大阪でオーダースーツを買うなら?おすすめの店舗や人気の生地をご紹介
2023.09.06
この記事の所要時間:約11分
「オーダースーツは高くて手が出せない」と思っている方は少なくないのではないでしょうか。
しかし、オーダースーツは種類や生地によっていろいろな価格帯があり、価格が抑えられたものを探せば3万円台から購入できるものもあります。
ここでは、オーダースーツの基礎知識やオーダーの流れ、大阪でおすすめの店舗などをご紹介します。
1.オーダースーツとは?
オーダースーツとは、一人ひとりの身体の特徴や理想のイメージなどに合わせて製作するオリジナルスーツのことです。
1-1.オーダースーツの種類
オーダースーツは、大きく以下の3種類に分けられます。
- パターンオーダー
- イージーオーダー
- フルオーダー
それぞれの特徴を見ていきましょう。
パターンオーダー
パターンオーダーとは、既製品を選ぶ際と近い感覚で作れるオーダースーツです。
ゲージと呼ばれるサンプルを試着し、その中から自分に合うサイズを探していきます。
自分に合うサイズが見つかったら、より身体にフィットするように採寸して調整します。
調整できるのは、袖丈、着丈、裾丈、ウエストなどが基本です。
パターンオーダーは既製品に近いスタンダードな作りのため、普段から洋服のお直しが少ない方や、初めてオーダースーツを作る方におすすめです。
イージーオーダー
イージーオーダーは、パターンオーダーとフルオーダーの中間に位置するオーダースーツです。
ゲージを試着したうえで、体型に合わせて肩幅や袖丈などを型紙から修正するため、パターンオーダーよりも細やかな体型補正が可能です。
価格とオリジナル性のバランスを重視したい方におすすめの種類です。
フルオーダー
フルオーダーは、顧客の体型に合わせた完全オリジナルのオーダースーツです。
テーラーが採寸をおこない、顧客によりフィットする型紙を作成していきます。
採寸から縫製まですべて手作業でおこなうため、完成までに時間がかかり、価格も高くなる傾向ですが、一度仮縫いをすることで、イメージと異なる部分があってもデザインを細かく修正できるメリットがあります。
デザインやサイズ感を含めて、オーダースーツの細部までこだわりたい方におすすめです。
1-2.オーダースーツの相場
オーダースーツの相場は、オーダーの種類ごとに異なります。
種類ごとの大まかな相場(※)は以下のとおりです。
オーダーの種類 | 相場 |
パターンオーダー | 3万円~6万円 |
イージーオーダー | 5万円~20万円 |
フルオーダー | 20万円~100万円 |
なお、『Quality Order SHITATE』のオーダースーツ1着あたりの平均価格は4万円〜5万円程度です。
平均価格からも分かるとおり、仕上がりが早く価格も安めのパターンオーダーを選ぶ方が多い傾向にあります。
1-3.オーダースーツのオーダーの流れ
基本的なオーダーの流れは以下のとおりです。
1.カウンセリング
2.生地選び
3.デザイン
4.採寸
5.仮縫い(フルオーダーのみ)
6.完成
パターンオーダー、イージーオーダー、フルオーダーそれぞれのオーダーの流れを見ていきましょう。
パターンオーダーの流れ
店舗に着いたら、まずはカウンセリングから始まります。
カウンセリングの内容は、スーツのイメージ、予算、疑問点の解消などがメインです。
スタッフとのカウンセリングが終わったら、次は生地を選びます。
生地にはさまざまな色や柄があるため、初めてオーダースーツを作る方は戸惑うかもしれませんが、そのような場合は遠慮せずに専門スタッフに相談しましょう。
スーツの生地やデザインが決まったら、ゲージをもとにスタッフが採寸をおこないます。
前述のとおり、パターンオーダーの場合は、袖丈、着丈、裾丈、ウエストなどが修正可能です。
採寸が終わったらスーツの製作に移り、完成次第受け取りとなります。
イージーオーダーの流れ
イージーオーダーの場合も、オーダーの流れは基本的にパターンオーダーと同じです。
まずはカウンセリングをし、スーツのイメージや予算を相談します。
そのうえで、イメージや予算に合わせて生地を選び、裏地やボタンなどのオプションも併せて検討してオーダーの内容を詰めていきます。
スーツ全体のデザインが決まったら、次は採寸をします。
イージーオーダーは、いかり肩や猫背など、顧客の体型に合わせて細かく補正ができます。
そのため、パターンオーダーより細かく採寸していきます。
採寸が終わったらスーツの製作に移り、完成次第受け取りとなります。
フルオーダーの流れ
フルオーダーも、カウンセリングから採寸までの流れはパターンオーダー、イージーオーダーとほぼ同じです。
ただし、フルオーダーは完全オリジナルのため、他の2種類よりさらに細やかな採寸が必要となります。
また、他の2種類と明らかに違うのは、仮縫いの工程があることです。
採寸後、型紙に起こしたデザインを一度仮縫いします。
仮縫いができたら再び店を訪ねて試着し、着心地やイメージに問題がなければ本製作へと移ります。
2.大阪のオーダースーツ店でのチェックポイント
ここからは、大阪でオーダースーツを作るときのチェックポイントを3つご紹介します。
2-1.オーダースーツの生地の種類
オーダースーツにはさまざまな生地ブランドがあり、なかには200種類以上の生地を取り扱う店舗もあります。
オーダースーツによく使われるのは以下のような生地です。
生地ブランド | 特徴 |
ゼニア | イタリアの生地メーカー 世界最高峰の生地といわれている |
コロンボ | イタリアの生地メーカー 高品質な天然素材のみを扱っている |
ドーメル | フランスの高級ブランド 高級感溢れる豊富なコレクションが魅力 |
グアベロ | イタリアの老舗生地メーカー 伝統技術×先進テクノロジーを融合した生地 |
レダ | イタリアの名門服地メーカー 羊の飼育からすべての工程を徹底管理している |
カノニコ | イタリアの名門ミル 高品質かつコストパフォーマンスが高い |
ファビオ | イタリアの生地メーカー トレンド×伝統が得意なマテリアルブランド |
マルゾット | イタリアのテキスタイルメーカー スタンダードからトレンドまで幅広く展開 |
取り扱い生地数が多ければ多いほど作れるオーダースーツの幅が広がるため、特にオーダースーツ初心者の方はなるべく生地の取り扱いが多い店舗を選ぶとよいでしょう。
生地の違いや特徴がよくわからない方は、店舗にいる専門スタッフに相談してみましょう。
2-2.オーダースーツの生地の価格
オーダースーツ は、選ぶ生地によって価格が大きく異なります。
また、同じ生地でも利用する店舗によって価格が異なる場合があります。
これは、生地の仕入れ価格が店舗ごとに違うためです。
オーダースーツを作るときは、取り扱い生地数と合わせて、生地そのものの価格もチェックすると、予算に合わせたお店を選びやすくなります。
2-3.オーダースーツのモデルの種類
スーツのモデルには「シングル」と「ダブル」の2種類があります。
シングルスーツはボタンが1列に配置されているスーツで、2つボタンが主流です。
シンプルなデザインで、スマートかつスタイリッシュな印象を与えます。
一方、ダブルスーツはボタンが2列に配置されており、4つボタンのものと6つボタンのものがあります。
フォーマルな印象が強く、重厚感があります。
また、クラシックな装いにあらためて注目が集まる近年では、スーツ店での取り扱いも増えています。
周りと差別化できるスーツをオーダーしたい方は、個性を出しやすいダブルスーツがおすすめです。
3.大阪のオーダースーツ店の特徴
オーダースーツ店の特徴は、各地域により異なります。
ここでは大阪のオーダースーツ店にどのような特徴があるのかを詳しくご紹介します。
3-1.男女比率
『Quality Order SHITATE』のオーダースーツの購入男女比率は以下のとおりです。
このように、メンズが約90%、レディースが約10%の比率でオーダースーツを購入しています。
圧倒的に男性の割合が多くなっていますが、女性にも少しずつオーダースーツが浸透し始めています。
3-2.大阪のオーダースーツの相場
メンズの購入者が多いオーダースーツですが、相場に男女の差はあるのでしょうか?
『Quality Order SHITATE』では、男女で以下のような相場の違い(※)があります。
性別 | 相場 |
男性 | 4万円~5万円 |
女性 | 3万円~4万円 |
相場を見てみると、男女ともに3万円〜5万円程度で作れるパターンオーダーの人気が高いようです。
パターンオーダーは既製品を選ぶ感覚で作れるため、オーダースーツ初心者でも手が出しやすく、幅広い層に需要があります。
この相場はあくまで目安であり、もちろんイージーオーダーやフルオーダーでスーツを作る方もいます。
用途や予算に合わせて、よりご自身にぴったりな種類を選びましょう。
3-3.大阪のオーダースーツの人気生地
次に、大阪でオーダースーツを作るときの人気生地のランキングをご紹介します。
1位:カノニコ
2位:ゼニア
3位:ドーメル
それぞれの人気の理由を見ていきましょう。
1位:カノニコ(イタリア)
カノニコは、コストパフォーマンスのよさが大きな魅力です。
軽い、柔らかい、発色がよいなどの特徴を持ち、高品質な生地でありながら、老舗メーカーのなかでも価格は安めです。
最新鋭の紡績機械を使うことで、一流ブランドならではの発色のよさと光沢感を低価格で作り上げています。
2位:ゼニア(イタリア)
ゼニアの人気の理由は、希少性の高いウールだけを使用した、世界最高峰とも称される生地の品質です。
それほどこだわり抜いた生地でありながら、10万円以内で購入できる店舗もある点がゼニアの大きな魅力です。
王道以外の生地を使用した、個性を発揮できるスーツを求める方に人気です。
3位:ドーメル(フランス)
ドーメルは、フランスの繊細なデザインとイギリスの伝統的な技術を組み合わせた、150年以上の歴史を持つ老舗ブランドです。
パリコレの常連である数々のブランドへの生地の供給もおこなっていることから、品質の高さはお分かりいただけるでしょう。
インポートブランドならではのデザイン性と伝統技術で、ファッション性にも富んでいる一方で、ビジネス向けの柄が多い傾向にあるため、幅広い層の方に支持されています。
3-4.大阪のオーダースーツ店の口コミ
『Quality Order SHITATE』でオーダースーツを作った方の口コミをご紹介します。
これからオーダースーツを作ってみようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
①「最後まで親身な対応」
このたびはオーダースーツをお願いしました。何も解らないので、すべてお任せしたにも関わらず客の立場になり嫌な顔もせず、最後まで親身に対応して頂き、とても感謝しています。これからもお願いするつもりです。本当にありがとうございました。
②「専門店と変わらない品揃え」
オーダースーツを作りました。オーダー専門店と変わらない品揃えでした。オーダースーツを作るのが初めての方でも、安心してカウンセリングが受けられそうです。
4.大阪でオーダースーツを作るなら
最後に、『Quality Order SHITATE』が併設された『洋服の青山』でおすすめの店舗を5つご紹介します。
大阪のオーダースーツ店選びで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
4-1.リンクスウメダ店
梅田駅より徒歩1分、大阪駅より徒歩5分の好アクセスが魅力のリンクスウメダ店。施設内には、ファッションやグルメなどのショップが約200店舗あります。ショッピングのついでに気軽にオーダーの相談ができる立地なのもうれしいポイントです。
〒530−0011
大阪府大阪市北区大深町1番1号ヨドバシ梅田タワー
リンクスウメダ7階7階
アクセス JR線「大阪駅」中央改札より徒歩5分
大阪メトロ御堂筋線「梅田駅」北改札より徒歩1分
営業時間 10:00〜21:00
電話番号 06−6373−0920
4-2.なんば店
大阪屈指の繁華街として知られる難波。複数路線が乗り入れており、アクセスのしやすさが魅力です。ショッピングに訪れる方だけでなく、出張や仕事帰りのビジネスパーソンも多く訪れます。
〒542−0076
大阪府大阪市中央区難波四丁目4番4号
アクセス 大阪メトロ御堂筋線「なんば駅」南改札より徒歩2分
営業時間 10:30〜20:30
電話番号 06−4396−9007
4-3.あべの店
あべの店は、大阪府最大級のモール型ショッピングセンター『あべのキューズモール』の向かいにあります。3,000円以上のお買い上げで提携駐車場が1時間無料になるので、車でお越しの方も安心です。
〒545−0052
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋二丁目1番24号
アクセス JR線「天王寺駅」中央改札より徒歩5分
大阪メトロ「なんば駅」西改札より徒歩5分
営業時間 10:30〜20:30
電話番号 06−6624−1300
4-4.池田店
自然豊かで子育て層にも人気の高い池田市。池田店は、繁華街やショッピングモールとは違う落ち着いた雰囲気でスーツ選びができます。国道176号線のすぐ近くのため、お車でのご来店も便利です。
〒563−0023
大阪府池田市井口堂一丁目1番30号
アクセス 阪急宝塚本線「石橋阪大前駅」東改札より徒歩9分
阪急バス「井口堂」より徒歩5分
営業時間 10:00〜20:00
電話番号 072−762−6156
4-5.岸和田店
岸和田店は国道26号線沿いの好アクセスが魅力。最寄りの下松駅から徒歩で来店される場合も分かりやすい立地です。
〒596−0823
大阪府岸和田市下松町一丁目5番15号
アクセス JR線「下松駅」西口より徒歩6分
営業時間 10:00〜20:00
電話番号 072−436−2531
5.まとめ
ご紹介したように、オーダースーツは種類や生地により価格が大きく異なります。
なるべく価格を抑えたい方はパターンオーダー、細部までこだわり抜いた1着が欲しい方はフルオーダーなど、ご自身の求めるものにあわせてチョイスするとよいでしょう。
大阪でオーダースーツを購入する際は、ここでご紹介した内容を参考に、おすすめしたお店でぜひ理想の1着を探してみてください。