【結婚式のゲストの持ち物】男性・女性それぞれが持っていくべき持ち物
2022.12.08
この記事の所要時間:約6分
結婚式や披露宴でドレスアップした際に持って行くかばんは小さいため、荷物は厳選しておきたいものです。
この記事では、結婚式のゲストとして持っていくべき物や用意しておくと便利なアイテム、かばんの選び方についてご紹介します。
1. 男女共通で持っていくべき物
男女を問わず持っていくべき物から見てみましょう。
1-1. ご祝儀
絶対に忘れてはならないのがご祝儀です。
ご祝儀袋やご祝儀用の新札を用意している式場もありますが、現地で用意するのは人目に付くこともありスマートではありません。
前日までに新札を用意し、ご祝儀袋の記入などを済ませておきましょう。
1-2. 袱紗(ふくさ)
袱紗(ふくさ)とは、贈り物など大切な物を包んだり上に掛けたりする四角い布です。
結婚式にはご祝儀を袱紗に包んで持参するのがマナーとされています。
色は慶弔両方に使える紫か、お祝い事では赤や朱色、ピンクなど明るい色を選びます。
お祝儀を袱紗に包まずそのまま持参するのは失礼にあたるため、袱紗がない場合はハンカチで代用しましょう。
1-3. 招待状
招待状を忘れても会場の中に入ることは可能です。
しかし、招待状には会場までの地図や開始時間、連絡先など、当日必要となる情報がたくさん記載されています。
当日に間違えることがないように、また余裕を持って行動できるように、招待状はバッグに入れておいた方が安心です。
1-4. 財布
結婚式当日はご祝儀以外にも財布と現金を用意しておきましょう。
交通費や空き時間ができた場合のカフェ代、二次会の会費などで必要になることもあります。
長財布など大きな財布を使用している場合は小さなパーティーバッグに収まらないこともありますので、小さな財布を用意しておくと安心です。
1-5. 携帯電話
携帯電話やスマートフォンは肌身離さず持ち歩く方がほとんどだと思いますが、結婚式の場ではいつも以上に活躍します。
写真を撮ることはもちろん、久しぶりに再会する友人と連絡先を交換したり、待ち合わせに利用したりと出番が多くなります。
ただし、挙式や披露宴中はマナーモードにしておくことを忘れないようにしましょう。
1-6. ハンカチ・ティッシュ
ハンカチやティッシュは日頃のお出かけでも必須ですが、結婚式では感動の涙に備えて忘れずに持っていきましょう。
ハンカチは男女ともに清潔感のある明るい色や上品な柄のものがおすすめ。
普段使いのタオル素材や、派手な色柄は避けましょう。
結婚式で白のスーツやシューズは原則NGですが、ハンカチは白でも構いません。
むしろ白色のハンカチは清潔感もあり、結婚式では最も適しています。
ハンカチはアイロンをかけるのを忘れずに、またティッシュは多めに持っておきましょう。
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2. 女性におすすめの持ち物
女性が用意しておきたい持ち物をご紹介します。
2-1. メイク道具
結婚式は写真に映る機会が多いため、身だしなみを整えるメイク道具は欠かせません。
しかし、持っていくメイク道具は厳選する必要があり、口紅やアイブロー、ファンデーションなど軽く化粧直しができるものを用意しましょう。
2-2. 手鏡
メイク道具と一緒に小さな手鏡も持っておくと便利です。
お手洗いに行けば鏡はありますが、涙によるメイク崩れや食べ物が歯に詰まっていないかなど、写真撮影などのタイミングで確認することができます。
2-3. 予備のストッキング
せっかくお気に入りの衣装でドレスアップしても、ストッキングが破れてしまっていては台無しです。
ストッキングは気を付けていても破れやすい性質ですが、結婚式や披露宴中に抜け出して買いに行く時間はありません。
万一のために予備のストッキングを持っておくと安心です。
2-4. 行き帰り用の靴
履き慣れないパーティー用の靴で過ごすと疲れやすく、靴擦れなどで足を痛めてしまうこともあります。
そんな時のために行き帰り用の履き慣れた靴を用意しておくことをおすすめします。
会場の行き帰りだけでも歩きやすい靴にすれば気持ちの負担も軽減されます。
3. あると便利な持ち物
さらに、用意しておくとより安心な持ち物もご紹介します。
3-1. カメラ
最近は高性能のカメラがスマートフォンに付いていることも多いですが、やはりカメラを使って撮った写真には特別感があります。
一眼レフや高画質のミラーレスカメラを使えば、素人でもまるでプロが撮ったような素敵な一枚が撮れます。
プリントして新郎新婦や友人へのプレゼントとして渡すのもおすすめです。
3-2. モバイルバッテリー
たくさん写真や動画を撮っているうちに携帯電話やスマートフォンの電池がなくなってしまうこともあります。
とっておきのシーンを撮り逃すことがないようモバイルバッテリーを持っておくと安心です。
3-3. 常備薬
体調が悪くなることに備え、胃薬や下痢止め、痛み止めなど、飲み慣れた常備薬を持っておくと安心です。
また、履き慣れない靴による靴擦れもよく起こります。
常備薬と一緒に絆創膏も持っておきましょう。
4. 結婚式にはどんなかばんがおすすめ?
結婚式にはどのようなかばんで行くのが良いのでしょうか。男女別にご紹介します。
4-1. 男性の場合
男性の場合、結婚式に持参するかばんはクラッチバッグがおすすめです。
クラッチバッグとは持ち手がない小型のバッグで、式場内でも邪魔になりません。
フォーマルシーンにふさわしく、持ち物もコンパクトにまとまります。
持ち物が多い場合はリュックやトートバッグでも良いですが、大きいかばんは式場には持ち込まずクロークに預けましょう。
4-2. 女性の場合
女性の場合、結婚式用のバッグは着ていく衣装と合わせてコーディネートしましょう。
衣装をこれから用意する場合はドレスと一緒にバッグを購入するのも良いでしょう。小さめのハンドバッグかクラッチバッグをおすすめします。
楽に持つことができ、椅子の背もたれに置いても邪魔にならない大きさがベストサイズです。
5. まとめ
バッグを購入する際には、実際に結婚式に持参する荷物を入れてみるのもおすすめです。
お気に入りのバッグでも、必要最低限の物が入らなければ使い物にならなくなってしまいます。
また、バッグに物が入りきらないからといって紙袋に入れて持参するようなことはやめましょう。
高級ブランドの袋であっても紙袋であることには変わりません。荷物が多い場合はバッグを2つ持参し、大きなバッグはクロークに預けましょう。
せっかく呼んでもらった結婚式。
存分に式を楽しめるよう、持っていくべき荷物を忘れずに揃え、心からのお祝いを伝えられるようにしましょう。