【レディース】フレアパンツとは?魅力やおすすめコーディネートを解説
2022.12.02
この記事の所要時間:約7分
コーディネートに取り入れるだけでスタイルアップ効果が期待でき、オンオフ問わず幅広く使えるフレアパンツ。
しかし、過去にトレンドとなったブーツカットやベルボトムと同じ分類であることから、「取り入れたいけどレトロに見えてしまわないか心配…」とためらう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、フレアパンツについて徹底解説!
旬の着こなしを実現するためのポイントやおすすめコーディネートもご紹介します。
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1. フレアパンツとは
フレアパンツとは、膝から裾にかけて幅が広くなっていくシルエットパンツの総称です。
膝下を長く見せる「スタイルアップ効果」が期待できるうえ、履くだけで「旬な着こなし」を叶えられることから、近年注目されているトレンドボトムスの1つでもあります。
「膝から裾にかけて幅が広くなっていくシルエット」といえば、1970年代前半にトレンドとなったブーツカットやベルボトムをイメージする方も多いのではないでしょうか。
たしかに、ブーツカットやベルボトムもフレアパンツの一種に分類されます。
しかし、ひと口にフレアパンツといっても、フレア具合、ウエストの位置、丈感、素材はさまざま。
「脚長効果を期待したのに脚が短く見える」「旬な着こなしをするつもりがレトロ過ぎる雰囲気になってしまった」など、思わぬ失敗をしないためにも、選び方のポイントを押さえておきましょう。
2. フレアパンツと他のパンツの違い
そもそも、フレアパンツと他のパンツには具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
ワイドパンツ、テーパードパンツ、ストレートパンツと比べてみます。
2-1. ワイドパンツ
ワイドパンツとは、全体的に幅が広く、ゆったりとしたシルエットのパンツの総称です。
近年トレンドアイテムとして取り上げられているガウチョパンツ、バギーパンツ、スカーチョ、スカンツなどもワイドパンツに分類されます。
フレアパンツに比べると下半身全体がゆったりと設計されているのが特徴です。そのため、体型をカバーしながら着用できます。
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2-2. テーパードパンツ
テーパードパンツとは、腰回りから裾に向かって次第に細くなっていくパンツのことです。
身体のラインにフィットした細身のシルエットでありながら腰回りや太ももには適度にゆとりがあり、どのような体型の方でも履きやすいのが特徴です。
美脚効果が期待できるうえ上品な印象を与えることから、オフィスコーディネートでの出番も多いアイテムの1つです。
テーパードパンツについては以下の記事でも詳しく解説しています。
関連記事:【レディース】テーパードパンツとは?着こなしや選び方のポイント、おすすめコーディネートについて
2-3. ストレートパンツ
ストレートパンツとは、膝から裾まで直線ラインでデザインされたパンツの総称です。
ストンとした落ち感が特徴で、脚のラインをカバーしながら着用できます。
一方、ひと口にストレートパンツといっても選ぶ「太さ」によって与える印象は大きく異なります。
太めのシルエットを選べば体型カバー効果が得られカジュアルな印象に。
やや細めのシルエットを選べば美脚効果を高め、ジャケットとも合わせやすいきれい目な印象で着こなすことが可能です。
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3. フレアパンツの魅力
フレアパンツには、テーパードパンツやストレートパンツにはないさまざまな魅力があります。
具体的にご紹介します。
3-1. スタイルアップ効果がある
フレアパンツを着用すると、スタイルアップ効果が期待できます。
ただし、「履くだけで簡単にスタイルアップが可能」というわけではなく、デザインによっては、一歩間違えれば脚長効果どころか脚が短く見えてしまうこともあります。
アイテム選びの際には以下のポイントを確認しましょう。
①ウエストの位置が高いデザインを選ぶ
スタイルアップ効果を大いに発揮できるため、ウエストの位置はハイウエストがおすすめです。
ハイウエストが苦手な場合はジャストで合わせトップスをタックインするなど、腰の位置を高く見せる工夫を取り入れましょう。
②センタープレス入りならさらにスタイルアップ
センタープレスの入ったフレアパンツを選べば脚線をさらにスラッと見せられ、スタイルアップ。
きちんと感を強調しつつ上品な印象を与えられるため、オフィスコーデにも適しています。
③合わせるトップスはコンパクトに
前述のとおり、フレアパンツはウエストの位置を高く見せる着こなしがスタイルアップのポイントです。
合わせるトップスはコンパクトなものを選び、着丈が長いものはタックインをおすすめします。
3-2. いろいろなシーンで着用できる
オフィスカジュアルからタウンスタイルまで、オンオフ問わず幅広く着回せるのも、フレアパンツの魅力の1つです。
しかし、過去に一世を風靡したブーツカットやベルボトムなどと同じカテゴリに分類されるため、一歩間違えるとレトロ過ぎる印象になってしまいます。
着回し力の高い一着を選ぶなら、フレア具合と丈感に注意が必要です。
フレア具合
シーンを問わず使いやすい一着を選ぶなら、裾が広がりすぎない「セミフレア」を選ぶのがおすすめです。
控えめなセミフレアのパンツならレトロ過ぎる印象を与えることなく、普段のパンツコーデにトレンドと女性らしさを加えられます。
丈感
着回し力の高い一着を選ぶなら、足首が隠れるくらいの丈感を選ぶのがおすすめです。
フレアパンツの丈感は長すぎると70年代を思わせレトロ過ぎる印象に。
短すぎると脚を短く見せてしまう危険性があるため注意が必要です。
4. フレアパンツを選ぶ際のポイント
ひと口にフレアパンツといっても、その種類は実にさまざま。
選び方を間違えると、思うようなシルエットや脚長効果が得られない場合もあります。
では、どのようなポイントに注意して選べばよいのでしょうか。
4-1. フレアの位置
トレンド要素の強いフレアパンツですが、「フレアの位置」を意識するとTPOを問わず着用しやすいアイテムになります。
オフィスコーディネートやいつものパンツスタイルに取り入れるなら、フレアに切り替わる位置を気にするとよいでしょう。
フレアの位置が低めの場合、控えめな印象を与え、上品な着こなしができます。
一方、フレアに切り替わる位置が高いデザインを選ぶとファッショナブルな印象になります。
4-2. 生地の素材
一年を通して着用できるデザインのフレアパンツ。
だからこそ、TPOや季節に合った素材を選択することが重要です。
たとえば春夏シーズンなら、涼しげなリネン素材やシャリ感のある生地を選ぶと爽やかな印象に。
オフィスコーディネートに取り入れるならハリ感のある素材にセンタープレスがあしらわれたものを選ぶことでTPOに応じた着こなしが可能です。
5. フレアパンツを使った着用シーン別おすすめコーディネート
ここからは、フレアパンツを使ったシーン別コーディネートをご紹介します。
5-1. フレアパンツ(オフィスカジュアル)
控えめに裾が広がるセミフレアパンツを選べば、オフィスコーディネートにも相性抜群。
このコーディネートではオレンジのインナーに補色のブルーを併せることで立体感を演出しています。
また、ハリ感のある素材にセンタープレスがあしらわれていることで、より上品かつフォーマルな印象を与えます。
5-2. フレアパンツ(モノクロ)
かっちり感の強いモノクロコーディネートには、控えめに裾が広がるセミフレアパンツを合わせてしなやかさと柔らかさをプラス。
ホワイトのスタンドカラーのシャツがフォーマルのなかに柔らかさを与えています。
きちんとした印象はそのままにさりげなくトレンドをおさえたコーディネートです。
6. まとめ
トレンド要素の強いフレアパンツは、「取り入れたいけれど一歩が踏み出せなかった」という方も多いはず。
しかし、今回ご紹介した要点さえしっかり押さえておけば心配はいりません。
日々のコーディネートにトレンドを取り入れ、スタイルアップを叶えてみてはいかがでしょうか。