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グリーンボンド

グリーンボンド

グリーンボンドとは

グリーンボンドとは、企業や地方自治体が地球温暖化などの環境問題の解決に取り組む事業(グリーンプロジェクト)に、必要な資金を調達するために発行する債券のことです。

グリーンボンドは2008年、世界銀行で初めて発行されました。2007年にIPCC(気候変動に関する政府間パネル)が発表した第4次評価報告書で、深刻な地球温暖化への対策のために、莫大な資金が必要になると明らかになったことがきっかけとされています。

グリーンボンド原則

グリーンボンドは、国際資本市場協会(ICMA)が2014年に策定したグリーンボンド原則(GBP)に沿って運用されています。グリーンボンド原則は、以下の4点の中核要素で構成されています。

調達資金の使途 調達資金の使途がグリーンプロジェクトに限定される。
プロジェクトの評価と選定のプロセス グリーンプロジェクトの選定基準やプロセス等について、投資家に伝達すべき点が規定される。
調達資金の管理 調達資金が確実に追跡管理される。
レポーティング 発行後のレポーティングを通じ透明性が確保される。

グリーンボンドへの投資

青山商事は広島県が掲げる温室効果ガス排出量の実質ゼロに向けた「2050ネット・ゼロカーボン」に賛同し、本県が発行するグリーンボンド(広島県令和5年度第5回公募公債(グリーンボンド・5年))への投資を実施しました。

※この記事は、AOYAMACTION編集部の企画編集により制作しています。