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カーボンクレジット

カーボンクレジット

カーボンクレジットとは

カーボンクレジット(Carbon Credit)とは、CO2などの温室効果ガスの排出削減量を企業間で売買できる仕組みのことです。炭素クレジットと呼ばれることもあり、企業が行った植林や森林の保護などによって削減できた温室効果ガスの排出量・吸収量をクレジットとして発行できます。クレジットの創出者は売却によって利益を得られ、購入者は排出できなかった分を相殺できるため、両者ともに排出量の削減に貢献できるのがメリットです。

温室効果ガスの排出量を全体としてゼロにすることを目標とした、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、政府から企業や個人に向けて温室効果ガスの排出量の削減が求められています。しかし、努力だけでは削減するのが難しい部分もあり、どうしても削減しきれなかった分の排出量をカーボンクレジットとして購入することで排出量の削減に貢献でき、対外的にもアピールできます。

2013年には環境省、経済産業省、農林水産省が運営する国が認証したJ-クレジット制度も開始され、企業間での活用が広がってきています。

※この記事は、AOYAMACTION編集部の企画編集により制作しています。