【冬の結婚式】メンズコート選びのポイントと着こなし術

2022.12.13

お祝い事

【冬の結婚式】メンズコート選びのポイントと着こなし術

この記事の所要時間:約6分

寒い時期の結婚式にお呼ばれした時は、みなさん自宅から会場に向かうまで当然コートを着ていきますよね。

「すぐにクロークに預けるからなんでもいいや」と思ったら、大きな間違いです!

実は、結婚式に着ていくコートにもマナーがあります

ここでは冬の結婚式での男性ゲストにふさわしいコート選びの基本マナーと着こなしをご紹介します。

結婚式・披露宴の服装について知りたい方はこちら「【結婚式】男性ゲストの服装マナーと着こなしのポイントを徹底解説!」をご覧ください。

1. 冬の結婚式でのコートのマナー

1. 冬の結婚式でのコートのマナー

結婚式会場までの行き帰りや二次会への移動など、コートを着ている場面は多く見られます。

おめでたい席の装いとして基本的なマナーをしっかり押さえ、フォーマルな場面にふさわしいコート選びを心掛けましょう

1-1. 結婚式のコートの色は? 

一般的に色の濃い方がフォーマルとされています。

コートの色を選ぶ際も、黒が最もフォーマル度が高いといえます。

結婚式のコートの色は?

親族や主賓など、礼服(ブラックスーツ)を着る場合は、黒のコートを選ぶようにしましょう。

一般ゲストとしてダークスーツを着る場合は、黒はもちろん、ネイビーやダークグレーなど控えめな色を選びましょう。

1-2. 結婚式のコートのデザインは?

一般的に柄がない方がフォーマルとされています。

装飾のないシンプルなデザイン(無地)が好ましいです。

比翼仕立て(ボタンが隠れるデザイン)が最もフォーマル度が高いコートといえます。

1-3. 結婚式で避けたいNGコートは?

礼服やスーツに合うコートを持っていない場合、「手持ちのコートを代用したい!」という方も居ますよね。

ここで挙げるコートはマナー的にNGになるので、これらを避けるよう注意しましょう。

結婚式で避けたいNGコートは?

  • カジュアルなコート
    モッズコートやダッフルコートは、カジュアルな印象を与えるので避けましょう。
  • 毛皮やアニマル柄のコート
    毛皮やファーなど殺生をイメージさせる素材のものは縁起が悪いので結婚式にふさわしくありません。
    高級感のある毛皮のコートなどは格式高い結婚式に適しているように思いがちですが、着用はNGです。
  • 白や派手な色のコート
    結婚式での「白」は主役である新郎新婦のみに許された色です。
    ゲストは主役を引き立てるため、派手な色のコートや主役と同じ白系のコートは避けましょう。

2. 結婚式にふさわしいメンズコートの種類と特徴

結婚式にふさわしいメンズコートの種類と特徴

メンズコートの種類は、フォーマル~カジュアルなものまで幅広く、16型あるといわれています。

ここでは、結婚式にふさわしいフォーマル度の高いおすすめの3型をご紹介します。

2-1.チェスターコート 

チェスターコート 

フォーマル度:★★★

テーラードジャケットの形をしている襟が特徴で、ウエストをやや絞ったシルエットのコートです。

紳士のフォーマルにふさわしい極めて格調の高いドレッシーなコートといえます。

黒のチェスターコートであれば、シーンを問わず冠婚葬祭から日常のオン・オフまで着用できるため、1着持っておきたいマストアイテムです。

2-2.ステンカラーコート

ステンカラーコート

フォーマル度:★★☆

別名バルカラーコートとも呼ばれる。

トラディショナルなラグラン式(襟開きのところで縫い合わされていて、肩の周りがゆったりとしているデザイン)で、レインコートの基本型として普及したコートです。

ビジネスシーンでは、定番中の定番コートとして位置づけられていますが、フォーマルなシーンでも活躍します。

2-3.トレンチコート

トレンチコート

フォーマル度:★☆☆

第一次世界大戦中にイギリス軍が塹壕(トレンチ)戦に用い広まったミリタリーコートの一種です。

本来、結婚式ではミリタリー系のカジュアルダウンしたコートは不向きとされています。

しかし、最近では儀礼のカジュアル化が進みドレスコードも緩くなりつつあります。

格式の高い厳格な結婚式や披露宴であれば避けたいところですが、レストランウエディングや二次会などであれば着用しても問題ありません

3. 結婚式のコート選びの基準と着こなし術

結婚式に着ていくコートを選ぶにあたり、以下の2点がポイントになります。

  • 新郎新婦との関係性や出席するにあたっての立場
  • 結婚式場や披露宴会場の雰囲気や格式

これらを考慮した上で、結婚式に相応しいコート選びをしましょう。

3-1. 礼服(タキシードやブラックスーツ)を着る場合

礼服(タキシードやブラックスーツ)を着る場合

親族や主賓として出席する場合は、フォーマルな装いが基本となるため礼服を着用します。

そのため合せるコートはフォーマル度の高い「黒のチェスターコート」がおすすめです。

正統派のブラックコーディネートは、どんな場でもハズさないため間違いなし!

3-2. 一般ゲストとしてダークスーツを着る場合

ネイビーやダークグレーといったダークスーツを着る場合、スーツの色味に合せてコートを選ぶといいでしょう。

全体的に統一感が出て、まとまりのある着こなしになります。

寒い冬は、ベストをプラスしたコーディネートがオススメです。

防寒対策にもなりますし、ベストを着るだけでお洒落見えが完成します。

3-3. カジュアルな結婚式や二次会の場合

カジュアルな結婚式や二次会から参加する場合は、フォーマルすぎる服装はかえって浮いてしまう恐れがあるので、「トレンチコート」がおすすめです。

トレンチコートのベルトは、脇でキュッと締めるかポケットの中に入れるかのいずれかです。

間違っても背中で結ばないよう注意しましょう。

4. 結婚式のコートに関するQ&A

結婚式のコートを決めるにあたっての、あんな疑問やこんな疑問を解決します!

結婚式のコートに関するQ&A

Q1. クロークにコートを預けるタイミングって?

会場に到着したら受付を済ませる前に、コートや荷物などをクロークに預けるのが一般的なマナーになります。

クロークの前で、もたもた脱ぎ始めると周囲の人に迷惑になるので、建物に入った時点でコートを脱いで腕にかけておくとスマートな振る舞いになります。

Q2. コートっていつから着ればいいの?

冬物のコートを着始めるタイミングは、気温で判断しましょう。

最高気温が15℃を下回るようになる12月初旬からコートを着るという意見が多くあります。

同じ気温でも寒さの感じ方は人それぞれなので、寒いと感じたらコートを着て暖かく外出してください。

5. まとめ

まとめ

いかがでしたか?

結婚式のコートは、これといった厳密な決まりはありませんが、おめでたい席にふさわしい装いとしてマナーをしっかり守ったコート選びを心掛けましょう 。

では、素敵な日をお過ごしください♪

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