【靴のコーディネート】スーツに合う革靴の色の選び方と組み合わせ
2022.12.16
この記事の所要時間:約5分
「お洒落は足元から」という言葉があるように、足元は意外と見られているもの。
ビジネスマンとしてせっかく格好よくスーツを着こなしていても、合せる靴の統一感がなければ残念なコーディネートになってしまいます。
スーツにどんな靴を合わせていいか分からない人向けに、スーツの色に合せた革靴の選び方やお洒落に見える小物の合わせ方まで詳しく解説していきます。
革靴の種類やデザインについて知りたい方は「【革靴の種類】基本のデザインとシーンに応じた靴の選び方」をご覧ください。
1. スーツの色に合わせたおすすめの靴
コーディネートを考える上で大事なのは、色の組み合わせです。
ここでは、普段のお仕事スタイルに取り入れやすい「スーツと靴の組み合わせ」についてご紹介していきます。
1-1. スーツと靴の色の組み合わせ
スーツと相性の良い靴の組み合わせは、下記の表を参考にしてみてください。
黒の靴は、ビジネスの基本色です。まず1足揃えておくといいでしょう。
茶系の靴は、スーツの色の濃淡に合せるとコーディネートしやすくなります。
例えば、ダークネイビーならダークブラウンの靴、ライトグレーならライトブラウンの靴というように、スーツのトーンが明るくなるにつれて靴の色も合せると失敗せずに簡単にコーディネートがキマります。
1-2. ブラックスーツに合う靴
黒スーツには、黒の靴を合わせる。
全身を黒でまとめるスタイルは、最もシンプルで間違いないスタイルです。
パンツと足元を同系色の黒で引き締めると、視覚的に足長効果があり、スタイリッシュな印象に。
同じ黒の靴でもデザインによってイメージが変わります。
堅い業種のかっちりとした着こなしにはフォーマル度の高いストレートチップがおすすめ。
モードっぽい着こなしなら、モンクストラップやウィングチップなどワンポイントで個性を出すとお洒落感を演出できます。
1-3. ネイビースーツに合う靴
ファッションの本場であるイタリアでは「アズーロ・エ・マローネ」という青と茶の組み合わせが古くから愛されており、鉄板のコーディネートとされています。
互いの色を引き立てる相性の良い色といわれ、ネイビースーツにはブラウンの靴を合わせるのが定番とされています。
日本では世代を問わずビジネススーツの定番色といえば、ネイビーといわれるほど一般的なスーツの色です。
そのためビジネスシーンにおいて、革靴の基本色である黒や茶系の靴を合わせたコーディネートも多く見受けられます。
黒の靴なら「誠実で堅い印象」、茶系の靴なら「柔らかい気さくな印象」に。
みせたい印象によって色を使い分けるといいでしょう。
1-4. グレースーツに合う靴
グレースーツは20~30代のビジネスマンに人気のある色です。
スーツの色の濃淡によって、落ち着いた印象にもカジュアルな印象にもみせることができ、コーディネートの幅が広く、アレンジしやすいのが特徴です。
しかし、色の組み合わせを間違えると、ちぐはぐな着こなしになってしまうので、コーディネートが難しいスーツでもあります。
そんなグレースーツを失敗なく着こなすには、ダークグレーなら黒、ミディアムグレーならダークブラウン、ライトグレーならブラウンやベージュといったスーツの濃淡によって靴のトーンも揃えることで全体に統一感が出てコーディネートがまとまりやすくなります。
2. お洒落に見せる小物の合わせ方
足元を飾る靴は、コーディネートの要となります。
全体のバランスがとれたコーディネートを完成させるには、スーツ以外にも小物のスタイリングにも着目してみましょう。
2-1. 靴とベルトの色を揃える
「靴とベルトの色を揃える」というのは、ビジネススーツ着こなしマナーの基本になります。
全く同じ色が難しい場合は「近い色味を組み合わせる」でもOK。
色合わせをすると統一感がうまれ、よりお洒落な雰囲気になります。
ポイントは、靴よりベルトの色が明るくならないようにすること。
ベルトだけ浮いてしまい不自然に見えることがあるので、気を付けてくださいね。
2-2. 靴下の色の合わせ方
靴下は、スーツか靴の色に合せた暗い色を選びましょう。
黒・ネイビー・ダークグレーなどの色が一般的です。
ビジネスの場では、白やカラフルな色、柄物の靴下は避けてください。
足元は意外とみられているものなので、悪目立ちしないようなシンプルなデザインのものを履くようにしましょう。
3. まとめ
いかがでしたか?
スーツを格好よく着こなすためには、靴や小物の合わせ方まで気を配ることが重要なポイントです。「色の組み合わせ」を意識して、コーディネートをしてみましょう。
ぜひ、この記事を参考にお洒落に楽しんでくださいね♪