岡山でオーダースーツを買うなら？おすすめの店舗や人気の生地をご紹介

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国内屈指の繊維の産地として知られる岡山には、オーダースーツ店が数多くあります。

しかし、どのお店にどのような特徴があるのか、パッと見ではわからないことも多いでしょう。

そこで今回は、岡山のオーダースーツ店でチェックすべきポイントや、詳しいオーダーの流れなどをご紹介します。

1.オーダースーツとは？

まず、オーダースーツの種類、相場、オーダーの具体的な流れをご紹介します。

1-1.オーダースーツの種類

オーダースーツには、次の3種類があります。

• フルオーダー
• イージーオーダー
• パターンオーダー

種類ごとに、価格、納期、補正の範囲などはさまざまです。

以下で詳しい特徴を比べてみましょう。

	パターンオーダー	イージーオーダー	フルオーダー
ゲージ（見本服）	○	○	×
体型補正	△	○	○
仮縫い	×	×	○
価格	安め	中間	高め
納期	早め	中間	遅め

フルオーダーは、その名の通り完全オーダーメイドのスーツです。

スタッフが採寸したサイズをもとに型紙を起こし、仮縫いをしてからスーツの縫製に移ります。

他の2種類より工程が多い点や、採寸から縫製まで手作業でおこなうことから、他のオーダー方法と比較して完成までに時間がかかるのが特徴です。

価格も他の2種類より高めですが、世界に1つしかない、自分の身体にフィットしたスーツを作れるメリットがあります。

イージーオーダーは、ゲージと呼ばれるサンプル服をもとに製作するオーダースーツです。

フルオーダーとは違い1から型紙を起こす工程がないため、オリジナリティはやや低くなります。

しかし、フルオーダーと同じように細かな補正が可能で、身体のくせにもフィットするスーツが作れます。

価格や納期は他の2種類の中間で、予算は抑えつつもできるだけ自身の身体にあったスーツを作りたいという方におすすめです。

パターンオーダーは、3種類のなかで最も身近なオーダースーツです。

いくつかゲージを試着し、そのなかから自分に合う型を探していきます。

他の2種類のように細やかな補正はしませんが、袖丈や裾丈などの基本的なサイズを調整できます。

工場で生産するため納期はスピーディーで、価格も他2種類のオーダーと比較すると安価です。

1-2.オーダースーツの相場

オーダースーツの相場（※）は、オーダーの種類によって異なります。種類ごとの大まかな相場は次のとおりです。

オーダーの種類	相場
パターンオーダー	3万円～6万円
イージーオーダー	5万円～20万円
フルオーダー	20万円～100万円

『洋服の青山』のブランド『Quality Order SHITATE』を例にあげると、1着あたりの平均価格は4万円～5万円になります。

『Quality Order SHITATE』はパターンオーダー専門のため、価格を抑えてオーダースーツを購入する方が多くいらっしゃいます。

ただし、使用生地や利用店舗などによってもオーダースーツの相場は変わってくるので、具体的な価格はスタッフに問い合わせてみましょう。

1-3.オーダースーツのオーダーの流れ

オーダーの流れはオーダースーツの種類によって異なりますが、主な流れはどの店舗でもほぼ共通です。

	パターンオーダー	イージーオーダー	フルオーダー
1 カウンセリング	○	○	○
2 生地選び	○	○	○
3 デザイン選び	○	○	○
4 採寸	○	○	○
5 仮縫い	×	×	○
6 完成	○	○	○

オーダースーツを作る際は、まずカウンセリングをおこないます。

カウンセリングはオーダーの概要を決めるうえで欠かせません。わからないことがあればその都度スタッフに確認しましょう。

何を聞いたらよいかわからない方は、次の5つをイメージしておくと安心です。

• 予算
• 体型の悩み
• 着用シーン
• 好みのデザイン
• 希望するシルエット

カウンセリングの次は、生地やデザインなどを決めていきます。

生地の種類や価格には幅があり、店舗によっては数百種類の生地を用意しているところもあります。

あらかじめ目ぼしい生地を見つけておくと、店舗での生地選びがスムーズにできるでしょう。

生地の種類や人気の生地をのちほどご紹介するので、オーダー初心者の方はぜひ参考にしてみてください。

生地やデザインが決まったら、次はスタッフによる採寸をおこないます。

パターンオーダーは袖丈、裾丈、着丈、ウエストなどを主に採寸し、スーツのサイズを微調整します。

イージーオーダーは細やかな補正をおこなうので、上記以外の採寸も必要です。

フルオーダーは型紙を1から起こすため、採寸箇所はさらに多くなります。

採寸が終わったら、パターンオーダーとイージーオーダーは製作に移りますが、フルオーダーは型紙製作と仮縫いの工程があります。

仮縫いをした型紙を試着し、サイズ感やデザインに問題がなければ本製作に移ります。

2.岡山のオーダースーツ店でのチェックポイント

岡山のオーダースーツ店を選ぶ際は、次の3つをチェックしましょう。

• 生地の種類
• 生地の価格
• モデルの種類

それぞれ詳しくご紹介します。

2-1.オーダースーツの生地の種類

オーダースーツ店選びに悩んだら、生地の種類が豊富な店舗を選ぶのがおすすめです。

生地の種類が多いほうが、自分の好みに合うスーツのシルエット・デザインを見つけやすくなります。

参考までに、オーダースーツによく使われる生地の種類をみていきましょう。

生地ブランド	特徴
カノニコ	イタリアの名門ミル 高品質かつコストパフォーマンスが高い
レダ	イタリアの名門服地メーカー 羊の飼育からすべての工程を徹底管理している
ゼニア	イタリアの生地メーカー 世界最高峰の生地といわれている
ドーメル	フランスの高級ブランド 高級感溢れる豊富なコレクションが魅力
ロロ・ピアーナ	イタリアのテキスタイルブランド 最高級の原料にこだわりセレブに人気
ファビオ	イタリアの生地メーカー トレンド×伝統が得意なマテリアルブランド
コロンボ	イタリアの生地メーカー カシミアやウールなどの天然素材中心
グアベロ	イタリアの老舗生地メーカー 目が細かい高級感のある仕上がり

スーツの生地は種類が豊富で、ブランドによって特徴が異なります。

どの生地にしようか悩む場合は、カウンセリングで専門スタッフに相談してみましょう。

2-2.オーダースーツの生地の価格

オーダースーツは、オーダーの種類だけでなく選ぶ生地によっても価格が異なります。

また、生地の価格は利用する店舗によっても異なる場合があります。

なぜなら、生地の仕入れ価格が店舗ごとに異なるからです。

オーダースーツ店を決めるときは、生地の種類と合わせて価格もチェックしておくと安心です。

2-3.オーダースーツのモデルの種類

オーダースーツのジャケットには、次の2種類のモデルがあります。

• シングルブレスト
• ダブルブレスト

大まかな違いは、ボタンの数と配列です。シングルはボタンが1列に配置されており、ダブルは2列に配置されています。

それぞれのモデルの特徴は次のとおりです。

	シングル	ダブル
ボタンの配列	1列	2列
ボタンの数	2つ（または3つ）	4つ（または6つ）
与える主な印象	スマート スタイリッシュ	フォーマル クラシカル

ボタンが1列にすっきりまとまっているシングルは、スマートかつスタイリッシュな印象に仕上がります。

一方、ボタンの数が多く2列配置のダブルは、必然的に生地に厚みが生まれ、重厚感のあるクラシカルな装いに仕上がります。

スーツといえばシングルを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、近年ダブルスーツの人気も高まってきています。

3.岡山のオーダースーツ店の特徴

繊維の産地として有名な岡山のオーダースーツ店には、どのような特徴があるのでしょうか。

ここからは『Quality Order SHITATE』のデータをもとに詳しい特徴をみていきましょう。

3-1.男女比率

『Quality Order SHITATE』の購入男女比率はメンズが90％、レディースが10％の割合でオーダースーツを購入しています。

男性利用者の割合が圧倒的に多いですが、女性にも少しずつオーダースーツが浸透し始めています。

3-2.岡山のオーダースーツの相場

『Quality Order SHITATE』の相場（※）は次のとおりです。

性別	相場
男性	4万円～5万円
女性	3万円～4万円

『Quality Order SHITATE』はパターンオーダー専門のため、上記の価格相場となっています。

パターンオーダーの相場は4万円前後なので、一般的な価格の範囲内で購入する方が多いようです。

イージーオーダーやフルオーダーを扱う店舗では、これとはまた違う相場となります。

ご自身の用途や予算に合わせ、よりふさわしい種類を選びましょう。

3-3.岡山のオーダースーツの人気生地

オーダースーツで人気の生地を3つご紹介します。

生地選びで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

1位：カノニコ（イタリア）

一流ブランドのカノニコは、コストパフォーマンスのよさが魅力です。

高品質でありながら価格が抑えられている理由は、羊の飼育から生地の生産までを自社でおこなう一貫生産体制にあります。

最新鋭の紡績機械を使って生産した生地は発色がよく、ほどよい光沢感もあります。

なかでもブルー系の発色が美しく、ネイビーカラーの人気が高い生地です。

2位：ゼニア（イタリア）

素材にとことんこだわり抜いたゼニア生地は、世界最高峰の生地と呼ばれています。

通常であれば30万円〜40万円ほどが相場ですが、オーダースーツなら10万円以内で購入できる点も人気の理由。

ウール100％とは思えないなめらかな肌触りで多くのスーツ愛好家を虜にしています。

日本国内ではまだまだ認知度は低めですが、高い質を求めるビジネスパーソンから人気の高い生地です。

3位：ドーメル（フランス）

有名な高級ブランドにも生地を提供するドーメルは、確かな品質と独自性で幅広い層に人気があります。

インポートブランドでありながらビジネス向けの柄も多いため、日本のビジネスパーソンからも支持されています。

イギリスの伝統性とフランス独特のデザイン性を兼ね備えた、ファッショナブルでエレガントな雰囲気の生地です。

3-4.岡山のオーダースーツ店の口コミ

ここからは、オーダースーツを購入した方の口コミをご紹介します。

実際に『Quality Order SHITATE』へ寄せられた口コミをみていきましょう。

①「さまざまな視点からアドバイスをもらった」

どのようなスーツがよいのか悩んでいましたが、とても丁寧に説明と案内をしてくださいました。色味、サイズ、季節感などさまざまな視点からアドバイスを頂けたのがうれしかったです。

②「星がいくつあっても足りないほどよかった」

品揃えからスタッフの対応まで星がいくつあっても足りないほどの良さだった。
スタッフはいわゆる専門家のような方で、スーツを長持ちさせるコツや、実体験などさまざまなことをおっしゃってくださいました。
採寸からなにからすべて丁寧です。
非常に役に立ちます。ぜひここで買いましょう！！

③「ぜひまた利用したいと思う」

結婚式のためにスーツを購入しました。何を買ったらよいか分からなかったのですが、スタッフの方が丁寧に教えてくださいました。ぜひまた利用させてもらおうと思います。

色味、サイズ、用途など、幅広い視点でのアドバイスが好評です。

オーダースーツを作るのが初めてで、何から手をつけたらよいかわからない方も、まずはお気軽にお問合せください。

4.岡山でオーダースーツを作るなら

ここからは、パターンオーダー専門店『Quality Order SHITATE』でおすすめの店舗をご紹介します。

4-1.倉敷総本店

倉敷市は、風情ある景観を楽しめる観光地です。倉敷駅と倉敷総本店の間には、倉敷美観地区や大原美術館などの人気スポットがあります。そうした名所巡りを兼ねて来店されるのもおすすめです。

4-2.岡山大安寺店

県庁や市役所がある行政の中心地、岡山市北区にある店舗です。その一方、丘陵部では白桃、マスカット、ピオーネなどの栽培が盛んで、岡山の豊かな自然も感じられるエリアです。

5.まとめ

オーダースーツは、種類、生地、店舗などによって価格が異なります。

ご自身の着用シーンや予算に合わせ、よりふさわしいオーダースーツをイメージしてみましょう。

岡山でのオーダースーツ店選びで悩んでいる方は、ぜひ今回紹介した内容を参考に、納得できる1着を選んでみてください。