合成繊維
合成繊維とは
合成繊維は化学繊維の1つです。石油や石炭、石灰石、水、空気などの原料を合成し、科学的な技術によって作られています。強度や耐水性に優れていて、製法や形状を工夫すれば、さまざまな断面の形を持つ糸を自由に作れます。
合成繊維の主な種類は、ポリエステルやナイロン、アクリルなどです。大量生産が可能で、安価に製造でき、しわになりにくく、型崩れしにくいといった特徴があります。
天然繊維との違い
天然繊維とは植物や動物から採取される天然素材を原料とした繊維のこと。コットン(綿)、ウール(羊毛)、麻、シルク(絹)などの種類があります。自然な風合いの見た目で、質感が良く、通気性があり、乾きやすいといった特徴があります。
環境への負荷が少ない裏地の使用
天然由来の原料を使用している旭化成のベンベルグ®(キュプラ)は、廃棄された後も自然の働きによって分解される生分解性繊維です。青山商事ではベンベルグ®を主にスーツ・ジャケットの袖裏地・胴裏地に使用しており、その使用量は国内最大規模となっています。
※この記事は、AOYAMACTION編集部の企画編集により制作しています。