スーツの衣替えをするタイミングとは?ロングシーズン着用できるおすすめスーツも紹介
2022.12.21
この記事の所要時間:約5分
スーツはいつ衣替えをしたらよいのか悩んでしまいますよね。
「衣替えの時期」は、その年の気候や住んでいる地域によっても異なります。
本記事では、衣替えの適切な時期と、大切なスーツを長持ちさせるお手入れ方法を解説していきます。
1. スーツにも衣替えが必要?
スーツには春夏物と秋冬物の2種類に分かれています。
季節に合わせた素材が使われていたり、仕立てに工夫が施されていたりするので、季節に合わせて衣替えをすることで四季を通じて快適に過ごせるでしょう。
では、「いつ衣替えをするのか?」解説していきます。
1-1. 春夏物の衣替えは3~5月
春夏物の衣替えは3月から5月に行いましょう。
春は日によって気温差が大きいので、一度に衣替えをすると暑さや寒さに対応できなくなってしまいます。
最高気温が15℃を超えるようになったら衣替えを考えましょう。
曇りや雨の日には気温が下がる場合もあるので、その際はカーディガンや薄手の羽織物などで体温調節しましょう。
5月中旬の20℃を超える気温になったら、完全に春夏物に切り替わっていることが理想です。
1-2. 秋冬物の衣替えは9~11月
秋冬物は9月から11月の間に徐々に行いましょう。
9月はまだまだ暑い日が続きますが、夜になったら冷えているなんてことも……。
肌寒い日に対応できるように徐々に衣替えをするのがおすすめです。
20℃を下回ると長袖、15℃以下で薄手のニットやカーディガンを合わせ、起毛したスーツの出番。
11月に入るころには衣替えを完了させ、コートとのコーディネートを楽しみましょう。
1-3. シャツやネクタイも衣替えが必要
衣替えはスーツを変えれば完了というわけではありません。
スーツに合わせるシャツや、ネクタイも変えましょう。
コットン素材のシャツは1年を通して着用できますが、肌離れの良いポリエステルや涼しいリネンのシャツは夏向けになります。
ネクタイは色と素材を気にしてみましょう。
温かみのある暖色で、ボリューム感のあるウール素材は冬向けになるでしょう。
爽やかな寒色のコットンやシルク、ポリエステル素材は夏向けです。
2. 春夏用・秋冬用スーツの特徴
衣替えの時期がわかったところで、春夏物・秋冬物のスーツの特徴を見ていきましょう。
2-1. 春夏用スーツの特徴
リネン、ポリエステルといった素材が中心であり、平織や、シアサッカーの生地が人気です。
仕立ての違いでは、通気性の良い「背抜き」になっていることも挙げられます。
本来スーツは季節を問わず「総裏」が基本です。
しかし、四季のある日本では寒暖差が激しく、通気性の良い見た目も涼しげな背抜き仕様が春夏物と認識されるようになりました。
2-2. 秋冬用スーツの特徴
秋冬用スーツは、ウールやカシミヤ、アンゴラなどが使われています。
生地は綾織やコーデュロイ、フランネル、ツイードが定番です。
2-3. 季節を問わず着用できるオールシーズンスーツ
これまで、春夏物・秋冬物スーツに分けてご紹介しましたが、実はオールシーズン対応しているものもあります。
オールシーズンのスーツは、デスクワークやインドアの仕事が多い方におすすめです。
しかしオールシーズンの場合、冬は秋冬用スーツを着るより寒く、夏は春夏用スーツを着るより暑くなってしまうケースが考えられます。
営業職で外出や出張が多く、外に出る機会が多い方は春夏用と秋冬用を使い分けたほうが快適に過ごすことができるでしょう。
2-4. おすすめスーツ
洋服の青山では、暑い時には涼しく、寒い時には暖かく過ごせることができるCONTROLα(コントロール・アルファ)スーツをご用意しています。
★CONTROLα(コントロール・アルファ)の特徴
繊維に練り込まれた天然由来の活性微粒子が、衣服内の温度と湿度を人間が最も優れたパフォーマンスを発揮できる状態に保ちます。
活性微粒子は繊維に練りこまれているので、洗っても落ちません。
また、肌着・シャツ・スーツと重ねて着用するとさらに効果がアップ!
ご家庭の洗濯機やシャワーで洗えるので汚れや臭い、花粉なども簡単に落とせます。
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3. 大切なスーツを長持ちさせるお手入れ方法
ここからは大切なスーツを長持ちさせるお手入れ方法を紹介します。
3-1. 日々のお手入れ
スーツは、毎日のちょっとしたお手入れで長持ちさせることができます。
毎日同じスーツを着るとしわが定着し、型くずれや痛みの原因になります。
ポイントは1日着用したら1日休ませること。
ブラッシングをしたらクローゼットにしまわず、部屋の中で陰干ししましょう。
3-2. 衣替えの前にはクリーニング
衣替えする際は、これまで着ていたスーツをクリーニングに出しましょう。
汚れたままのスーツをクローゼットにしまうのは、傷みや劣化を早める原因になってしまいます。
クリーニングについてもっと詳しく知りたい方はこちらを併せてご覧ください。
▶スーツを長持ちさせるためのクリーニング頻度・注意点について
4. まとめ
今回はスーツの衣替え時期と、大切なスーツを長持ちさせるお手入れ方法を解説しました。
スーツの衣替えは早めに準備をしておけば、急な気温の変化にもあわてずに身支度を整えることができます。
今回ご紹介したポイントを押さえて、スムーズな衣替えをしましょう。