【レディース】白シャツの着こなし方は?おすすめコーディネートをご紹介
2022.11.30
この記事の所要時間:約6分
クリーンで凛とした印象を与える白シャツ。うまく着こなせば相手に好印象を与えられる鉄板アイテムです。
この記事では、カジュアルからフォーマルまで使える白シャツをおしゃれに着こなすコツをご紹介します。
1. レディースの白シャツにはどのような種類がある?
ひと口に白シャツといってもさまざまな種類があります。
特にレディースの白シャツはシルエットやディテールで印象がガラリと変わるので、種類ごとの特徴を知っておくことが大切です。
まずは定番の白シャツを4種類ご紹介します。
1-1. レギュラーカラーシャツ
その名のとおり、標準的な襟型の白シャツです。
レギュラーカラーの襟型は標準的な型であるため、第一ボタンまであるシャツと覚えておくとよいでしょう。
かっちりとした印象になるため、就職活動や式典、ビジネスシーンまで、多くのシーンで着回せる定番シャツです。
1-2. スキッパーカラーシャツ
スキッパーシャツとは、襟元にボタンがなくVラインが出るデザインのシャツを指します。
レギュラーシャツと並ぶ就活やビジネスシーンで定番のシャツであり、華やかで活発な印象を与えます。
襟の大きさやVラインの深さが印象を左右し、大きな襟だとエレガントな印象に、深めのVラインだとスタイリッシュな印象に仕上がります。
1-3. スタンドカラーシャツ
スタンドカラーシャツは、襟に折り返しがないシャツです。
「バンドカラー」や「マオカラー」もスタンドカラーの一種で、立体的なシルエットが特徴となっています。
スタンドカラーの白シャツはタイトなシルエットで知的な印象があり、ジャケットと合わせればドレッシーでクールな装いになるため、フォーマルからカジュアルまで幅広く使えます。
1-4. ギャザーシャツ
胸元にギャザーのついた白シャツは、柔和でフェミニンな印象を与えたいときにおすすめです。
白シャツの爽やかさにギャザーの甘さが程よく同居する、ビジネスシーンでも使いやすい定番シルエットです。
胸元ギャザーのシルエットはレディース特有のシルエットなため、華やかなシーンにもぴったりです。
2. レディースの白シャツの選び方
白シャツは種類にこだわるだけでなく、素材やディテール、サイズ感までチェックすると、よりTPOに合った着こなしができます。
選ぶときに特に注目したい4つのポイントをご紹介します。
2-1. 素材
シンプルな白シャツの風合いを決めるのは素材です。それぞれ着心地や雰囲気が異なります。
コットン(綿)は、天然素材特有の柔らかさが魅力です。着心地もよいのでデイリーユースにもおすすめ。
リネン(麻)はサラサラした質感が特徴で、夏によく選ばれます。
このような天然素材で縫製されたシャツの欠点は、シワがつきやすいことでしょう。
形状安定加工が施されていることもありますが、もしシワがついたままになってしまっているシャツがある場合は、ビジネスシーンには適さないためシワを取り除いてから着用しましょう。
一方、ポリエステルの白シャツはシワになりにくいという特徴があります。
また耐久性も高いので、長時間着ていても型崩れしにくいというメリットもあります。
こうしたシャツの素材ごとの特性を上手に活かすことで、簡単に雰囲気を変えられます。
2-2. ディテール
前述のとおり、シャツは襟の形やギャザーの有無でシルエットが大きく異なります。
ギャザーがないシンプルなレギュラーカラーの白シャツはフォーマルな場面で使えます。
ドレッシーに仕上げたいなら、スタンドカラーの白シャツやギャザーありのスキッパーシャツがおすすめです。
TPOや演出したいイメージから理想の着こなしを頭に思い浮かべシャツを選びましょう。
2-3. サイズ感
シャツのサイズ感も大切です。ジャストサイズのアイテムは、洗練された上品な印象に仕上がります。
例えば、バストサイズが合わないシャツだと胸元だけきつくなってしまったり、シルエットが整わなくなったりする原因になってしまうため注意しましょう。
ヌード寸法を測っておくと似合うシャツが探しやすくなるためおすすめです。
2-4. 袖丈
長袖シャツの袖丈が長すぎると、ジャケット着用時にジャケットの袖からシャツの袖が出てきてしまい美しくありません。
逆に袖丈が短すぎると動きにくくなり、ジャケットのシルエットも崩れてしまいます。
長袖シャツの袖丈は腕を下ろした際に手首が見えない長さが好ましいとされています。
3. レディースの白シャツを着こなすポイント
白シャツをおしゃれに着こなすためにはコーディネートも重要です。
白シャツが映えるおすすめコーディネートをご紹介します。
3-1. シンプルなセットアップと合わせる
ネイビーやグレー、ブラックなどのシンプルなセットアップと合わせる王道コーディネートは、オフィスはもちろん、どのような場所でも違和感なくマッチします。
ジャケットとシャツの、それぞれの襟の大きさのバランスに注意するとよいでしょう。
3-2. スカートでAラインを作る
白シャツは爽やかで凛とした雰囲気が魅力ですが、裾にかけて広がるAラインシルエットのスカートと合わせるとフェミニンな印象に仕上がります。
ふわふわ揺れるフレアスカートがおすすめ。腰周りが締まることでスタイルアップにもつながります。
逆にタイトスカートを合わせるとAラインのシルエットは作れませんが、縦長のラインを作れるように意識するとスタイリッシュに見せることができます。
3-3. 他のアイテムにカラーや柄を取り入れる
白シャツは、ボトムスやバッグなどの小物の差し色次第で印象を変えられます。
淡い色のスカートと合わせれば柔らかで親しみやすい印象に、濃い色のパンツと合わせればキリッとクールな印象を演出できます。
パンツであればストライプ、小物にはドットやボタニカル柄を合わせてもよいでしょう。
バッグはシンプルなものがよいときは、スカーフに柄物を取り入れてもアクセントになります。
白シャツのシンプルさを活かして華やかなアイテムと合わせることも可能です。
4. 着回しやすい白シャツは複数着持っておくのがおすすめ
白シャツは、カジュアルからフォーマルまで、どのようなシチュエーションでも着回せます。
また、合わせるアイテムを変えればマニッシュからフェミニンまで、さまざまな印象を与えられる便利なアイテムです。
シルエットや種類、ディテールの異なる白シャツを複数枚持っておくと、着回しにも困らないのでおすすめです。
5. まとめ
ここまで、白シャツを着こなす方法をご紹介してきました。
白シャツは、ポイントさえ押さえれば着回しもしやすく、さまざまなシーンで活用できる便利なアイテムです。
この記事を参考に、ぜひ自分に似合う白シャツを探してみましょう。