいました(笑)

石川公久インタビュー03

石川様 家族写真

石川公久インタビュー04

自宅卓球場写真

私が関係したイベントで、10年間も続いているイベントがあります。佳純のロンドン五輪出場が決まった頃、それを記念して山口市、温泉組合、卓球関係者で構成した実行委員会を発足させ始まった「湯田温泉スリッパ卓球大会」です。湯田温泉を活性化させる事も目的のひとつでした。現在は様々なボランティアの方々の協力で成り立っています。昨年、地元からはもちろんのこと全国から約500人が参加、非常に盛りあがり地域の活性化に繋がるイベントのひとつになっていると思います。

石川公久インタビュー05

湯田温泉スリッパ卓球大会写真

営業ひとすじで40年近くやってきましたが、自分に合っている仕事だったと思います。営業の魅力は何と言っても、いろんな方々と出会えること。今まで多くの企業トップの方とお会いしました。自慢じゃないですが私、“じじゴロシ”なんです(笑)色々会社の社長さんなど年配の方々に非常にかわいがっていただきました。人と人との繋がりとコミュニケーションを大切にしたからこそ生まれた仕事を長年やってきました。だから、お客様になにかあった時は、休日でも必ず行きましたし、心底「仕事大好き人間」でしたね。そういう姿を常に娘はみてきましたので、なにかのインタビューで「体調が悪くても仕事を休まない父を尊敬している」と言ってくれていて、嬉しかったですね。仕事も卓球も、大切にすべきことは同じことが言えると思います。それは、人の信頼に応えること。そして、何事も最後まで諦めないこと。私は今、各地で講演活動や卓球指導もしていますが、伝えたい気持ちは同じですね。

石川公久インタビュー06

About Suits

あなたにとってスーツとは?

石川公久インタビュー07

38年間、心を引き締めてくれたビジネススーツ

入社以来、38年間の社会人人生をビジネススーツとともに歩んできました。若い頃は安いスーツしか買えなかったんですが、1週間毎日着がえるだけの数は用意して、小奇麗に見えるよう身だしなみに気を付けてきました。それこそ、年中仕事でいつもスーツでしたが、朝起きてスーツを着て家を出る時、いつもどこか心がピリッと引き締まる。やはり緊張感がでますね。仕事の付き合いで、年2着はオーダースーツも作っていました。

石川公久採寸01 石川公久採寸02

休日は、自分自身の卓球活動でジャージ姿。娘達は、そのどちらかの姿しか見ていないのではないでしょうか(笑) 

Trying On

試着

石川公久オーダースーツ試着01 石川公久オーダースーツ試着02

About SHITATE

SHITATEの感想は?

石川公久試着ディティール 石川公久試着ディティール

次なるライフステージの相棒スーツ

石川公久インタビュー08

まず、非常に柔らかい着心地で、見た目の光沢感も違いますね。また今までのスーツで気になっていた着心地の違和感のある部分がまったく気にならない事に驚きました。特に、パンツのサイズがぴったりで腰回りも窮屈じゃないし、気持ちいいくらいのフィット感です。見た目もお洒落で大満足です。でも、今回のSHITATE体験で最も感動したのは、私を担当して下さった天神国体道路店の桑原店長の対応です。丁寧に説明してくれながら、生地だけじゃなく、ひとつずつ細部までアドバイスや提案をしてくれて…それがお世辞抜きに素晴らしかった。本当にプロにフィッティングしてもらったな、と感じました。あれはもう、リピーターになっちゃいますよね。例えて言うと、一流ホテルのフロント並みでした。フロントってそのホテルを代表するイメージになりますよね。短時間の応対でその企業の考え方が伝わってくる…。そんなホスピタリティを感じました。スーツを約40年間着続けてきて、定年前にこんな素晴らしいスーツに出会えたことに感謝ですね。

石川公久インタビュー09

オリンピック選手の心を育てた
「営業ひとすじ」父親のスーツ姿

石川公久SHITATE着用01 石川公久SHITATE着用02

フォーマル度 : ★★★★★

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洋服の青山の印象を教えてください

Aoyama
impression

いつでも、どこでもある、身近で心強い存在

どの町に出張に行っても、「洋服の青山」の青い看板は国道沿いで目に入るので、とても印象に残っています。昔、急にフォーマルスーツが必要になった時、パンツの裾上げをすぐにしてくれたのが有難かったです。青い看板が目立つので、場所も分かりやすいのがいいですよね。今は福岡に単身赴任をしているので、ワイシャツなどすぐに買いに行ける場所にあることも助かっています。ビジネスマンにとって、とても心強いお店だと思います。

偶然ですが、娘の佳純も春から「洋服の青山」広告に起用されることになりました。これで親子供に青山と関係が強くなりましたね(笑)。

ゼロプレッシャースーツ

Material

今回チョイスした生地

Brand

石川公久ブランド

ゼニア(イタリア)

1910年、イタリアにて生地メーカーとして誕生。その後スーツを中心にジャケットやシャツ、レザー製品も手がけるラグジュアリーブランドとして世界中で絶大な支持を受けています。「最高のスーツは上質な生地があってこそ」という信条のもと、最高峰の生地作りを探求し続けています。

適度なハリコシと光沢感がある素材

TRAVELLER

石川公久生地

着用シーズン:オールシーズン
色:ブルー
柄:チェック
素材:W100%

E.ZEGNAのTRAVELLERは たて糸に強撚双糸を用いることで適度なハリコシと光沢感があり、お洒落なビジネスマンには最適な素材です。

インタビュー:尚 貴範 採寸・試着スタッフ:桑原 広志、八坂 慶介
撮影:桑田 和明 構成・文:大塚 綾
CD:ジャン 光栄

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