マテリアルリサイクル
マテリアルリサイクルとは
マテリアルリサイクルとは、廃棄物を新しい製品の原料として再利用することです。マテリアル(material)とは英語で「物」や「原料」「材料」を表す言葉です。マテリアルリサイクルは「材料リサイクル」「再資源化」「再生利用」ともいい、物から物へとリサイクルすることを意味します。
マテリアルリサイクルの例には、使用済みの缶を溶かし、再び固形化して新しい缶の原料にしたり、ペットボトルを粉砕して加工処理して衣類の原材料にしたりなどがあります。
ケミカルリサイクル、サーマルリサイクルとの違い
リサイクル手法にはマテリアルリサイクルの他、ケミカルリサイクルやサーマルリサイクルがあります。
ケミカルリサイクルとは、廃棄物に化学処理を施し、原料に戻して新たな製品へとリサイクルすること。廃プラスチックを溶かし、水素などの合成ガスを作ってアンモニアの製造に再利用したり、燃料油やコークス炉の化学燃料として再利用するといった方法があります。
サーマルリサイクルとは、廃棄物の焼却時に発生する熱エネルギーを回収して利用することです。サーマルリサイクルの例には、焼却熱を温水プールや地域の発電、ボイラーに利用することが挙げられます。
※この記事は、AOYAMACTION編集部の企画編集により制作しています。