平和都市の未来を 共創する、 頭取が着るスーツは“第二の顔”

Leader

03

Koji
Oda

小田宏史スーツ姿 小田宏史仕事風景 小田宏史インタビュー風景
小田宏史スーツ姿 小田宏史仕事風景 小田宏史インタビュー風景

2024.01.17

SHITATE 60 LEADERSは、
洋服の青山60周年を記念した
オーダースーツ企画です。

Profile

株式会社もみじ銀行
取締役頭取

小田 宏史

旧広島相互銀行(現もみじ銀行)に入行。取締役海田支店長や常務などを歴任し、2016年、頭取に就任。2023年4月、新時代に適応した持続可能な魅力ある広島づくりを目指す広島経済同友会の代表幹事に就任し、広島の発展を牽引する存在。

小田宏史profile

フォーマル度 : ★★★★★

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About Work

仕事について教えてください

小田宏史インタビュー01

地域の未来を共創する、100周年企業

国際平和都市として世界に知られる、広島県広島市にあるもみじ銀行は、昨年創業100年を迎えました。「地域の豊かな未来を共創する」というパーパスに基づき、地域の方々にとって最も身近な銀行であるという誇りを胸に、日々行員とともにお客様の様々なニーズに対応し、社会貢献事業に取り組んでいます。 金融だけでなく、コンサルティング、人材紹介、DX支援など多彩なグループ企業が一体となって、多様な課題解決に取り組むお客様を支援しており、特に、この瀬戸内エリアは、全国的にみても温室効果ガスの排出量が多い地域なので、環境保全に向けた取り組みに注力しております。行政も排出量削減など環境保全に取り組んでおり、企業も事業を継続をするためには、このSDGs活動は避けては通れない時代です。取引先の中小企業の経営者様の中にはどこから手をつけようか…という段階の方もいらっしゃるので、我々がまずは環境保全を中心とした取り組みを「見える化」して、補助金制度など、金融という面以外のプラスαのところでも支援をいたします。

小田宏史インタビュー02

長年、さまざまな地域貢献活動も行い、クラシックコンサートやサッカー大会、森林保全活動のほか、親子マネー教室も大変好評価をいただいております。小さい頃からお金の大切さや銀行のしくみなどを肌身で感じて、お金や経済に少しでも関心を持っていただこうと始めたのですが、お兄さんが来られた数年後には妹さんも…という風に継続した形で参加してくださっています。また、弊行の行員が高校や大学に出向き、金融に関する正しい知識を持つことの大切さを学べる、金融教育も実施しています。ひとり一人が豊かな生活をおくることが出来ることで結果的に地域が活性化してゆく。その一役を担うことは、この地域で100年銀行を続けてきた我々の役割だと思っています。

もみじ銀行業務 もみじ銀行業務

About Suits

あなたにとってスーツとは?

小田宏史インタビュー03

お客様にとって信用度高いスーツとは

スーツスタイルに最も必要なのは「清潔感」と「安心感」をお客様に感じていただけることだと思います。銀行員にとって“第二の顔”だと言えます。昨今は銀行でもスーツではなくジャケット着用などカジュアルスタイルの社員も多いですね。私にとってスーツは、オンとオフを切り替えるスイッチ的な役割をしており、商談の席でも効果があると思っています。スーツは体にフィットしていて似合っていることが、「格好良いスーツスタイル」と言えるのではないでしょうか。

小田宏史インタビュー04

スーツは毎日違うものを妻に出してもらい、ネクタイは自分で合わせています。色合いのバランスがよっぽどひどかったら、妻に直されることも。「結婚したら背広と靴は毎日変えた方がいい」と聞いたこともあり、妻の実家もそういう習慣だったようです。独身の頃は格好を気にしていませんでしたが、有難いですね。スーツは自分で作りに行きますが、プライベートの洋服はだいたい妻が決めていますね。専属のスタイリストです。

Trying On

試着

小田宏史オーダースーツ試着01

About SHITATE

SHITATEの感想は?

小田宏史試着ディティール 小田宏史試着ディティール

重要なシーンでの私の勝負服

「SHITATE」の経験がある知人から、スピード感のある接客で、短時間でクオリティーの高いスーツがお手頃価格で仕上がり、オーダースーツの「高価・敷居が高い」イメージが変わったと聞いており、この60周年企画に参加させていただくのを楽しみにしていました。
スーツはだいたいネイビーかグレーになってしまうので、今回色を黒に極めて近いダークネイビーに。いつも店内で生地を選ぶ時に思っていた色と、仕立てた後に屋外で見る色は異なるので、なかなか持っていない色を作るのは躊躇があったんです。作った時は自分が好きな生地で作ったつもりでも出来上がりのイメージが違うスーツもあって、毎週1回は着るお気に入りもあれば、1シーズンで1~2回しか出番のないスーツも。今回、作っていただいたダークネイビーのスーツは、イメージ通りだったので非常に嬉しいです。着心地もとても良いですし、出番の多いお気に入りの一着になりそうです。
オーダースーツというのは、ある意味、自分の体を測るバロメーターでもあると思います。オーダー時の体型にジャストフィットするように仕立ててもらっても、翌年着る際にきつくなっていると、着てもどこか冴えないですね。お直ししても着られますが、そうすると、最高の仕上がりから遠ざかってしまう。折角、格好よく作ってもらったのだから、似合うようにしたい。ことさら運動する訳ではないですが、晩酌や会食時にお酒を一杯減らしたり、生活の中で常に意識をしていますね。
オーダースーツは、ここぞという日の「私の勝負服」であり、自分の体型に合った動きやすく長持ちするスーツは、健康的な体を維持したいというモチベーションを高める存在です。

平和都市の未来を共創する、
頭取が着るスーツは“第二の顔”

小田宏史インタビュー05 小田宏史インタビュー06

フォーマル度 : ★★★★★

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洋服の青山の印象を教えてください

Aoyama
impression

世界一に上り詰めた、広島の誇りです

創業60周年の青山商事さんとは、弊行も長年ご縁をいただいております。同じ広島県で設立され、「スーツ販売着数世界一」まで上りつめた歴史ある企業であり、広島の誇りだと思います。ファッション性高く、クオリティーの高い商品をリーズナブルな価格で提供し、紳士服のイメージを変えた立役者であると感じております。

Material

今回チョイスした生地

Brand

小田宏史着用ブランド

ロロ・ピアーナ(イタリア)

1924年、イタリアにて誕生したテキスタイルブランド。最高級の原料確保に強いこだわりを持っており、現在では生地ブランドとしてだけではなく、オリジナルのスーツやジャケットを展開するファッションブランドとして世界中のセレブリティを虜にしています。

小田宏史生地

着用シーズン :秋冬
色:ブラック
柄:ヘリンボン
素材:W100%

イタリア梳毛ファブリックのリーダー的な存在であるLORO PIANA社。優美な光沢感とドレープ性を併せ持つ上質素材

インタビュー:尚 貴範 採寸スタッフ:藤田 宏樹
撮影:桑田 和明 構成・文:大塚 綾
CD:ジャン 光栄

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