【レディース】40代のスーツ選びのポイントは?着こなすコツを紹介

2023.10.05

ビジネス

【レディース】40代のスーツ選びのポイントは?着こなすコツを紹介

この記事の所要時間:約7分

仕事でキャリアを積み重ね、管理職などの役職に就く女性も増える40代。

ビジネスファッションもそのキャリアにふさわしくありたいところですが、体型の変化によりそれまで着ていたスーツに違和感を覚え始める方も多く、スーツの選び方を見直す時期でもあります。

ここでは、40代の女性が選ぶべきスーツのポイントと、着こなしのコツを解説します。

1.40代レディースがスーツにかける値段は?

40代女性がスーツにかける相場は以下の通りです。

既製品セットアップスーツSHITATEオーダースーツ
20,000~30,000円35,000~45,000円

※当社調べ。
※SHITATEは『洋服の青山』が展開するオーダースーツサービスです。

女性がスーツにかける値段は、職種やポストによって異なります。    

40代になるとオーダースーツを選ぶ女性も珍しくありません。

自分の体型に合わせてカスタマイズできるオーダースーツは、着用時の印象とフィット感が抜群です。

上手に取り入れましょう。

2.40代がレディーススーツを選ぶときのポイントは?

40代がスーツを選ぶときのポイントは、質と色にこだわることです。

部下から尊敬される人柄と役職に見合う信頼感を表現するアイテムを選びましょう。

2-1.質にこだわる

スーツは上下で同じ生地を使用するため、生地の質が着用時の印象を左右します。

おすすめは、光沢感のあるスーツです。

艶がある生地には高級感があり、40代にふさわしい貫禄と品格を醸し出します。

素材はウールを中心に、シルク混やモヘヤ混など、上質なものを選ぶとよいでしょう。

ウールは伸縮性と吸放湿性に富むためシワになりにくく、肌触りがよいなどの魅力もあります。

立ち座りの多いビジネスシーンでは、シワや型崩れのないスーツ姿は清潔でエレガントな印象を与えます。

20代や30代にはない落ち着きや信頼を演出できるでしょう。

2-2.ネイビーやグレーなどのベーシックカラーにする

ベーシックカラーのスーツ

40代女性におすすめの色は、ネイビーやグレーなどのベーシックカラーはもちろん、遊び心のあるホワイトやベージュなどのライトカラーもおすすめです。

ネイビーやグレーなどのベーシックカラーは、フォーマルで知的な印象を与えます。

そのため、信頼感が大切なビジネスシーンでは、年齢や性別を問わず基本の色となっています。質の良い生地を選びましょう。

一方、ホワイトなどのライトカラーは女性らしい華やかさと気品を感じさせるため、年齢とキャリアを重ねた女性にこそ似合う色といえます。

特に取り入れたいのは、ホワイト、ベージュ、ライトグレーです。

とりわけホワイトのもつ高潔さは、他の色では表現できない唯一無二の存在感です。

ホワイトのスーツが似合う女性に憧れる方は多いでしょう。

清廉で気高い印象のホワイトを優雅に着こなせるのは、大人の女性ならではです。

ベージュは落ち着きのなかに温かさを感じる色です。

艶のあるライトベージュは、上品な華やかさで女性の美しさを引き立てます。

ビジネススーツでは珍しい色のため、男性とは異なるエレガントな高級感を表現できます。

ライトグレーは都会的で洗練されたイメージの色。

ダークグレーに比べて柔らかく軽やかな印象を与えるため、スマートさと女性らしさを両立させたいときにぴったりです。

3.40代におすすめのレディーススーツ

40代女性におすすめのビジネススーツを色別に3つご紹介します。

スーツ選びの参考にしてください。

3-1.ネイビーのレディーススーツ

ネイビースーツ1
ネイビースーツ2

定番のネイビーのセットアップスーツです。

ポイントはボルドーのウインドペーン(格子柄)。

トーンを抑えたアクセントで正統派スーツに親しみやすさを加えました。大人の遊び心で差をつけたい方におすすめの1着です。

3-2.グレーのレディーススーツ

グレースーツ1
グレースーツ2

表地ウール100%のセットアップスーツです。

グレーにネイビーを効かせたチェック地は、ブルー系やパープル系のインナーとも馴染みがよく、定番アイテムをおしゃれにアップグレードできます。

また、1つボタンのジャケットが自然なくびれをつくるため、美しいシルエットとゆったりした着心地のどちらにもこだわりたい方におすすめです。

3-3.ベージュのレディーススーツ

ベージュスーツ1
ベージュスーツ2

ニュアンスカラーのグレージュが女性らしいベージュ系のスーツです。

シャープな印象のストライプも、グレージュとホワイトの組み合わせでまろやかな表情になります。

知的で柔らかい印象をつくりたいときにおすすめです。

インナーを明るい色にすると爽やかに、ダークな色ではシックにと、色合わせでイメージを変えられるのもニュアンスカラーの強みです。

4.40代がレディーススーツを着こなすコツは?

40代がレディーススーツを着こなすコツは?

40代の着こなしのコツは、サイズ選び、インナー選び、小物使いの3つがポイントです。

それぞれ具体的に見ていきましょう。

4-1.ジャストサイズのスーツを選ぶ

肩幅

スーツ選びで特に重要なのは肩幅です。
スーツ着用時の印象は肩のサイズで決まるといっても過言ではありません。
スーツの肩幅が大きすぎるとだらしない印象を与え、小さすぎると窮屈に見えます。
どちらも着こなしの評価を下げ、あなたの魅力を損ねてしまう可能性があります。
もちろん、全体のサイズがあっていないと、上質で高級なスーツであってもアイテムのよさを発揮できません。
サイズを選ぶ際は、試着した際に余分なシワが入らないか、後ろ姿まで入念に確認してください。

丈で確認したいのは、袖やジャケット、ボトムスの長さです。

●袖の長さ
手を下ろした状態で手首と親指のつけ根の中間の位置が、ベストな袖の長さです。長すぎると全体のバランスが悪くなり、短すぎるとカジュアルな印象になります。

●ジャケットの着丈の長さ
ジャケットは、合わせるボトムスとのバランスをみて着丈を決めます。一般的な目安はヒップの一番高い位置です。どのようなボトムスとも相性よくまとまります。注意したいのは、パンツとのバランスです。ジャケットからヒップが出すぎない丈を選びましょう。

●パンツの長さ
パンツの場合、丈の目安はパンツの形とヒールの高さで変わります。スリムパンツや裾に向かって細くなるテーパードパンツの場合、足の甲すれすれの長さを選びます。短すぎるとカジュアルな印象になるため注意が必要です。ストレートパンツの場合は、ヒールが1センチメートルほど隠れて生地が足の甲に軽く乗る長さがよいバランス。フレアやワイドパンツであれば、ヒールの中間辺りを目安にすると美しいシルエットになります。

●スカートの長さ
スカートの丈は、シルエットやジャケットとのバランスに注目しましょう。椅子や畳に座ったときに太ももまで見えてしまうものは、品位を損なうため避けましょう。立ったときに膝が半分隠れる長さを目安に、着用シーンに応じてアイテムを選ぶことが大切です。

4-2.インナーの色やサイズにこだわる

インナー1
インナー2

着こなしでは、インナーにもこだわりましょう。

ポイントは、色とサイズです。

色は、ホワイトやブラックが合わせやすくおすすめです。

管理職や役職に就いている場合、ビジネスで顔を合わせる相手も重要なポストを担う役職者が多くなります。

どのような場面でもよい印象を与えるベーシックカラーを選べば、信頼感が高まるでしょう。

ホワイトやブラック以外の色を使う場合は、ジャケットに合わせて選びましょう。

ジャケットに使われている色や同系色を用いると統一感が出てスマートにまとまります。

インナーのサイズも重要です。ジャストサイズでタイトなものが品よくすっきりと見えます。

また、シャツも上品で華やかな印象を与えます。

大人の女性らしいこなれた着こなしには、襟のないバンドカラーがおすすめです。

4-3.ポケットチーフを取り入れる

小物で華やかさをプラスするのも着こなしのテクニックの1つです。

フォーマルな印象のポケットチーフは、品格ある上質なスーツにマッチします。

特にパーティーや公の場で役立つアイテムです。

上手に取り入れて、ワンランク上の大人のおしゃれを楽しみましょう。

5.まとめ

40代女性にふさわしいのは、積み重ねたキャリアや円熟した人格を表現できる、華やかで品のあるスーツです。

年齢やキャリアに見合ったスーツは着る方の味方となり、ビジネスの次のステージへと導いてくれるでしょう。

生地やサイズなどの仕様にもしっかりとこだわったお気に入りの1着をぜひ見つけてください。

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