20代におすすめのスーツは?スーツの選び方と着こなすコツをご紹介!
2022.11.30
この記事の所要時間:約7分
20代に入り社会人になると、スーツを着用する機会が格段に増えます。
スーツは歳を重ねて貫禄が出た方のほうが似合うこともありますが、20代には今しかできないのスーツの着こなしがあります。
この記事では、20代向けのおすすめスーツやスーツの着こなし方について解説します。
この記事を読んで、早いうちからスーツを着こなせるカッコいい大人目指してみましょう。
1. 20代がスーツにかけたい値段
スーツの価格は、2万円以下のものから数十万円するものまでさまざまですが、20代がスーツにかけたい値段は1着あたり2万円~3万円程度が目安でしょう。
20代前半:2万円~3万円
20代前半は、新卒で会社に入社してビジネススーツを何着か買い揃える時期です。
新社会人で10万円以上のスーツを購入する方もいますが、2万円~3万円のスーツは機能性が高いものも多く、快適に着用できます。
スーツに慣れていない方は機能性に優れたスーツから始め、慣れてきたらウール100%のような天然素材のスーツに挑戦するとよいでしょう。
20代後半:3万円~5万円
20代後半になると、スーツの購入価格は平均3万円~5万円ほどになります。
3万円を超えてくると高級感のある生地が増えてくるので選択肢が広がり、スーツ選びが楽しくなります。
また、5万円前後からはオーダースーツの購入も可能です。
オーダースーツを着用すると自分の身体にぴったりとフィットし、スーツを上手に着こなしている印象を与えられます。
2. 20代のスーツ選びのポイントは?
続いて、20代の方がスーツを上手に選ぶためのポイントについて解説します。
2-1. フィット感のあるサイズを選ぶ
スーツを着こなすためにはフィット感がとても大切です。
身体に合わないサイズのスーツを着用するとシワができてしまいます。
シワはだらしなく見えてしまい、清潔感にかけてしまいます。
逆に、安いスーツでもジャストサイズで着用すれば、スタイルがよく見え、清潔感が生まれます。
スーツを購入する際はスタッフに相談して、自分の身体にフィットするサイズを選びましょう。
2-2. ベーシックなカラーや柄を選ぶ
20代のうちは持っているスーツの数が多くないことも考えられるため、ベーシックなカラーや柄を選ぶことで着回しがしやすくなり、コーディネートに悩まなくなります。
ビジネススーツのベーシックなカラーは以下のとおりです。
- ブラック
- ネイビー
- グレー
また、基本的な柄は以下のとおりです。
- 無地
- ストライプ
- チェック
ストライプやチェックが華やかだと感じる場合は、無地見えする織柄を選びましょう。
織柄には、シャドーストライプやシャドーチェック、ヘリンボーンなどの種類があります。
遠目では無地のように見えますが、光の加減や角度によって柄が浮かび上がるため、生地に表情が生まれ、控えめに見えなくなります。
2-3. 扱いやすい生地を選ぶ
スーツに慣れていない場合は、扱いやすい生地を選びましょう。
多くの方は「高級な生地は長持ちする」と考えていますが、それはしっかりと手入れが行き届いていてこそです。
高級な生地は繊維が細く光沢があり、肌触りも心地よいですが、繊細であるぶん、日々のブラッシングやアイロンでのシワ伸ばしが必要になるなど、手間がかかります。
これに対し、ウールにポリエステルを混紡し「ポリエステル混」といった、扱いやすい生地で作られたスーツは、形状記憶や防シワ加工など高い機能性を持っています。
スーツに慣れていないうちは扱いやすい生地のスーツを選ぶとよいでしょう。
3. 20代におすすめのスーツ
ここでは、20代におすすめのスーツを色別に紹介します。
3-1. 清潔感のあるネイビーカラー
スーツ、ネクタイ、ワイシャツをすべてブルー系で統一したコーディネートです。
このように色を揃えたコーディネートを「ワントーンコーディネート」といいます。
洋服は色数が少ないほどこなれた印象を与えます。
シンプルなディテールかつワントーンでのコーディネートはフォーマルな着こなしであるため、プレゼンや得意先との重要な打ち合わせでも着用できます。
また、ブルー系で統一することにより清涼感やフレッシュさを感じさせられます。
3-2. 明るく社交的な雰囲気のライトグレー
ライトグレーのスーツは明るく社交的な印象を与えます。
新しく入った職場でも話しかけやすい雰囲気を作ることができ、同僚と打ち解けやすくなるでしょう。
ただし、ライトグレーのように色が明るいスーツはネイビーのように暗い色よりも生地の質感が出やすいため、選ぶ生地や柄にこだわってみましょう。
3-3. 小洒落たライトブラウン
ライトブラウンのスーツは、ブラックやネイビーに比べると着ている方は少ないので、上手に着こなせば周囲の方と差別化できるでしょう。
ライトブラウンのような明るい色は、暗い色と比べるとカジュアルな印象になります。
そのため、ホワイトのワイシャツとダークブラウンのネクタイ、ブラックのシューズなど、スーツ以外のアイテムをシンプルにしています。
また、ブラウン系の色には落ち着いた印象もありますが、それを中和するため、このコーディネートではグリーンのネクタイや差し色のポケットチーフなど爽やか色を加えています。
3-4. ウォッシャブルスーツ
自宅で洗濯できるネイビーのウォッシャブルスーツです。
夏場に汗がスーツに付着するとスーツが汚れます。
しかし、頻繁にクリーニングに出すにはお金も時間も余裕がないという方が多いのではないでしょうか。
そのようなときは、自宅で洗濯できるウォッシャブルスーツを購入すれば、いつでも清潔なスーツを着用できるようになります。
軽くシワになりにくい素材なので、出張先に畳んでスーツを持っていくことも可能です。
4. 20代のスーツ着こなしコツ
最後に、20代が上手にスーツを着こなすコツについて解説します。
4-1. 体型に合ったシルエットを着る
先ほど説明したように、スーツはフィット感が大切です。
スーツを選ぶ際は、以下の中から自分の体型に合ったサイズを選びましょう。
- YA体:スリム体型
- A体:標準体型
- AB体:がっちり体型
- BE体:ゆったり体型
洋服の青山のオンラインストアでは体型別に条件を絞り込み自分に合ったスーツを選ぶことができます。
上記の体型を参考にして、身体にあったスーツを探してみてください。
4-2. ネクタイとスーツのバランスを考える
ネクタイを選ぶ際は、スーツと相性のよい色かを考えることも大切ですが、長さのバランスにも注意が必要です。
ネクタイを結んだときに大剣の先端がベルトのバックルに少しかかるくらいが最適な長さです。
バックルを越えるような長さだとだらしなく見える可能性があり、バックルより短くなるとラフな印象を与えかねません。
多少は上下しても問題ありませんが、バックルに少しかかる位置になるようにネクタイを調整しましょう。
4-3. ベルトやシューズの色を合わせて統一感を出す
スーツを着用する際は、ベルトとシューズの色を合わせることがマナーです。
ブラックのシューズを履く場合はブラックのベルト、ブラウンのシューズを履く場合はブラウンのベルトというように合わせます。
ベルトとシューズの色を合わせることで、全体的に統一感が生まれます。
誰でも簡単にできることなので、スーツを着こなすための第一歩として意識してみましょう。
5. まとめ
20代前半がスーツを選ぶ際は、フィット感を大切にして、ベーシックなカラーや柄を選べば上手に着こなせます。
また、ウォッシャブルや防シワなど機能性が高い生地も候補にしながら、スーツに慣れていなくても快適に着用できる一着を探してみましょう。
もし「まだスーツ選びには自信がない…」という場合は、紳士服店のスタッフと話しながら少しずつ知識を蓄え、自分に最適なスーツを選べるようになりましょう。