サーキュラーエコノミー

サーキュラーエコノミー（circular economy）は、従来の3Rの取り組みに加えて資源の投入量と消費量を抑え、既にある資源を有効活用して付加価値を生み出す経済活動のことです。循環型経済または循環経済とも言い、大量生産・大量消費・大量廃棄する直線型の経済システムに代わるものとして注目されています。気候変動や生物の多様性の損失、環境汚染を引き起こさない持続的な社会を目指して、サーキュラーエコノミーを推進する企業は年々増えています。

3RはReduce（リデュース）、Reuse（リユース）、Recycle（リサイクル）の3つのRの総称です。

Reduce（リデュース）：製品を作る際に使う資源量や廃棄物の発生を少なくすること。
Reuse（リユース）：使用済みの製品や部品を繰り返し使うこと。
Recycle（リサイクル）：廃棄物を原材料やエネルギー源として有効活用すること。

3Rでは廃棄物が発生する前提ですが、サーキュラーエコノミーでは製品を設計する段階で廃棄物を発生させない前提で資源を循環させます。

※この記事は、AOYAMACTION編集部の企画編集により制作しています。