ネイビージャケットはどう着こなす?おすすめコーディネートをご紹介
2022.11.23
この記事の所要時間:約7分
知的で大人な印象があるネイビージャケット。
定番アイテムですが、かっちりとした印象が強いためビジネスシーンのみで着用している方も多いのではないでしょうか。
しかし、ネイビージャケットはビジネスシーンだけでなく街着としても活躍する、活用の幅が広いアイテムです。
そこで今回は、ネイビージャケットの着こなしや、合わせるだけでサマになるアイテムをご紹介します。
1. ネイビージャケットの魅力は?
ネイビーは知的さや誠実さを感じさせるダークトーンです。
ビジネススーツの基本的なカラーでもあるため、他のカラーとの相性がよいことも特徴の1つです。
例えば、インナーやボトムスをホワイト系の明るいカラーと合わせると、ネイビーとのコントラストがアクセントとなり軽やかなコーディネートになります。
ブラック系のダークトーンのアイテムと合わせれば落ち着いたコーディネートとなり、大人っぽさを感じさせることができます。
スーツスタイルはもちろんのこと、セットアップスタイルやジャケパンスタイルなど、オン・オフ問わず着用が可能です。
ネイビージャケットは季節を問わず着用できます。
夏にホワイト系のアイテムと合わせれば爽やかな印象に、冬に暖色系のアイテムと合わせれば暖かみを感じさせます。
他のカラーとの相性がよいネイビージャケットだからこそ、他のアイテムと組み合わせで印象を大きく変えられます。
2. ネイビージャケットに合わせたいインナー
続いて、ネイビージャケットと相性がよい定番のインナーをご紹介します。
2-1. Tシャツ
ネイビージャケット×Tシャツは、オフィスカジュアルや街着としても着用できます。
Tシャツはネイビージャケットが持つかっちりとした印象をほどよくカジュアルダウンしてくれるので、オフィスカジュアルの服装に悩んでいる方はまずこの組み合わせを試してみてください。
街着であればどんなカラーや柄のTシャツでも問題ありませんが、オフィスカジュアルでは注意が必要です。
オフィスカジュアルで着用するTシャツは、シンプルなものがベスト。
例えば、光沢がある、ブラックやホワイトなどビジネスの定番色を基準に選ぶとよいでしょう。
反対に、原色のような華やかなカラーやプリントのあるTシャツなどはあまりビジネスシーンには適していないでしょう。
2-2. シャツ
客先を訪問する、プレゼンで人前に出るなどであれば、シャツと組み合わせるのがおすすめです。
ネイビーで共生地のスラックスを着用すればセットアップスタイルになりますが、それだけでなく、パンツの色を変えればジャケパンスタイルとなります。
街着としては少し堅い印象になってしまう可能性もあるため、他の部分でカジュアルダウンさせるとキメすぎになりません。
カジュアルダウンするには以下のような方法があります。
- ボトムスに明るい色や柄を入れる
- シューズはスニーカーを選ぶ
- コーディネートに季節感のある素材を取り入れる
コーディネートをカジュアルダウンさせるには、「シルエット」「色」「素材」が大切です。
この3つの組み合わせを考えれば、コーディネートの印象も自由自在に調整できるため意識してみましょう。
2-3. タートルネックニット
冬はタートルネックニットがおすすめです。
タートルネックは首まで覆ってくれるので暖かいだけでなく、肌の露出も少なくなるためかっちりした印象を高める効果もあります。
クルーネックよりも少し高くなっているモックネック、さらに高くなっているタートルネックという順番で洗練された印象になっていきます。
そのため、街着としてネイビージャケットとタートルネックを合わせると、スキがなく少しキメすぎた印象になることがあります。
その場合はニットの編み方がざっくりとした「ローゲージ」のニットを選ぶとカジュアルで柔らかい印象になります。
ビジネスシーンで着用するのであれば、密に編まれた「ハイゲージ」がおすすめです。
ハイゲージは生地に美しい光沢が出るため高級感があります。
3. 【シーン別】ネイビージャケットの着こなしポイント
続いて、着用シーン別にネイビージャケットの着こなしポイントを解説します。
3-1. ビジネスシーン
ビジネスシーンでは特にむずかしいことは考えずにネイビージャケットを着用できます。
ビジネスでは定番のホワイトやサックスブルーのシャツを合わせてネクタイをすればコーディネートは完成です。
春先は季節感が出る淡いピンクのシャツもおすすめです。
ワイシャツが淡い色であれば、ネクタイはどのようなカラーでも問題ありません。
落ち着いた印象を与えたいときはブルーやグレーなどのダークカラー、明るい印象を与えたいときはブライトカラーがよいでしょう。
人前に出るような場面では、パワータイと呼ばれるレッドの無地ネクタイもおすすめです。
パワータイはリーダーシップや力強さを感じさせる色味のもので、プレゼンやスピーチの際に向いています。
3-2. オフィスカジュアル
オフィスカジュアルでネイビージャケットとシャツを合わせると、スーツスタイルと代り映えしません。
そのため、インナーにTシャツやポロシャツなどを合わせてカジュアルダウンしましょう。
シューズはスニーカーでも問題ありませんが、シチュエーションによってはカジュアルになりすぎてしまうかもしれません。
反対にレースアップシューズではかっちりしすぎるという場合は、丸いフォルムが特徴のローファーを履けばカジュアルな印象が加わり、抜け感が出るでしょう。
3-3. カジュアル
カジュアルシーンでは、いかにカジュアルダウンをするかが着こなしのポイントです。
トレンドを取り入れつつカジュアルダウンするのであれば、トレンドのゆったりとしたサイズ感のネイビージャケットを選んでみましょう。
ジャストサイズのネイビージャケットを着用するのであれば、ボトムスはジーンズやカーゴパンツといったアイテムにすると定番ながらもカジュアルな着こなしになります。
4. ネイビージャケットのおすすめコーディネート
最後に、ネイビージャケットの具体的なコーディネートを解説します。
4-1. トラッドスタイル
ネイビージャケットを着用したトラッドスタイルのコーディネートです。
トラッドスタイルとは英国風の伝統的な要素を取り入れたコーディネートのこと。
クラシカルで上品な印象のあるトラッドスタイルは、単にカジュアルダウンするだけのコーディネートには出せない雰囲気があります。
このコーディネートは、上品な織柄のジャケットにイエロー系のシャツを合わせてタイドアップ、ボトムスでクラシカルな雰囲気を出しています。
ネイビージャケットに定番のアイテムを合わせると控えめになりがちですが、このようにアクセントとなる色を入れると印象が変わります。
シューズはブラックのローファーを選んで全体の印象を引き締めている点もポイントです。
4-2. ジャケパンスタイル
ジャケパンスタイルというとネイビージャケット×グレーパンツは定番の組み合わせの1つですが、ホワイトパンツを着用して爽やかな印象にしたコーディネートです。
トップスにはネイビーのポロシャツを合わせたツートーンコーデになっています。
ツートーンコーデは使用している色数が少ないため洗練された印象になります。控えめな印象にならないよう、ポケットチーフを挿しているのもポイントです。
定番のジャケパンスタイルに飽きた方にぜひ試していただきたいコーディネートです。
5. まとめ
ビジネスシーンでもカジュアルシーンでも着用できる、汎用性が高いネイビージャケット。
Tシャツやシャツ、タートルネックなどと合わせると簡単にコーディネートが決まります。
ビジネスシーンやカジュアルシーンなど幅広い場面で着用できるので、ぜひ一着、お気に入りのネイビージャケットを持っておきましょう。