【レディース】結婚式の2次会の服装で気を付けることは?おすすめの服装もご紹介
2022.11.17
この記事の所要時間:約7分
結婚式の2次会に招待された際に頭を悩ませる方が多い服装の問題。
結婚式や披露宴ほどかしこまる必要はないとはいえ、「どんな服装が正解かわからない……」と不安に感じる方も多いでしょう。
そこで今回は、結婚式の2次会の服装を徹底解説。
注意すべきポイントやおすすめのコーディネートもご紹介します。
1. 結婚式の2次会の服装で気を付けるべきこと
たとえ2次会であっても、基本的なNGマナーは結婚式・披露宴と同様です。
主役はあくまで新郎新婦であることが大前提。
当日の装いに気合いが入る気持ちもわかりますが、主役より目立たないことを意識し、明るく清潔感のある服装を心がけましょう。
1-1. 色に気を付ける
2次会であっても、華やかすぎるカラーや、ホワイト、全身ブラックの服は避けるのがマナーです。
ホワイトは主役である新婦が身につけるカラーのため、光の加減でホワイトに見えるようなカラーも含めて避けるのが無難です。
また、全身ブラックの装いは喪服を連想させるため控えましょう。
ただしブラックはコーディネートに取り入れることで引き締まった印象を与えられるカラーでもあるため、コーディネートの一部にブラックを差し込むなど、使い方を工夫するようにしましょう。
1-2. 露出に気を付ける
結婚式に比べるとカジュアルな雰囲気になることが多い2次会ですが、過度な露出はお祝いの席には適さないので注意が必要です。
●ノースリーブドレスの着用はOK?
昼間のパーティーでは結婚式と同様に肩の露出は控えるのが一般的。
ノースリーブのドレスを着用する場合には羽織物を合わせましょう。
一方、夜のパーティーであれば季節に合わせたノースリーブドレスの着用も可能です。
●スカート丈の長さは?
スカート丈に明確な決まりはないものの、膝丈よりも長めを選ぶのが1つの目安です。
膝上を選ぶ場合も極端に短いものは避け、5cm以内程度に留めるよう心がけましょう。
1-3. 柄に気を付ける
大前提として、ドレスの柄は無地を選ぶことでより格式高い装いになります。
2次会では柄物がすべてNGなわけではありませんが、カジュアルな印象を与えるプリント柄や殺生を連想させるアニマル柄は避けるのがマナーです。
秋冬シーズンに羽織物として活躍するファー素材も、動物の毛皮で作られていることから殺生を連想させます。
また、抜け落ちたファーが他のゲストについてしまったり、料理や引き出物などに入ったりすると不衛生です。
お祝いの席にはふさわしくないとされるため避けるのがよいでしょう。
2. 結婚式の2次会のアクセサリーや小物で付けるべきこと
服装ばかりに気を取られ、ついおろそかになりがちなのが、アクセサリーや小物類のマナーです。
以下では結婚式の2次会で気をつけるべき小物類のマナーをご紹介します。
2-1. ストッキングは必ず履く
たとえ2次会であっても、お祝いの席に生足で参加するのはマナー違反です。
季節に関わらず、だいだい色のストッキングを基本に、華美に見えない薄手のものを選びましょう。
ただし、薄手であっても 黒一色のストッキングは喪服を連想させます。
着用は避けるのがよいでしょう。
2-2. バッグは小さめにする
2次会のパーティー会場に持ち込むバッグは小さめのサイズがマナーです。
ドレスとの相性が良く、食事の際も邪魔になりません。
具体的には手に持つタイプのクラッチバッグや持ち手のあるハンドバッグがおすすめ。
サイズの目安は、必要最低限の物が入る大きさであることです。
ただし、2次会の前に予定がある、着替えを持ち歩くなどの理由から荷物が多くなるケースも想定されます。
その場合には、別のサブバッグを準備してクロークやコインロッカーに預ければ、会場に持ち込む荷物の量を最低限に抑えられます。
2-3. オープントゥのパンプスは履かない
シューズは3cm以上のヒールがあり、つま先が隠れるパンプスが基本です。
素材は光沢感のあるものを選ぶと華やかで上品な印象を与えます。
つま先が見えるオープントゥのパンプスは、
「つま先が出る」→「妻が先に出る」→「妻が先立つ」を連想させることから縁起が悪いと考えられています。
お祝いの席にはふさわしくないため避けましょう。
2-4. ブラックパールのアクセサリーは避ける
本来、ブラックパールは非常に格式が高く冠婚葬祭にふさわしいジュエリーです。
しかし、お悔やみの席のジュエリーとして特に重宝されてきたことから、最近では「ブラックパール=お葬式」というイメージが定着しつつあります。
お祝いの席にはふさわしくないと考える方もいるため、可能であれば避けるのがよいでしょう。
身につける場合、定番のパールや、華奢なデザインがおすすめです。
2-5. 生花のヘアアクセサリーは使わない
結婚式では生花は新婦の特権です。
たとえ2次会であっても、新婦より目立たないよう、生花のアクセサリーは避けるのがマナーです。
カラー同様、新婦主役であるということを意識しておくとよいでしょう。
3. 結婚式の2次会の会場別での服装
2次会は披露宴や結婚式に比べカジュアルなイメージですが、会場によって雰囲気はさまざま。
そこで以下では、会場の格式に合わせた服装選びのポイントをご紹介します。
3-1. ホテルや高級レストラン
ホテルや高級レストランなど格式の高い会場では、結婚式と同様フォーマルなドレスを選びましょう。
素材はシルクやサテンなど光沢があり上品に見えるものを、デザインは無地あるいは織柄やレースなど控えめで繊細なものがおすすめです。
3-2. レストランやバー
レストランやバーなどセミフォーマルな会場では、フォーマルな会場で避けるべきとされるアイテムも着用が可能です。
たとえば、周囲から浮かない範囲での柄物やパンツスタイルのセットアップなどが挙げられます。
3-3. 居酒屋やカラオケ
居酒屋やカラオケなどカジュアルな会場では、普段より少しきれい目を意識した服装で参加可能です。
ワンピース、ブラウス、スカートなどが挙げられ、単色ではなくても控えめであれば柄物でも問題ないでしょう。
ただし、カジュアルな場であっても過度な露出は厳禁です。
新郎新婦への祝福の気持ちを忘れず、お祝いの席にふさわしい服装マナーを守りましょう。
4. 結婚式の2次会におすすめの服装
ここまでの内容を踏まえ、以下におすすめ2次会コーディネートをご紹介します。
4-1. ロングドレス
繊細な刺繍レースと細やかなプリーツのロングドレスには、女性らしく落ち着いた印象があります。
落ち着いたトーンのドレスのため、パンプスやバッグで華やかさをプラスするのがおすすめです。
4-2. ワンピースドレス
フリル袖のワンピースドレスはシンプルなデザインながらも上品でフェミニンな印象に。
全体を淡いカラーでまとめることで、華やかで柔らかいコーディネートに仕上げています。
4-3. オールインワン
キーネックのオールインワンは大きく入った裾のスリットがポイント。
大人でスタイリッシュな印象を与えます。
程よい抜け感で、セミフォーマルな会場での2次会にぜひおすすめしたいコーディネートです。
4-4. セットアップ
ボリュームのあるパフスリーブブラウスと、上品なラップ風パンツのセットアップで、大人の余裕漂うこなれた印象に。
淡いカラーと女性らしいパフスリーブを合わせ、かっちりしがちなパンツスタイルをドレッシーに仕上げました。
5. まとめ
結婚式の2次会における服装選びのポイントは、会場の雰囲気に合わせたフォーマルな装いです。
どのような会場であっても「お祝いの席」であることを忘れずに。
マナーを守った気持ちのよい服装で新郎新婦の晴れ舞台を祝福しましょう。