Sedex

Sedexとは「Supplier Ethical Data Exchange」の略で、2004年にイギリスで設立されたNPO団体です。エシカル（論理的）かつ責任のあるビジネス慣行のために設立され、サプライチェーンデータの管理・共有に役立つプラットフォームを提供しています。

Sedexでは世界基準のアンケートや監査スキームを実施していて、会員はプラットフォーム上で情報の共有・閲覧が可能です。それにより、企業間で重複するアンケートや監査にかかわる作業を省け、業務負担が軽減されます。

また、バイヤーは取引している複数のサプライヤーの情報を一括で管理でき、サプライヤーは取引先からの要請にまとめて対応できるのも加入のメリットと言えるでしょう。2023年現在、世界180ヵ国、7万5,000以上の組織がSedexに加入しています。

2018年度、青山商事は責任ある調達を目指し、Sedexに加盟しました。2020年度からは本格的に主要取引先に参画を促し、人権・労働安全衛生・環境・企業倫理などに配慮した企業の社会的責任を果たす取り組みをしています。また主要取引先縫製工場リストを開示することで、サプライチェーンの透明性を高め、今後もエシカルかつ責任あるビジネス慣行を目指しています。

※Sedex登録工場数 15工場（2022年9月末現在）

※この記事は、AOYAMACTION編集部の企画編集により制作しています。