入学式のスーツは黒がおすすめ!失敗しない着こなし方とコーデも紹介

2025.01.21

リクルート

この記事の所要時間:約9分

大学の入学式は、大学生として新しいスタートを切る大切な式典です。大人への第一歩という気持ちが芽生える時期でもあるため、きちんとした服装で入学式に出席したいと考える方も多いでしょう。

しかし「入学式にふさわしいのはどのようなスーツ?」「どのようなコーディネートにすればおしゃれに見える?」などと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

本記事では、入学式にふさわしいスーツの選び方やおすすめのコーディネートについて解説します。ぜひ最後までお読みいただき、自信を持って入学式に臨んでください。

1. 入学式にふさわしいスーツは【黒】

大学の入学式にふさわしいスーツは「黒」です。理由は次の2点です。

入学式は厳粛な式典であり、フォーマルな服装が求められる
黒やダークカラーは格式高く、落ち着いた印象を与える

黒は落ち着きと大人っぽさを兼ね備えた色であり、周りの方にしっかりとした印象を与えられます。

また、黒のスーツは結婚式や法事・アルバイトの面接など、さまざまなシーンで着用できるため便利です。黒はどのような色とも合わせやすいので、ワイシャツやネクタイとのコーディネートに困ることも少ないでしょう。

黒以外の色を選びたい場合は、濃いネイビーダークグレーなどのダークカラーを選ぶのがおすすめです。黒と同じように落ち着いた雰囲気を出せるでしょう。

2. 入学式におすすめのスーツの選び方

大学の入学式に適したスーツを選ぶためには、3つのポイントを意識するのがよいでしょう。ひとつずつ詳しく解説していきます。

2-1. 色

同僚や友人としてダークスーツを着用する場合

入学式のスーツの色は、黒・ネイビー・ダークグレーが一般的です。これらの3色はビジネスシーンにも適しており、面接やインターンシップなどでも着用できます。

スーツの色特徴
● フォーマルで、大人っぽさや落ち着いた雰囲気の色
● 細く見える効果も期待できる
ネイビー● 白のワイシャツとの相性がよい
● 爽やかで誠実な印象を与えられ
ダークグレー ● 落ち着きのある色
● 白のワイシャツと合わせると知的な雰囲気

入学式のスーツに、黒・ネイビー・ダークグレーを選ぶことで、フォーマルでありながらも印象よく保てます。

2-2. 柄

柄は「無地」

入学式のスーツの柄は、無地もしくは遠目に見て無地に見える柄(ストライプ・チェック)がおすすめです。

スーツの柄特徴
無地● フォーマルな場面できちんとした印象を与えられる
ストライプ● 知的で落ち着いた印象を与えられる
● スタイルをスラリと見せる効果がある
チェック柄● 華やかさと親しみやすさを兼ね備えた柄
● さりげないおしゃれを楽しみたい方や、
成人式のような特別な場面に最適

無地や控えめな柄を選ぶと、品のある印象を保ちながら、さりげなく個性を演出できます。

2-3. サイズ

ジャストサイズを意識する

スーツを選ぶ際に重要なのはサイズ感です。大きすぎるスーツはだらしなく、小さすぎるスーツは窮屈に見えてしまうため、自分の身体にフィットするものを選びましょう。

サイズ感をチェックするポイントは、次の5つです。

肩幅肩の端を2cmほどつまめる余裕がある
ウエスト手のひらが入る余裕がある
着丈ヒップが3分の2ほど隠れる長さ
袖丈ジャケットの袖からシャツが1~1.5cmほど見える長さ
裾丈革靴の甲に裾が少しかかる長さ

身体にフィットしたスーツを選ぶには正確な採寸が欠かせません。既製品ではむずかしい場合、オーダースーツを検討するのもひとつの手段です。オーダースーツなら自分の体型に合わせて調整でき、体型カバーしつつもきちんとした印象を演出できます。

3. 入学式にふさわしいシャツや小物の選び方

スーツの選び方がわかったら、次はシャツやネクタイなどの小物にも目を向けましょう。これらのアイテムは、きちんとした印象を与えるために重要な役割を果たします。

コーディネートのポイントとなる7つのアイテムについて、選び方を紹介します。

3-1. シャツ

ワイシャツ

入学式のシャツの色は白や淡いブルー・グレーなどのシンプルで落ち着いた色がおすすめです。これらの色は清潔感を強調しつつ、スーツやネクタイとの相性がよいため、入学式に最適です。

襟の形はレギュラーカラーかワイドカラーを選びましょう。どちらもフォーマルな印象を与えるため、第一印象が大切な入学式に適しています。また、ネクタイとのバランスが取りやすい点も特徴です。

シャツのサイズはジャストサイズを選ぶことで、すっきり着こなせるでしょう。

3-2. ネクタイ

ネクタイ

入学式のネクタイの色はネイビーやブルー・ボルドーなどが選ばれることが多いです。また、柄は無地・ストライプ・ドットがおすすめです。色と柄の組み合わせ次第で、清潔感や落ち着きを演出し、フォーマルな場にふさわしい雰囲気を作れます。

例えば、無地のスーツにはストライプ柄のネクタイを選ぶことで、スーツやシャツとのバランスを考慮するとすっきり着こなせます。

おしゃれに着こなしたい場合は、華やかなピンク系のネクタイやドット柄を取り入れてもよいでしょう。入学式にふさわしいネクタイを選ぶと、より洗練された印象を与えられます。

3-3. シューズ

入学式には、ブラックの革靴がよく選ばれます。特に、ストレートチップ(つま先に横一線のデザインが入ったタイプ)がおすすめです。

また、シューズは紐つきデザインを選びましょう。紐がないシューズはカジュアル感が強いため、フォーマルな場面では避けたほうが無難です。

黒の紐つき革靴は、入学式だけでなく、就活や冠婚葬祭でも活用できます。一足持っておくと重宝するでしょう。

3-4. 靴下

【結婚式での靴下選びのポイント】失敗しないための注意点!

入学式で着用する靴下は、スーツの色に合わせるとバランスがよく見えます。例えば、黒のスーツには黒の靴下、濃いネイビーのスーツには黒や濃いネイビーの靴下を選ぶと全体の統一感が保たれます。

白の靴下や、くるぶし丈の靴下はカジュアルな印象を与えるため、入学式では控えるのが無難です。

また、座ったときに肌が見えないよう、ふくらはぎまで隠れる長さの靴下を選ぶことで、フォーマルな印象を損ないません。

3-5.ベルト

ネイビースーツに合う革靴・シューズ

スーツを着る際は、シューズとベルトの色を揃えると統一感が生まれ、スーツ全体が引き締まった印象になります。例えば、黒の革靴を履く場合は、黒のベルトを選びましょう。

一貫したコーディネートを心がけると、入学式のような改まった場に適した上品な装いが完成します。

3-6. バッグ

横に収納できるトートバッグ

入学式には、黒のブリーフケースがおすすめです。黒は格式高い場にふさわしく、どのスーツにも合わせやすいという利点があります。また、A4サイズのファイルが入る大きさを選ぶと。書類を折らずに持ち運べます。

さらに、底鋲付きのデザインはバッグを地面から守り傷みを防ぐ効果があるため、長く使用できるでしょう。

黒のブリーフケースは、入学式だけでなく、就職活動やインターンにも使えるため、1つ持っておくと重宝します。

3-7.アクセサリー

シルバーのポケットチーフ
カフリンクス

入学式のスーツにアクセントを加えるならポケットチーフやカフスがおすすめです。

ポケットチーフは胸元のポケットに差し込むだけで、スーツ全体に品格と華やかさをプラスします。ネクタイと同系色のポケットチーフを選ぶと、より統一感のあるコーディネートになるでしょう。

カフスはシャツの袖口を留めるための小物で、細部にまで気を配った印象を与えます。シルバーのシンプルなデザインは入学式に最適で、洗練されたスタイルを完成させられます。

4. 入学式におすすめのスーツコーディネート3選

ここからは、黒・ネイビー・グレーのスーツを基調にした、入学式におすすめのコーディネートを紹介します。

4-1. 黒スーツのコーディネート

全身を落ち着いたトーンでまとめたコーディネートです。白のワイシャツにブルーのネクタイを合わせた王道の組み合わせで、ネクタイに入ったストライプがアクセントになっています。

このようなバランスの取れたスタイリングは、入学式でも自信を持って臨める安心感を与えてくれます。

4-2. ネイビースーツのコーディネート

ネイビースーツにベストを着用した、爽やかで上品なコーディネートです。スーツ・ネクタイ・ベストをネイビーでまとめることで、統一感のあるコーディネートに仕上がっています。

さらに、控えめな小紋柄ネクタイを加えることで、こなれ感を演出しています。入学式でも個性をさりげなく表現できるでしょう。

4-3. グレースーツのコーディネート

グレーストライプのスーツに淡いブルーのシャツを合わせた、落ち着きのある洗練されたコーディネートです。

全体的に明るさを抑えつつ、顔回りに小紋柄を取り入れることで、さりげないこなれ感を演出しています。落ち着きと上品さを兼ね備えており、幅広いシーンで活躍します。

5. 入学式のスーツを用意する時期

スーツ選びのポイントと注意点

入学式のスーツは、2月〜3月上旬に用意しておくのがおすすめです。理由は次の2点です。

裾上げの補正に時間がかかる
オーダースーツの場合、混みあうと1ヵ月以上かかる場合がある

入学式用のスーツは1月末頃から店頭に並び始め、2月〜3月は品揃えが豊富なため、自分に合ったデザインやサイズを選びやすい時期です。また、試着や裾上げの調整にも十分な時間を確保できます。

一方、3月中旬以降になると混雑がピークとなり、希望のスーツが売り切れることや、補正に時間がかかるケースが増えます。そのため、遅くとも3月上旬までの購入がよいでしょう。

オーダースーツを購入する場合は、スーツが完成するまでに通常1ヵ月程度の時間が必要です。2月中旬までに購入すると安心でしょう。

6. まとめ

成人式

この記事では、入学式にふさわしいスーツの選び方やおすすめのコーディネートについて解説しました。

入学式には黒のスーツがおすすめです。お祝いの式典であるため、黒やネイビーなどのダークカラーのスーツがふさわしいとされています。ダークカラーは清潔感と品格を兼ね備えた印象を与えるでしょう。

さらに、シャツやネクタイ・シューズなどの小物の選び方やコーディネート次第で、より洗練された印象を演出できます。

本記事を参考に、入学式にふさわしいスーツとコーディネートを選び、自信を持って新しいスタートを迎えてください。

入学式に向けたスーツ選びを検討されている方は、こちらをご覧ください。

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