エコテックス

エコテックスは、繊維に含まれる可能性のある300種類以上の有害物質を対象とした世界最高水準の安全性および、環境負荷や生産従事者の労働環境に配慮された製品であることの証明です。認証機関は1992年にスイス・ドイツ・オーストリアの国立共同体として設立され、現在では世界16カ国に存在します。日本は欧州以外で唯一、エコテックスの認証機関を有しています。

エコテックスの認証には、いくつかの種類があります。

＜主なエコテックス認証＞
・STANDARD 100：有機化学物質が含まれていない証明となる、世界最高水準の安全な繊維製品の認証
・STeP：生産現場の環境や管理、従事者の衛生や安全が守られていることを証明する、企業や工場に対する認証
・MADE IN GREEN：STANDARD 100とSTePの条件を満たす、エコテックス最高峰の認証

認証を取得した製品は、厳しい検査や基準をクリアした、安全性の高いものと言えるでしょう。近年ではサステナブルに対する意識の高まりから、取得件数も急速に上昇しています。

※この記事は、AOYAMACTION編集部の企画編集により制作しています。