【インターンの服装ってスーツ?私服?】正しい服装選びを詳しく解説!
2022.12.14
この記事の所要時間:約7分
インターンシップに参加するとき、どんな服装が適切なのでしょうか。
企業から「服装自由」や「何も書かれていない」など指定がない場合、学生のみなさんは「スーツを着るべきか?」「私服で行って自分だけ浮いたらどうしよう……」など悩んでしまいますよね。
ここでは、そんな困ったお悩みを解決する、インターンシップに適した服装の選び方について詳しく解説していきます。
1. インターンシップとは
インターンシップとは「学生」が「企業」で実際に働くことができる「職業体験」を指します。
インターンを通じてさまざまな会社を見ることで、その業界や職種への理解を深め、どんな仕事に就きたいのかを考える機会になります。
1-1. インターンシップってなにするの?
実際の職場でインターンシップ(略称:インターン)を実施する企業も多く、会議や営業の同行、販売、PC作業など実務を体験できる内容が一般的です。
企業によっても内容が異なるため、エントリーする際によく確認しておきましょう。
自分に合った企業を見つけるためにも、学生は数社から数十社のインターンに参加しています。
1-2. インターンシップはいつから?
夏季は6月~8月、秋冬季は10月~2月がメインに行われます。
参加するためのエントリーや選考の時期は企業によって異なるため、早めの情報収集が重要です!
人気企業は応募が殺到し高倍率になっていることもあるので、さまざまな企業にエントリーした方がいいでしょう。
1-3. インターンシップでの注意点
インターンシップでは、社会人としてのマナーを守ることが大切です。
挨拶・時間厳守・服装など社会人としてマナーがしっかりしているかどうかで、人柄や常識を判断します。
好感を持ってもらうためにも、振る舞いには注意しましょう。
★チェックポイント
- 遅刻や無断欠勤をしない
- 時間を守る
- 明るく挨拶をする
- 正しい言葉使いで敬語を使う
- 清潔感のある身だしなみを整える
2. インターンシップの服装は何を着ればいいの?
原則、企業から指示がある場合は指示に沿った服装を着ていきましょう。
「スーツでお越しください」と書かれている場合はスーツを着ていけばいいので気楽ですが、「服装自由」や「指定がない」「私服でお越しください」は曖昧でなにを着ればいいか悩んでしまいますよね。
ここでは、選び方のポイントについてご紹介していきます。
2-1. 「服装自由」「指定なし」の場合は、スーツが無難
「自由な服装でお越しください」や「服装について記載がない」ときは、基本的にスーツで参加するのがビジネスマナーとして無難です。
ビジネスの場にふさわしい服装を考えると、スーツを着ていくことが「ハズしていない」服装といえるでしょう。
また、インターンシップは就職活動の一歩目であり、「就活=スーツ」と考えるのが基本になります。
職場の環境により寒暖差を感じる場合があります。
対応できるよう、カーディガンや羽織ものを準備しておくと良いでしょう。
立ち仕事や、移動も想定し、履きなれた靴(シューズ)を履きましょう。
★スーツの着こなし
スーツは、リクルートスーツの着用が好ましいです。
リクルートスーツをまだ購入しておらず、大学の入学式や成人式で買ったスーツしかもっていない場合は、派手な色や奇抜なデザインでなければお持ちのスーツを着用してもOK。
控えめなストライプや、落ち着いた黒やネイビー・グレーなどダークカラーのスーツであれば問題ありません。
シャツは白、靴やカバンはシンプルなデザインの黒を選びましょう。
★サマーインターンでのスーツの着こなし
サマーインターンではクールビズが推奨されている場合もあります。
シャツ+ボトムの服装に、ジャケットを手持ちするのがマナーになります。
メンズスタイルの場合は、ノーネクタイでも構いませんが、もしもの時のためにカバンの中にネクタイを用意しておきましょう。
企業でのクールビズ実施有無については、就活サイトの企業ページや案内メールなどで事前に確認してくださいね。
2-2. 「私服でお越しください」の場合は、オフィスカジュアルが望ましい
インターンシップにおける「私服」とは、普段、友人と遊びに行くような恰好とは少し異なります。
「私服=オフィスカジュアル」と認識しましょう。
★オフィスカジュアルの着こなし
オフィスカジュアルとは、ビジネスシーンにふさわしいスーツより少し崩した服装を指します。明確な定義がないため、どこまで着崩していいかという線引きは企業によって異なりますが、
スーツほどカチッとしなくてもいいけれど、きちんとした清潔感のあるシンプルな装いを心掛けてください。
★メンズスタイル
ジャケット + 襟付きシャツ + パンツが定番スタイル
- ジャケットは、黒やネイビー・グレーなど落ち着いた色
- シャツは、襟付きで清潔感のある白やブルー
- パンツはデニムやスエットなどカジュアルな素材はNG、細身のキレイ目なパンツ
- 綺麗めなスニーカーやレザーシューズを合わせましょう
- カバンはA4サイズの資料が入るシンプルなデザインのもの
★レディーススタイル
ジャケット + トップス + スカート or パンツが定番スタイル
- ジャケットは、黒やネイビー・グレーなど落ち着いた色
- トップスは襟付きのブラウスでも、カットソーでもどちらでもOK
柔らかい印象を与えるパステルカラーがおすすめ - ボトムもスカートでも、パンツでもどちらも好きな方でOK
スカートの場合、膝丈の長さを選びましょう - サンダルやミュールはNGです
移動や作業を考え、ローヒールやフラットシューズでも問題ありません - カバンはA4サイズの資料が入るシンプルなデザインのもの
★オフィスカジュアルの着こなし(夏)
夏に開催されるサマーインターンであれば、無理にジャケットを着用しなくても構いません。
基本のインターンの服装にジャケットなしでもOKです。
カーディガンを羽織るなど露出を控えた服装を心掛けてください。
靴(シューズ)は履きなれたものを用意しましょう。
★オフィスカジュアルのNG例
インターンにふさわしい服装とは、お洒落よりも清潔感のある装いです。
自分の好きな服を着るよりも、相手に不快に思われないか、ビジネスシーンに適した服装かということを考えましょう。
基本的に派手な色や華美な装飾、カジュアルテイストのものはNGです。
以下の装いは避けてくださいね。
カジュアルな服装
ジーンズなどデニム素材
ハーフパンツ
スウェット
露出度の高い服装
ミニスカート
ショートパンツ
ノースリーブ
オフショルダー
ビジネスシーンにふさわしくない靴
ビーチサンダル
ミュール
ピンヒール
スニーカー
ブーツ
3. まとめ
いかがでしたか?
インターンシップの服装に迷ったら……
- 「指定なし」「服装自由」➔ スーツ
- 「私服でお越しください」➔ オフィスカジュアル
と、覚えておきましょう。
当日になって慌てることがないよう、事前に何を着ていくかチェックしておくと安心ですよ。