【レディース】スーツとインナーの合わせ方は？季節ごとの合わせ方のコツをご紹介

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ビジネスや子ども関連のイベントなど、さまざまなシーンで着用する機会の多いスーツ。

インナーの合わせ方さえマスターすれば、カッチリとした印象から華やかな雰囲気まで、限られたスーツの数でもおしゃれを十分に楽しめます。

今回は、スーツの印象をガラリと変えるインナーの合わせ方を徹底解説。

季節ごとに注意すべきポイントも併せてご紹介します。

1. スーツのインナーになるトップスは？

レディーススーツに合わせるインナーはさまざまありますが、まずはシーンを問わずに使える代表的な3種類をご紹介します。

1-1. ブラウス

ブラウスとは、レディースの襟付きシャツのこと。

混同されやすいアイテムにシャツがありますが、シャツとは一般的にメンズのトップスを意味します。

また、シャツは着る側から見て右側にボタンがついているのに対し、ブラウスは左側についているのも特徴の1つです。

★ブラウスの魅力

シャツブラウスほど堅くなりすぎず、しなやかで柔らかな印象を与えられる！
とろみや艶感のある素材を選べばスーツがドレッシーな装いになり、式典やお祝いの席にもふさわしい華やかさを取り入れられます。

1-2. カットソー

カットソーとは編み物生地を切って縫ったトップスの総称です。

スーツに合わせるカットソーとして挙げられるのは、襟やボタンの付かない薄手かつシンプルなトップス。

編み物生地を縫い合わせて作られているため伸縮性に優れ、着心地がよいのが特徴となっています。

デザイン自体はシンプルですが、ネックラインや色、素材によって与える印象に変化をつけられます。

★カットソーの魅力

スーツをカジュアルな印象で着用可能！
洗濯や手入れが簡単になる機能を施したものも多く、毎日スーツを着用する方にもおすすめ。

1-3. ニット（セーター）

ニットとは、ニット素材で仕立てた編み物トップスのことです。ひと口にニットといっても種類はさまざま。

スーツに合わせるニットを選ぶなら編み目が細かいハイゲージニットかつ身体に自然にフィットするシンプルなデザインを選ぶのがおすすめです。

★ニットの魅力

秋・冬シーズンに着用すれば防寒対策と見た目の温かさを両立し、誰でも簡単に季節に合わせたコーディネートが可能！
近年ではウールを使用しても洗えるニットが増えています。

2. スーツのインナーの選び方のポイント

スーツをお洒落かつ快適に着こなすために気をつけたいインナー選びのポイントを3点ご紹介します。

2-1. 季節に合わせた素材感

スーツを快適に着こなすためには、インナーを効果的に使った体温調節が重要です。

ただし、あくまでも大前提はシーンにふさわしい印象でスーツを清潔かつきれいに着用すること。

気温に合わせて生地の厚みを調整するのではなく、季節に応じて素材を選ぶのがポイントです。

！夏場は透け感の強いインナーに注意

気温があがると薄手のインナーを着用する機会が増えてきます。
その際、注意しなければならないのが、インナーから肌着が透けて見えてしまうこと。
透け感の強いインナーはビジネスや式典の場にはふさわしくない印象を与えるため、避けましょう。
また、ホワイトやピンクなど淡い色のインナーを着用する場合には、透けにくい色の肌着を着用しましょう。

【夏場におすすめの素材】

• 通気性、吸水性に優れた素材
• 暑さを和らげる冷感素材

！冬場は着ぶくれするインナーに注意

気温が低くなる季節には、ついつい防寒対策を優先させてしまいがちです。
保温性が高く、見た目にも温かいニットは冬場のインナーにおすすめですが、着ぶくれには注意しなければいけません。
編み目が粗いものやゆったりとしたシルエットはビジネスや式典の場ではカジュアルな印象を与えるため、避けたほうがよいでしょう。
スーツに合わせるニットには、自然とフィットするシルエットで編み目が細かいものを選びましょう。

【冬場におすすめのインナー素材】

• 保温性の高いカシミヤやウール素材

2-2. ホワイトのインナーを1着は持っておく

インナーの色選びに迷った場合におすすめしたいのが、ホワイトのインナーです。

どのような色とも合わせやすく、一枚持っておくと重宝します。

ただし、ダークカラーのスーツと合わせる際には堅い印象を与える可能性があります。

その場合は、インナーに柔らかな素材を選ぶことで柔らかさを取り入れられます。

2-3. 首元の開きや着丈はほどよいものを選ぶ

首元が大きく開いたデザインや短めの着丈は過度な露出につながるため、ビジネスや式典の場にはふさわしくありません。

適切な首元の開きや着丈であるかを判断する目安は、肌着が見えないこと。

直立姿勢だけでなく、身を屈めた際の見え方も確認しておきましょう。

3. 【シーズン別】スーツのインナーの合わせ方

同じスーツでも、インナーの合わせ方によって季節感を感じさせるコーディネートが可能です。

以下ではシーズン別におさえたいインナー選びのポイントをご紹介します。

3-1. 【春】淡い色で季節感を演出

薄いピンクやホワイトなどを取り入れれば一気に春らしく、爽やかで明るい雰囲気になります。

袖丈は、半袖～7分丈程度が気候に適しているでしょう。

3-2. 【夏】寒色を合わせて清涼感を出す

見た目の涼しげな薄いブルーやミントグリーンなどの寒色を取り入れれば、暑さが厳しい夏でも涼しげな見た目になります。

袖丈は気候に合わせ半袖がおすすめです。

3-3. 【秋】厚みと素材を意識する

昼間と夜で気温差が大きくなる秋は、保温性が高く扱いやすい薄手のウールカーディガンが大活躍。

マスタードイエローやオレンジなど、秋を感じさせるようなカラーを取り入れれば、旬なコーディネートを作れるでしょう。

3-4. 【冬】肉厚の暖色のインナーがおすすめ

寒さが本格化する冬には保温性に優れたウールやカシミヤのセーターがおすすめです。

ただし、スーツをきれいに着こなすためには、分厚すぎる生地や過度な重ね着に注意しなければなりません。

その場合は、タートルネックやスカーフを効果的に使うことでスマートな着こなしと防寒対策の両立ができます。

また、レッド系やブラウンなどの暖色を取り入れれば、暗くなりがちな冬の装いも華やかに。見た目にも温かく、季節感の感じられるコーディネートを作ることが可能です。

4. スーツ×インナーのおすすめコーディネート

ここまでご紹介した内容を踏まえ、おすすめのスーツ×インナーコーディネートをご紹介します。

4-1. スーツ×半袖ブラウス

シャリ感のあるリネンライク生地で仕立てたセットアップスーツは、暑い夏に涼しげな印象を与えます。

インナーには光沢感のあるコーラルピンクのブラウスを合わせ、上品な大人の雰囲気に仕上げました。

4-2. スーツ×長袖ブラウス

グレージュ×チェックのセットアップスーツは誠実かつお洒落な印象を与えます。

インナーは定番のホワイトカラーでありながらも、胸元の切り返しやきらりと光る袖のシルバーボタンがアクセントに。

一枚でも上品かつ洗練された着こなしが可能です。

4-3. スーツ×カットソー

カッチリとしたダークネイビーのセットアップスーツに、爽やかなイエローグリーンカラーのカットソーでメリハリをプラス。

全身を3色以内にまとめることで差し色コーディネートも、まとまりのある印象に仕上がります。

4-4. スーツ×タートルネックニット

ダークカラーのセットアップスーツに薄手のタートルネックニットを合わせたコーディネート。

冬らしいカラーと素材の組み合わせで、防寒対策と見た目の温かさを両立しました。

5. まとめ

今回は、スーツとインナーのおしゃれな合わせ方を季節ごとのコーディネートも交えてご紹介しました。

シーンごとに素材や色、柄の異なるスーツを着こなすのは理想的ですが、スーツをたくさん持つのはむずかしいという方も多いはず。

そのような場合はインナーを効果的に使い、シーンや季節に合わせたお洒落を楽しんでみましょう。