夏の結婚式に着ていくべき服装は?メンズとレディースの観点からそれぞれ解説!

2025.04.28

お祝い事

【フォーマルQ&A】冠婚葬祭におけるさまざまな疑問を解消

この記事の所要時間:約8分

夏の結婚式にお呼ばれしたら、暑さ対策をしながらフォーマルな装いをしなければなりません。男性・女性どちらも服選びがむずかしい季節であり、迷ってしまう方も多いでしょう。

この記事では、夏の結婚式で着ていくべき服装を、メンズ・レディースそれぞれの観点から解説します。

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1. 結婚式の基本の服装のマナーは?

夏の結婚式の服装について考える前に、まずは一般的な結婚式の服装マナーをおさらいしておきましょう。メンズ・レディースそれぞれの基本マナーを解説します。

1-1. メンズの服装マナー

結婚式の服装

結婚式の男性ゲストは、季節に関わらずダークスーツを着用するのが基本的なマナーとなっています。夏でもジャケットは必須です。ただし、最近増えてきたカジュアルウエディングや二次会に参加する場合は、少しカジュアルな装いにしても問題ありません。

結婚式のゲストに呼ばれた際のメンズの服装マナーについて知りたい場合は、以下の記事も参考にしてみてください。

>>【結婚式】男性ゲストの服装マナーと着こなしのポイントを徹底解説!

1-2. レディースの服装マナー

レディースの服装マナーは、花嫁より目立たない服装にするのが基本的な考え方です。洋装の場合は、ホワイトのドレスやワンピースは着用しないようにしましょう。

フォーマルシーンでは単色のワンピースがふさわしいといわれていますが、近年ではバイカラードレスならOKという傾向もあります。また、パンツスタイルも許容されつつあるため、以前よりも選択肢が広がっています

結婚式のゲストに呼ばれた際のレディースの服装マナーについて詳しく知りたい場合は、以下の記事も参考にしてみてください。

>>【結婚式】女性ゲストの服装選びは?気をつけたいマナーやその他の持ち物について解説

2. 暑い夏の結婚式の着こなしポイント

結婚式の一般的なマナーをおさえたうえで、夏の結婚式の着こなしについて、メンズ・レディースそれぞれの着こなしポイントについて解説します。

2-1. メンズのポイント

2-1-1. ジャケットやベストを着用する

ベストやジレを着用するとき

夏はクールビズという方も多い近年ですが、結婚式ではジャケットを着用するのがマナーです。式の最中も着用したまま過ごしましょう。

元々シャツは下着として着用されていた歴史があるため、フォーマルシーンでジャケットを脱ぐことはマナー違反とされています。式の最中にどうしてもジャケットを脱ぎたくなる可能性がある場合は、ジャケットの下にベストを着ておきましょう

2-1-2. 夏らしいスーツを選ぶ

スーツを着こなすためには、体型に合っていることが大事

スーツには春夏用と秋冬用があります。暑い夏の結婚式では春夏用スーツを着用しましょう。春夏用のスーツは通気性がよく、暑くても比較的快適に過ごせるよう作られています。また、自宅で洗濯できるスーツなら汗をかいたあとのお手入れも簡単です。スーツの色は、ネイビーやグレー系を選ぶと清涼感があり、涼しげな印象を残せます。

2-1-3. シャツの素材と色

シャツ

シャツの色はオーソドックスなホワイトの無地を着用するのが基本。爽やかな印象を与えられるため、夏にもピッタリです。素材はリネンやメッシュ生地のものを選ぶと通気性や吸汗性がよく、夏らしさを出しつつ暑さ対策ができます。

2-1-4. ネクタイのデザイン

まとめ

結婚式では、フォーマル度の高いホワイトやシルバーのネクタイを着用することがおすすめです。リネンやコットンなどの素材でできたネクタイを選ぶと夏らしい清涼感が出せるでしょう。

2-1-5. ポケットチーフのデザイン

チャペルでの結婚式や格調高いフォーマルな結婚式では、ホワイトのポケットチーフを胸に添えます。比較的カジュアルな結婚式なら、ブルー系のポケットチーフで清涼感を出してみましょう。素材はリネンメッシュがおすすめです。

2-2. レディースのポイント

2-2-1. ドレス・ワンピースの選び方

平服のポイント

夏の結婚式では、清涼感のある素材で仕立てられたドレスやワンピースがおすすめです。シフォンやレース、オーガンジーなどの生地は薄くて透け感があり、柔らかな印象をあたえることができます。色はブルー系や淡いピンク系、イエロー系を選ぶと爽やかさを演出できます。

2-2-2. 肌を出しすぎない

結婚式はフォーマルな式典ですので、暑い夏でもなるべく肌の露出を控えることがマナーとされています。ノースリーブ肩が出るオフショルダーデザインのドレスなどは避けたほうが無難です。腕や肩まわりが透け感のある袖で覆われていると、露出を減らしながら涼しげな印象になります。

2-2-3. シューズ・足元の注意点

足元

結婚式では、足元も露出を控えるのがマナーです。夏でもサンダルやオープントゥは避け、つま先が隠れるパンプスを選びましょう。また、素足もマナー違反になってしまうため、ストッキングを着用するのを忘れないようにしてください。

2-2-4. 夏のヘアスタイルはアップにする

髪型はフォーマルなアップヘアがおすすめです。特に夏は汗をかきやすいため、首元が出るアップヘアにすることで涼しさも感じられるようになるでしょう。

3. 夏の結婚式におすすめのコーディネート

では、夏の結婚式におすすめのコーディネートを、メンズとレディースそれぞれ3つずつご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

3-1. メンズ編

3-1-1. オーダースーツのセレモニーコーデ

ミディアムグレーのスーツにホワイトのシャツ、ブルー系ネクタイを合わせた王道結婚式コーデです。気軽に作れるオーダースーツSHITATEのスーツを着用しています。オーダースーツならサイズ感や生地感も自分好みのものを選べるので、季節感があり爽やかな夏向けスーツも簡単にオーダーできます。

3-1-2. カーキ色のセットアップスーツコーデ

カーキのセットアップに柄ネクタイを合わせた、遊び心のある大人のスタイリングです。カーキのセットアップは、カジュアルながらも上品さを演出し、落ち着いた雰囲気を醸し出します。インナーにデニムシャツを合わせることで、程よいカジュアルダウンを施し、堅くなりすぎない印象を与えます。柄ネクタイは、コーディネートのアクセントとなり、個性を際立たせます。足元はローファーでまとめ、軽快さをプラス。ビジネスシーンはもちろん、休日のカジュアルな装いにもマッチする、大人の余裕を感じさせるコーディネートです。

3-1-3. グレンチェックの、クラシカルな紳士スタイル

グレンチェックのスリーピーススーツに蝶ネクタイを合わせた、クラシカルで洗練されたスタイリングです。グレンチェック柄のセットアップは、落ち着いたトーンながらも存在感があり、品のある英国調の雰囲気を演出します。インナーには白シャツを合わせ、フォーマル感を高めつつ、清潔感をプラス。深みのあるカラーの蝶ネクタイがアクセントとなり、華やかさを添えています。足元にはブラックのローファーをセレクトし、シックな印象を強調。ジャケットは手に持つことで、程よくリラックスした雰囲気を醸し出し、フォーマルすぎない大人の余裕を感じさせるコーディネートに仕上がっています。


3-2. レディース編 

3-2-1. シフォンボレロのワンピースドレス

シフォンボレロが涼しげなワンピースドレスです。ボレロとワンピースはセパレートも可能となっています。背中のリボンでウエストも調整できるため着心地も抜群です。淡いピンク系のパンプスを合わせ、上品な印象にしあげました。

3-2-2. ジャケットと合わせやすいワンピースコーデ

華やかなパールビジュー付きワンピースに、クリーム系ホワイトのジャケットを合わせたエレガントなスタイルです。高めのウエスト切り替えがスタイルアップ効果を演出し、幅広い身長に対応。足元はポインテッドトゥと華奢なストラップが特徴のパンプスで、大人フェミニンな印象を与えます。コンパクトながら収納力のあるバッグをプラスし、結婚式や七五三など幅広いシーンで活躍する上品なコーディネートに仕上げています。

3-2-3. オフィスカジュアルでも着回せるセレモニースーツ

ビジネスシーンでも活躍するセットアップスーツに華やかなアクセサリーをプラスしたスタイルです。胸元にコサージュを添えたり、レース調のソフトブラウスを合わせることで、七五三や入園式などのセレモニーにも対応できます。パールネックレスやコサージュを外せば、シンプルなオフィススタイルに早変わり。フォーマルとビジネス、どちらのシーンにも馴染む、汎用性の高いコーディネートです。

    

4. 暑い夏の結婚式を乗り切るおすすめアイテム

暑い夏の結婚式では汗対策冷房対策が必須です。汗でべたべたしてしまうのが嫌な方は、移動してから結婚式用のコーデに着替えると、式の間も快適に過ごせます。汗染みの心配もいりません。また、汗拭きシートや冷感シート、扇子などをカバンの中に忍ばせておくのもおすすめです。

また、会場内は冷房が効いていることが多いため、ドレスやワンピースなど薄手のコーデで参加する際には、ボレロやストールなどの羽織るものがあると安心です。

5. 夏の結婚式は暑さも考慮した服装を

【男性・女性】ドレスコードとは?意味・種類やコーデを紹介

夏の結婚式では、基本のマナーを守りながら、暑さを考慮し快適に過ごせる服装を心がけましょう。熱中症になってしまったり、冷房で体調を崩してしまったりすることのないよう、気温の変化に対応できるコーデを考えておくと安心です。

事前にしっかり対策をして、夏の結婚式を思い出に残る1日にしましょう。

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