心のスイッチを入れる 特別な勝負スーツ

Leader

06

Hideki
Ishibashi

石橋英城スーツ姿 石橋英城仕事風景 石橋英城インタビュー風景
石橋英城スーツ姿 石橋英城仕事風景 石橋英城インタビュー風景

2024.02.14

SHITATE 60 LEADERSは、
洋服の青山60周年を記念した
オーダースーツ企画です。

Profile

株式会社NTTドコモ
スマートライフカンパニー
マーケティングイノベーション部 部長

石橋 英城

前職の電通にてクライアントおよび自社の新規事業開発に従事。その後、2014年~17年の間にドコモ プロモーション部に出向し、ドコモのポイントプログラム「dポイント」の立ち上げに従事。電通に帰任後、グループR&D統括組織「電通イノベーションイニシアティブ」エグゼクティブディレクターに就任。その後2021年にドコモに転職。2022年7月より現職のマーケティングイノベーション部長に就任し、 マーケティング領域のスペシャリストとして事業を推進している。

石橋英城profile

フォーマル度 : ★★★☆☆

ビジネスウェアガイドマップはこちら

About Work

仕事について教えてください

石橋英城インタビュー01

データ活用でドコモの新たな可能性を提案

私は長年、前職で新規ビジネス開発に携わっていました。そのなかで、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)のマーケティングに携わる機会をいただいたことが、現在のキャリアにつながっています。
はじまりは、ドコモのプロモーション戦略を提案する仕事でした。2013年にドコモが初めてiPhoneを発売するときのプロモーション戦略なども担当しました。その後もドコモの案件をいくつか担当して、2014年7月~17年3月までドコモのプロモーション部に出向していました。出向中は、dポイントの立ち上げプロジェクトのメンバーとして、dポイントのローンチプロモーション戦略の立案、ポインコ兄弟やCM、dポイントのロゴマーク、ポイントカードの券面デザインなど、あらゆるクリエイティブ制作のディレクションを担当させていただきました。当時からドコモのマーケティング事業には大きな可能性を感じていましたし、「当事者としてこの事業に関わりたい」と思っていたので、帰任したあとドコモに転職することを決意しました。

石橋英城業務 石橋英城業務

現在、ドコモは、従来のモバイル通信サービスに加え、「スマートライフ事業」「法人向け事業」の2事業を成長事業と位置づけ、2025年までに収益の半分以上をこれらの領域で創るべく成長戦略を推進しています。
スマートライフカンパニーは、2022年7月にカンパニー制を導入したことで誕生した組織で、金融・決済、ライフスタイル、コンテンツ&エンタテインメント、マーケティングソリューションというような領域でサービスを展開しています。なかでも、金融・決済とマーケティングソリューションは、収益ドライバーとして事業成長をリードしていくことが期待されている領域です。
私が所属しているマーケティングイノベーション部では、ドコモが保有する約9,700万の会員基盤とその1人ひとりのIDにひもづくデータ、メディア、ポイントプログラム、AIテクノロジーなどのマーケティングアセットを活用して、クライアントのマーケティング課題の解決を支援するソリューションを提供しています。
具体的にどういうことをしているかというと、例えば「洋服の青山」であれば、会員の方がスーツや礼服を購入された際にdポイントカード、もしくはdポイントクラブアプリを提示されます。そうすると、ドコモ側のシステムにも購入履歴が反映されます。購入データが蓄積されると、購入者がどういう方なのか、個人を特定しない形で、その傾向を分析することができるようになります。分析した結果をもとに、適切なマーケティング施策をご提案することができるようになる、といった流れです。このように、ドコモが保有している会員基盤データを活用して、クライアントとお客様のエンゲージメントを高めてLTV(Life time Value:顧客の生涯価値)の向上に伴走する「トータル実行支援パートナーになること」を目指しています。

石橋英城業務

About Suits

あなたにとってスーツとは?

石橋英城インタビュー02

勝負時の、特別なアイテム

私にとってスーツとは、嗜好性だけでなく礼儀や教養、スキルセットなど、自分自身のアイデンティティーを表現するコミュニケーションツールのようなものです。現在はビジネスカジュアルが多いのですが、社会人として働き始めたばかりのころは周囲に合わせて毎日スーツを着ていました。
新規ビジネス開発に携わるようになってからは、スタートアップ業界やベンチャーキャピタルの方との付き合いが増えて、自然とカジュアルなスタイルにシフトしていきました。コロナ禍でリモートワークが増えた影響もあり、今ではスーツを着る頻度は週1~2回ほどになりました。以前よりも少なくなったのは事実です。
ただ、だからこそ、スーツを着るときは気が引き締まるといいますか。「今日が勝負だ」というときには、必ずスーツを選ぶようにしています。

石橋英城採寸01 石橋英城採寸02

服装はその人となりを表すもの。クライアントに「この人なら信頼できる」と思っていただく、安心して仕事を任せていただくためには、相応の立ち居振る舞いを身につけるのはもちろん、身だしなみを意識するのもとても大切なことです。
それに私にとって、スーツは心のスイッチを入れてくれるアイテムでもあります。スーツを着ることで自然と背筋がピンと伸びるような気持ちになれます。外面だけでなく内面的にもいい影響を与えてくれるものですし、勝負がかかった日には、さまざまな面でスーツが一番効果的だと思います。

Trying On

試着

石橋英城オーダースーツ試着01 石橋英城オーダースーツ試着02 石橋英城オーダースーツ試着03

About SHITATE

SHITATEの感想は?

石橋英城スーツディティール 石橋英城スーツディティール

体にフィットする、着心地の良さが魅力的

軽くて着心地がとてもいいです。学生時代に軟式テニスをしていて、最近は趣味で自転車にも乗っているので、腕の筋肉が少し張っています。その影響でスーツを着ると肩周りが窮屈に感じることが多いのですが、ストレッチが効いている生地だからか、体にフィットしている感じが心地よいです。まさにストレスフリーなスーツです。表地がネイビーで裏地がボルドーという、さりげないオシャレ感が演出できる組み合わせも気に入りました。

石橋英城インタビュー03

トラディショナルなスタイルが好きで、昔はもう少し濃い色を選びがちでしたが、最近は明るめの色も気になるようになりました。このスーツは色合いもちょうどいい明るさですし、知人の結婚式にも着ていこうと思います。 スーツを着る機会が減っていることもあり、スーツを購入するときは「さまざまなシーンに寄り添ってくれるもの」を選ぶようにしています。これなら、ビジネスシーンだけでなく、フォーマルなシーンにもふさわしく、着る機会が増えそうです。
オーダースーツを購入する際は「麻布テーラー」で仕立てることが多いですが「SHITATE」なら、全国展開している「洋服の青山」の店舗内で利用できて便利なので、機会があればぜひ利用したいです。

心のスイッチを入れる
特別な勝負スーツ

石橋英城オーダースーツ姿01 石橋英城オーダースーツ姿02

フォーマル度 : ★★★★★

ビジネスウェアガイドマップはこちら

洋服の青山の印象を教えてください

Aoyama
impression

公私ともに長く付き合っていきたいパートナー

「洋服の青山」は、日本人としては比較的、大柄な私の体にもフィットする大きいサイズのラインアップが豊富です。いつ行っても接客が丁寧で良いという印象があります。私の最寄り店舗は駅から1分ほどの場所にあるため、気軽に利用できて利便性が高いところも気に入っています。そういえば、息子の成人式のスーツを購入したのも「洋服の青山」でした。
ビジネス面においても「洋服の青山」はdポイント加盟店であり、これまでにさまざまな施策をご提案させていただきました。ドコモとしては今後もデータ活用の幅を広げていきたいと考えていますし、公私ともに良いお付き合いを続けていければ幸いです。

Material

今回チョイスした生地

Brand

石橋英城着用ブランド

ロロ・ピアーナ(イタリア)

1924年、イタリアにて誕生したテキスタイルブランド。最高級の原料確保に強いこだわりを持っており、現在では生地ブランドとしてだけではなく、オリジナルのスーツやジャケットを展開するファッションブランドとして世界中のセレブリティを虜にしています。

石橋英城生地

着用シーズン :秋冬
色:ネイビー
柄:組織柄
素材:W100%

妥協なきクオリティを生み出し続ける、業界のリーダー的存在 イタリアLORO PIANA社。 この素材は厳選されたSuper130's メリノウールを綾組織に織上げ、クリア仕上げしています。 シルクのような上質な光沢と滑らかな風合いを持ち、「365日」年中 季節を問わず、着用頂ける素材です。

インタビュー:尚 貴範
撮影:KIMU 構成・文:松葉紀子
CD:ジャン 光栄

Index