オーダースーツの納期はどれくらい?注文からできあがりまでの流れ
2022.12.20
この記事の所要時間:約6分
既製品のスーツのように、買ったその日に持ち帰ることができないオーダースーツ。
フィッティングし調整することでより身体に合ったものになる反面、納期には時間を要します。
納期の目安はオーダーの種類によって異なりますが、すでに着用する目的が決まっているのであれば、あらかじめ日数を逆算して早めに注文をする必要があります。
実際に注文からどのような工程を経てオーダースーツはできあがるのか。
今回は、工程とスケジュール感を具体的にご紹介します。
1. オーダースーツの納期はどれくらい?
まず、オーダースーツの納期はどのくらいなのか、オーダーのタイプ別にご紹介します。
1-1. パターンオーダー
オーダースーツのなかで最も短い納期で仕上がるのがパターンオーダーです。
パターンオーダーは基準となるゲージ服をもとにジャケットの袖丈、着丈、パンツのウエスト、裾丈などを調整し仕上げるため、一般的な納期は2〜3週間程度。
イージーオーダーやフルオーダーに比べ短期間で納品が可能です。
1-2. イージーオーダー
イージーオーダーもパターンオーダーと同じくゲージ服を使って調整しますが、パターンオーダーよりも詳細に身体にフィットするよう、身体的な特徴(なで肩や猫背など)や身幅などの調整もおこないます。
そのためパターンオーダーよりも納期に時間がかかり、納期の目安は3〜4週間程度となります。
1-3. フルオーダー
フルオーダーは、採寸して得たデータをもとに一から型紙を作り、それに合わせて生地を裁断し、仮縫い後、再度調整してから本縫いします。
また、すべての作業を手作業でおこなうため、納期も1〜2ヵ月程度と他のオーダーに比べて長くなります。
納期こそ他のオーダー方法よりもかかりますが、満足いくまで調整ができるため、自身の身体によりフィットしたスーツに仕上げることができます。
2. オーダースーツを注文してからできあがりまでの流れ
次に、オーダースーツの注文からできあがりまでの流れについて詳しくご紹介します。
2-1. カウンセリング
まず店頭にてスタッフのカウンセリングを受け、どういったスーツにしたいのか、具体的なイメージを伝えます。
オーダーする際のポイントは、自分の理想像をわかりやすく伝えることです。初めてオーダーする場合はわからないことも多く不安に思われるかもしれませんが、プロのスタッフですので、遠慮なく相談してみましょう。
なお、カウンセリングから発注まで1時間程度は必要となるので、あらかじめ来店予約しておくことをおすすめします。
2-2. 生地の選択
カウンセリングが終わったら、生地見本から生地を選びます。生地はスーツの印象を決める要ともいえる要素であり、特に悩まれるポイントかもしれません。
色や柄に関しては、事前にある程度イメージしておいたほうがスムーズです。
また、生地の産地や原毛の太さ、織り方などもチェックすべきポイントです。
スーツに使われるウールの生産地は、大きく分けて日本、イタリア、イギリスがあります。
日本産の特徴はコシがあって耐久性があること。
イタリア産の生地は発色の良さと柔軟性が魅力で、イギリス産の生地は硬く厚めですが防寒性に優れています。
また生地に使われる原毛は、細ければ細いほど手触りがよいという長所を持つ一方、価格も高くなります。
スーツ生地で使われる織り方として代表的なものは、平織り・綾織り・繻子織りの3つが挙げられます。
そのなかで最も基本的な織り方は、経糸と緯糸が交互に織られた平織りです。
シンプルな構造でありながら丈夫で摩擦に強く、夏物の生地や実用的な生地によく使われます。
経糸と緯糸が斜めに織られた綾織りは、伸縮性と柔軟性に加え光沢が魅力。
英語ではサテンウィーブとも呼ばれる繻子織りは綾織りが変化したもので、英語名のとおりサテン生地のような光沢と滑りの良さが特徴です。
フォーマルウェアやジャケットの裏地、ブラウス、ネクタイなどに使われます。
2-3. 型紙の選択
生地を選んだら、型紙となるゲージ服を実際のスーツに見立てて身体に着せることで、ざっくりとしたシルエットをつかんでいきます。
ゲージ服の種類にもよりますが、ジャケットはスリムタイプかベーシックタイプか、パンツであればセミフレアかテーパードかなど、いくつかのタイプの中から理想に近い仕上がりを探っていきます。
イージ―オーダーの場合は型紙の選択後、さまざまな手法を駆使してディテールに補正をかけるため、さらにフィット感が向上します。
2-4. 採寸
型紙が決まったら、身体の各部位を採寸し調整していきます。
採寸はスーツのフィット感を決めるうえで特に重要なポイントです。
家族などに頼んで採寸しオンラインオーダーできるサービスもありますが、慣れないうちはあまりおすすめできません。
スタッフにしっかり採寸してもらいましょう。
お店によっては納品後のアフターケアとして微調整や修理に無償で対応しているところもあります。
2-5. オプションの選択
採寸が終わったらオプションを選んでいきます。
ジャケット袖の仕様(本切羽)、ボタンの数や種類、襟の形(ピークドラペル、セミピークドラペル)やステッチ、ウォッシャブル加工の有無、スペアパンツ・スペアスカートの有無などを選びます。
2-6. 縫製
縫製は、フルオーダーはすべて手縫い、イージーオーダーやパターンオーダーは機械を使って行います。
機械縫製には国内縫製と海外縫製があり、国内のほうがコスト面では高価ですが、クオリティに関しては海外よりも高いとされています。
しかし、近年は海外縫製の技術も進歩しており、大きな差がないと考えてよいでしょう。
フルオーダーの場合では実際に手縫いの作業を目にする機会があるかもしれません。
2-7. 完成・お渡し
縫製が終わったらついに完成です。
受け取りは郵送を選ぶこともできるかもしれませんが、可能であれば直接店舗に出向き、試着をしてみましょう。
仕上がりの確認や微調整の必要性などを確認してから受け取ることをおすすめします。
また、店舗ではスタッフから説明を受けると思いますが、購入後でも保証期間内であればアフターケアサービスを受けられる場合があるので、合わせて確認しておきましょう。
3. オーダースーツには納期に注意が必要
既製スーツであれば買ったその日のうちに受け取ることもできますが、オーダースーツの場合はオーダーを受けてから仕立てるため納期が設けられています。
事前にしっかり確認したうえでオーダーしましょう。
4. オーダースーツを作るならQuality Order SHITATEがおすすめ
ここまで、オーダースーツの納期やオーダーの際の具体的な手順を見てきました。
オーダースーツに敷居の高さを感じていた方も、意外と手間なく買えることがおわかりいただけたのではないかと思います。
もしオーダースーツにご興味をお持ちいただけましたら、『洋服の青山で展開されているオーダースーツサービス「Quality Order SHITATE(クオリティーオーダー・シタテ)」をご利用ください。
スーツ業界で長きにわたり積み重ねた経験や知識を活かし、専任のスタイリストがオーダースーツをより多くの方々に楽しんでいただくための、さまざまなサポートをおこなっています。
メンズはもちろんレディースのオーダーにも対応し、最短納期2週間から納品が可能です。
また、一度オーダーすると次回から採寸などの工程を省いてスマートフォンやオンラインでオーダーできる「スマートオーダー」のサービスもあり、「もう一着ほしい」「季節に合わせてオーダースーツを作りたい」といった際にもスムーズにオーダーすることができます。
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