夏のおしゃれジレコーデ3選!ジレの基本から着こなしポイントまでをシーン別にご紹介

2025.04.28

ビジネス

この記事の所要時間:約7分

「ジレっておしゃれ上級者のアイテムでしょ?」「ジレやベストの合わせ方がわからない」と感じている方は多いのではないでしょうか。コーデに取り入れたくても、合わせ方や選び方の正解がわからずお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、夏のジレの着こなしポイント4つまとめました。具体的なコーディネート例もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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1. ジレ・ベストとは?

まずはジレについて、次の3つの項目からご紹介します。

  ● ジレとは
  ● ジレとベストの違い
  ● ジレの主な種類と着丈

それぞれ詳しくみていきましょう。

1-1. ジレとは

ジレとは、袖のない前開きのアウターウェアのことです。フランス語の「gilet」に由来し、「中衣」という意味があります。

歴史には諸説ありますが、15世紀後半〜17世紀中頃までヨーロッパで着用されていた「タブレット」と呼ばれる服がジレの原型といわれています。タブレットは男性用の上着でしたが、「袖部分がキツい」という理由から袖のないジレに形を変えていきました。

最近は丈やカラーなど幅広い製品があり、女性のおしゃれ着としてもトレンドとなっています。

1-2. ジレとベストの違い

ジレとベストに大きな違いはありません。ファッション用語としては同じ意味で使われることが多く、どちらも袖なしのアウターウェアを指します。あえて違いを見つけるとすれば、前開きのものを「ジレ」と呼ぶのに対し、頭から被って着るものを「ベスト」と呼ぶケースが多くなっています。ただし、ベストにも前開きのものはあり、デザインの種類も豊富。ジレはさらっと着られるシンプルなデザインが主流です。

1-3. ジレの主な種類と着丈

ジレには主に次の2種類があります。

  ● 襟付きタイプ
  ● ノーカラータイプ

ジレはもともと、ジャケット(スーツ)の下に着るインナーとして使われていました。そのため、丈は短めのものが主流だったようです。しかし近年は、シャツやTシャツなどの上に重ねて着るアウターウェアとして用いられることが多くなりました。腰回りが隠れるミドル丈や、膝下まであるロング丈など、ゆとりのあるものが人気です。なかにはくるぶし辺りまであるスーパーロング丈のジレもあり、時代に合わせてさまざまな着こなしを楽しむ方が増えています。

2. 夏のジレコーデの着こなしポイントとは

夏にジレを羽織ると、簡単におしゃれ上級者に見えるだけでなく、透け防止や体温調節にも役立ちます。ここからは、夏のジレの着こなしポイントを4つ見ていきましょう。

2-1. 季節にあった素材選び

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ジレは、ウール、ニット、キルティングなど、素材の種類が豊富ですが、夏のジレ選びで悩んだら、次のような涼しげな素材を取り入れてみましょう。夏にぴったりな軽やかな素材を選ぶことで、コーディネートが一気に爽やかな印象に仕上がります。

  ● レース
  ● リネン
  ● 麻

Tシャツの上からさっと羽織るだけで、涼しさをキープしながら簡単にきちんと感のあるコーディネートが完成します。大人っぽく仕上げたいときは、ジレとパンツの素材を合わせてセットアップ風に仕上げるのがおすすめです。

2-2. 合わせる服装の色とデザイン

ジレはもともとジャケットの下に着るものでしたが、現在はどのアイテムと組み合わせても問題ありません。むしろ、カジュアル、フォーマル、インフォーマルなど、どのようなシーンでも取り入れやすい点がジレの大きな魅力です。

例えば、食事会やお呼ばれなどの着こなしでおすすめなのは、きれいめなホワイトのトップスとジレの組み合わせ。ジレとパンツの素材・色を合わせると、よりフォーマルな印象に仕上がります。反対にカジュアルな印象に仕上げたいときは、サマーニットと合わせるのもよいでしょう。

2-3. 体型に合わせてIラインを作る

最近はミドル丈・ロング丈のジレが流行しており、羽織るだけで簡単にIラインシルエットがつくれます。Iラインシルエットは縦長効果で全身がスッキリと見えるため、スタイルアップしたい方に特におすすめの着こなしです。

ポイントは、ストレートパンツやロングのタイトスカートなどにジレを合わせることです。上半身からストンと下に落ちるシルエットを意識すると、よりIラインに近づきます。

夏は軽やかさを意識することも大切なので、ダークカラーよりは明るめのカラーのジレを取り入れて、見た目の重さを解消しましょう。

2-4. メインのジレに合わせたコーデを

お気に入りのジレがある方は、ジレをメインにコーデを組むのもおすすめです。例えば、開放感のある夏にぴったりなカラージレを取り入れた着こなし。ジレはベーシックカラーが多いアイテムですが、開放感のある夏にはブルーやイエローなどのカラージレがよく映えます。

カラージレをメインにするときは、インナーとボトムスの色を合わせるとコーデ全体にまとまりが生まれます。

3. オフィスカジュアルでも活躍のジレコーデ

ジレは普段着だけでなく、オフィスカジュアルとしても夏に大活躍します。「ジャケットを着たいけれど暑すぎて羽織れない……」というような厳しい暑さの日には、袖のないジレで涼しくフォーマル度をアップさせましょう。

夏にジレを羽織るなら、明るい印象を与えるベージュ系のカラーがおすすめです。パンツやシューズをブラックにしてコーデを引き締めれば、ぼんやりした印象にならず、オフィス感もアップします。

4. カジュアルシーンに活かしたいジレコーデ

カジュアルシーンにジレを活かしたいときは、このようにデザイン性の高いトップスを合わせてみましょう。袖部分にボリュームがあるブラウスを合わせると、シンプルながらも印象的なコーデに仕上がります。

柔らかい印象のベージュカラーは、フェミニンで可愛らしい雰囲気に仕上げたいときにぴったりです。セットアップのジレとパンツの色を合わせると、簡単に夏のきれい見えコーデが完成します。

5. ビジネスからパーティまで!ドレッシーなジレコーデ

ドレッシーなジレコーデに仕上げたいときは、ジレとボトムスをブラックで統一するのがおすすめ。ボトムスに上品なスリット入りのロングスカートを取り入れると、パーティの場にも馴染むエレガントさを演出できます。ヘアスタイルをアップかタイトめに仕上げると、よりパーティ感がアップするでしょう。

また、同系色のジレ+ロングスカートの組み合わせは、Iラインシルエットを強調させるのに最適です。スタイルアップ効果が抜群なので、「今日はバッチリおしゃれに決めたい!」という日にぜひ取り入れてみてください。

6. 夏のジレコーデに合わせる小物のポイント

ゴールド系

「コーデにジレを取り入れても、まだ何か物足りない……」と感じるときは、ジレと相性のよい小物を組み合わせてみましょう。例えば、ジレの縦ラインをさらに強調させるようなロングネックレス。光沢のあるゴールドは華やかに、シルバーは涼しげな印象でおしゃれさをワンランクアップさせてくれます。ネックレスをつけると目線が上にいくため、スタイルアップ効果も期待できるでしょう。

また、羽織るだけでおしゃれに見えるジレには、同じくおしゃれな印象のクラッチバッグもよく似合います。食事会やお呼ばれなどの華やかめのシーンでぜひ取り入れてみましょう。

7. まとめ

厳しい暑さのなかでジャケットを羽織りたくない夏には、袖がなく涼しく着られるジレが大活躍します。リネンや麻、レースなどの軽やかな素材のジレを取り入れることで、さらに涼しく着こなせるでしょう。また、体型に合わせてIラインシルエットをつくると、縦長効果で簡単にスタイルアップできます。

夏のきれいめコーデを探している方は、ぜひ今回ご紹介したポイントを押さえながら、トレンド感のあるジレを取り入れてみてくださいね。

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